見出し画像

20世紀末、ローマから旅の良さが1つ消えたと感じた話

時は世紀末…
って変な書き出しですが…😅

ひとり旅は私にとって
旅先で苦労することは織り込み済みで
言語、文化、習慣などの違いのため、
苦労する事が楽しかったり
後に忘れられない想い出となることが
ひとり旅の良さの1つと思っています😁

そんな私が初めてローマを訪れたのは
2000年の夏でした。

コロッセオ、フォロ・ロマーノ
パンテオン、スペイン広場、
サン・ピエトロ、トレヴィの泉、
真実の口…
私あまり時間をかけずに回るので
特に急いだわけでもないですが
地下鉄と徒歩で
1日で回れちゃったと記憶してます🙆

その日の夜
ローマの街で
パスタとワインでも…と
日暮れの街を歩いてますと
片言の日本語が…
『オニサン、バンゴハン、マダ?』
へっ?😓
高身長でブロンド青目のイケメンが
『バンゴハン、タベタ?ヤスイヨ』
はぁ?😓
この店も、あの店も……

一気に旅の高揚感が消えていくのが
自分で分かりましたね…😞
リゾートやアジアの下町ならまだしも
歴史や文化を堪能出来る
ローマの街並みから
バチコリイケメンイタリア人の話す
カタコトの日本語が
聞こえてくるとね…😞ゲンナリ

決して彼のせいでも
誰のせいでもありませんが、
実はこの時、サッカー選手の
中田英寿さんがセリエAの
ローマに居られたことで
一気に日本人のサッカー観戦ツアーが
激増し
それに対応すべく
ローマの(安価な)飲食店や
お土産屋さんなどがこぞって
日本語を勉強したのだとか…😅

彼らの努力に対して
どうこうありませんが
異国の地でその空気に
酔いしれるタイプの私にとっては
ムード台無し、雰囲気丸つぶれ😞
と、なってしまいました😞ペショ

どの国でも大都市では
あるあるではあるものの
ローマは例外であって欲しかった…😭


ただ、その20年後に仕事で
ローマを訪れた時には
全く片言の日本語は
聞こえてきませんでしたので
一時的なものだったのかも
知れません😊
今度はゆっくりと昔を思い出しながら
プライベートで行きたい街です😋

おしまい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?