見出し画像

タイ バンコクで感じた文化の違いで心を痛めた話

1990年代後半😅
私が初めてタイの首都バンコクへ
ひとり旅した時のお話し

街には背の高いビルが建ち並び
当時日本でも普及し始めて
間もない携帯電話を片手に
颯爽と歩くビジネスマンも
ちらほら見受けられましたが、
少し歩いて街の中心から離れると
そこは途上国宜しく
とても衛生的に良いとは言えない
マーケットや屋台が並び
いろんな意味で不安を感じなからも
沢山の人でごったがえすその風景が
バンコクへ来たんだなと
私の気持ちをグッと上げてくれました🙆

その人混みの中、前を歩く列が
急に何かを避けるような動きを
したと思うと、信じられない
光景が目に飛び込んで来た…😨

服装というか着ているものは
真っ黒に汚れていて
地面を這うように動く人…
両手両足が途中から無いように
見える…
口に空き缶を咥えて
缶の中には少しお金が入ってる…
そう、物乞いです。

当時、日本でも物乞いは
居ましたし、それほど
珍しくもありませんでしたが、
身体に障害を持つ方が
物乞いをしている姿には
めちゃくちゃ動揺しました😓

その後も街を散策するなかで
何人もの物乞いを見かけましたが
片足が無い方や
目が見えませんと書いた札を
首から下げてる方など…

更にもっとも多かったのは
子供の物乞いたちです。

カルチャーショックを通り過ぎ
怒りをおぼえました😠
この国の福祉はどうなっとんのや😡

私は
こと福祉や生活保護については
とても恵まれいる国に生まれたのだと
感じる出来事でした😄
(一部過保護とも言われてるが…)

英語の出来るお土産屋さんの
スタッフに子供の物乞いが多い
話をすると、あれは元締めの大人が居て
孤児を集めて物乞いさせてるから
お金を入れてはダメだと
言われました…😨ヒデー
これも世知辛いと表現して良いものか?

私、街の中心から歩いて
10分ほどの毎日数分間の停電を繰り返す
安ホテルに滞在しておりましたが、
初日の散策で近くのデパートの本屋に
日本の1日遅れの新聞が
売られているのを見つけてましたので
毎朝それを買いに行くのが日課
となってました…😊
その道中大きな歩道橋を渡るのですが
そこに毎日同じ女の子が
物乞いとして座って居るのです😓
見た感じ6歳か7歳か
わかりませんが…
ござも敷かずに正座して
空き缶1つを前に置き
人が居ても居なくても
両手を胸の前で合わせて
お辞儀するを延々繰り返す…
心が痛い…
でも、お金を入れても
元締めの大人に獲られるだけ…

バンコク滞在最終日となり
私は手元に残っていた
タイのお金全てを
彼女の空き缶に入れました。
日本円にして3000円程度
だったと思いますが…
彼女は私の目を見て
何か言いましたが
タイの言葉はわかりません😅
「ほんとに良いの?」か「こんなに沢山」
なのか?…
たとえ
元締めに獲られたとしても
沢山持って帰った褒美として
いつもより豪華な食事を
与えて貰えてればいいな…
新しい服を買って貰えてれば…

あれから30年近く経ちましたが
バンコクはどんな街に
なってますかね?🌸

おしまい





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?