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リストラーズ「時代」について語ってみる
もはや実家である
私がリストラーズにハマって最も再生しているのはこの動画だ。
どれだけ他のリストラーズ動画を観ても、最後にはここに還ってくる。
この1か月で少なく見積もっても100回は聴いているだろう。
誇張でも何でもなく、ガチで。
通勤中に延々とリピートする日もある。
もはや実家である。
観てヨシ、聴くだけでもヨシ。
眼精疲労MAXで動画視聴が辛い時でも延々と『聴いて』いた。
異常な程の中毒性があると感じるのは、きっと疲れているからだろう。
しかし、そんな時だからこそ必要な心の拠り所がこの動画なのである。
この曲のリードボーカルは『めっちゃ踊ってた甘い声の人』、加藤氏だ。
甘く柔らかいその声は、特に疲れた心に染み入るだろう。
限界突破の心と身体に、加藤さんの柔らかく優しい、でも力強い歌声が染みる。
— 🦐侑梨🦞 (@yuuri_bst) October 13, 2023
瞳を閉じて、心地よい音の海に背中を預ける。
気分はおでんのがんもどき(謎
【在宅勤務】時代(中島みゆき)byリストラーズ https://t.co/lpeGTJv2tQ @YouTubeより
最後の一文が我ながら『疲れてるな』と思う。
しかし、本当にこんな気分だったのだ。
頭を空っぽにして、この音の海に沈む時間は間違いなく『癒し』だ。
何故、この曲はこんなにも染みるのか
最初に気付いたのは、加藤氏のボーカル音声だ。
おそらく最低限の編集しかしていないのだろう、加藤氏の息遣いがそのまま残っている。
その生々しさはまるで『目の前で自分の為だけに歌ってくれている』のではないか、という錯覚にすら陥る。
そして、散々『甘い甘い』と言っている加藤氏の声だが、甘さだけではなくしっかりとした力強さもある。
包み込むだけではなく、ちゃんと背中を押してくれるのだ。
ついつい加藤氏の美声に意識が向きがちだが、落ち着いたらそれを支えるコーラス達にも意識を向けてみて欲しい。
こちらの記事でも書いているが、加藤氏の歌声を支えるコーラスの包容力も半端ない。
このままずっと沈んでいたいと思える『音の海』だ。
あれ?そういえば・・・?
ライブ動画を観慣れている方はどうか分からないが、在宅勤務動画をメインで観ていた私はちょっとした違和感を感じた。
加藤氏がボーカルを務める動画は他にもあるが、ここまで感情が乗っている姿を曝け出している動画は無いのでは・・・?と。
私の中の加藤氏のイメージは『基本スン顔で動きも控えめ』だった。
ライブ動画やリサイタル動画を観ると華麗に動いているのだが、在宅勤務動画に関しては控えめなイメージだったのだ。
しかしこの動画では自然体に近いであろう加藤氏の姿を観る事が出来る。
やっぱり実家である
『包容力』と『生々しさ』、それがこの動画の魅力なのかもしれない。
やっぱりここは実家ではないだろうか。
安心感や飾る必要のない気楽さ。
時々帰りたくなる場所。
多くの人にとって、実家とはそういう場所だろう。
私にとってはここが、そういう場所の1つになったのだろう。
時は巡り、アカペラ譜動画公開
https://www.youtube.com/watch?v=gK_mhmTwkbI
2024/03/22追記。
とうとう公開された。
包容力の権化と言っても過言ではない、アカペラ譜動画が。
音楽についての知識はほぼほぼ無い私だが、この曲を初めて聴いた時から感じていた『ヤバいコーラス(語彙力無)』の実態とは。
大して楽譜が読める訳でもない私の感想は『総力戦っ!!!』だ。
すべての楽曲において総力戦なのは当たり前なのだが、特に総力戦感が強いと思った。
その要因は何なのか?
多くの楽曲は「ボーカル」「コーラス」「リズム隊」という構図だと思っているが、この曲は「ボーカル」「コーラス」「ボイスパーカッション」なのではないか?
大西氏のベースがコーラスもしくはボーカルに近い所に居る事が多いように感じる。
それがこの曲の厚みを大きくしているのではないだろうか?
・・・という素人感想である。
とにもかくにも、特にこのアカペラ譜動画は是非ともヘッドフォンでじっくり聴いていただきたい。