毎日手書きで自分のために書いていた日記を、電子化し、公開することにした。12/23はもう、祝日ではない。

ゴールドシアター最終公演「水の駅」を観に行く。将来の野望のための勉強として。これまでの歩みの展示もやっていて、じっくりと観た。

蜷川幸雄という一人の天才が始め、亡くなるとともに衰退していき、コロナ禍が決定打となり、終わる。

プロを目指す高齢者が演じる演劇というシステム自体はいつまでも続けようと思えば続くのでは、と想像しつつ、しかし、蜷川さんへの信頼で繋がっていた集団なのだろうから、システムを続けてしまえば、蜷川さんの幻影を追うばかりで、かえってその不在が虚しくなるだろう、とも思う。

「今さいたま芸術劇場いますか?」と声をかけてくれて、ぱちぱちのまおすけと30分くらいお茶。「会えてよかったね」と、オンラインでは得られない温かみを感じながら、別れた。

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