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詩人の聲 北へ!無事終了しました。

昨晩、遅くに飯塚に帰宅しました。

詩人の聲 北へ!
7月18日 置戸町立図書館
19日 積読舎(北見市)
20日 コーヒー・フレンド(帯広)

まずは感想から申し上げます。
北海道までの遠征、
場所を変えての連続公演、
普段の1時間公演を20分(持ち時間)に纏めることの難しさ、
「しっかり準備をしてくること」が逆にパフォーマンスの自由性を奪うことに気づいた衝撃!
そして子連れで公演を行うことの感覚の戸惑い
等、

非常に学ぶべきことの多い、多すぎる一週間でした。
普段の1時間の感覚と、
国際詩祭で経験した詩一編公演の感覚と、
一回2、30分の感覚とではこうも違うものでしょうか。

ほんの数年前までは、わたくし自身が「聲」を発していると疑っておりませんでしたが、
最近、「聲」が「コエ」という生き物となり、自らの意思を持って手名付けることが本当に難しいアバレウマになると感じています。

あぁ本当に「詩人」は役者の芝居や朗読家とは違うのだなとヒシヒシ感じます。
特にゴットン節はまた違う。そこに他者の魂が入ってくるから。

詩人田川紀久雄さんに「詩と唄とコエ」が助け合うような聲を、と度々アドバイスくださっていた意味の横顔が見えてきました。
「詩と唄とコエ」さらには「場」の力とも共生して聲を撃つことが聲で空間を作るということ。

これに気づかせていただいた、北海道という大地にも感謝申し上げます。次回は北海道の炭坑にも足を運びたいな。

(ビッキの作品…見ることができました…!)

✴︎

そして何よりも、旅で出会いました皆様に心より感謝を申し上げます。

共に聲を撃った天童さん、照井さん、晶ちゃん
北海道にて全く初めてお会いした方々、
FB上でのみお付き合い頂いていた方々との初対面
主催者の阿吽塾の金石稔さんご夫妻、
置戸の彫刻家で詩人鈴木順三郎さん、
思いがけず、わたくしの息子を預かって下さった金石さんのご友人の方、
そんな方々と別れ「さびじい」と飛行機内で泣く息子をフォローして下さったCAの方、
移動中の際に道すがら聲をかけてくださった方々のご親切、
帰り途中、息子に生まれた場所を見せたいと一泊した名古屋にて、なぜか爪が剥げていたわたしに絆創膏をくださったお店の方、
新幹線が脱線し、鮨詰めの車内でひたすらわたしの息子に扇子を仰いでくださったご婦人、

などなど本当に全国様々な方々に多大のご協力とご親切を賜りました。
感謝してもしきれません。

本当に本当にありがとうございました。

人に生かされ、表現に生かされ、聲に生かされ、
サマザマなモノのあひなかで、他でもない自分自身と共に生きていきたいと感じております。

ありがとうございました。 

友理 拝

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