声優から入るヒプノシスマイク【#3】
音楽原作キャラクターラッププロジェクト
『ヒプノシスマイク』
(通称『ヒプマイ』)
2017年の開始当初は楽曲とドラマトラックのみのコンテンツでしたが、現在はコミック、アニメ、舞台など多角的にコンテンツを展開。
ライブは回数を重ねるごとに注目度が高まっています。
そんなヒプマイの魅力を声優から掘り下げるシリーズの第3回。
第3回はシブヤディビジョン
『Fling Posse』の三人です。
まずはリーダー
飴村乱数(あめむら・らむだ)24歳
職業はファッションデザイナー。ピンク色の髪で、成人男性というより美少年か美少女のように見える。常に可愛らしい声と態度で愛想を振り撒き、女性に超モテるが、本性は腹黒い。
正体は、中央区(権力側)に産み出されたクローン人間で、生命維持に必要な飴のために中央区に従っている。しかし、実は誰よりも中央区を憎んでいる。
元『The Dirty Dawg』(TDD)のメンバー。
演じるのは白井悠介さん
長野県出身の35歳。2015年にアイドルキャラで初の主要キャラを演じて以降、アイドル系の役が多く、『アイドリッシュセブン』や『アイドルマスターsideM』でも主要キャラを演じており、歌唱力にも定評がある。
ちなみに演じている本人には、アイドル要素よりも、クセすごの変態要素の方が強い(褒めてる)。
緑色をこよなく愛し、自身のファッションブランド『MIDORI』も展開。
性格も口調も声の高低も変化の激しい、難しいキャラである乱数を演じきる確かな演技力がある。
次に
夢野幻太郎(ゆめの・げんたろう)24歳
職業は作家。嘘をつくのが得意で、信憑性のある嘘から、おふざけの嘘まで、いろんな嘘をついて相手をからかう。
嘘をついているときや何かを演じているときは様々な一人称を使い分ける。基本の一人称は小生(しょうせい)。
常に飄々としていて心の奥深くを見せない。実は、兄が中央区によって寝たきりになっており、復讐を誓っているというシリアスな背景を持つ。
演じるのは斉藤壮馬さん
山梨県生まれの30歳。ヒプマイ声優の中でもトップクラスの売れっ子声優で、特にここ数年は主演や主要キャラ多数。アーティスト活動も積極的で、本人名義のアルバムなども出している。女性人気も高い。
大学は早稲田の文学部で、ガチの読書好き。読書に関する連載や仕事も多いらしい。
次は
有栖川帝統(ありすがわ・だいす)20歳
その日暮らしのギャンブラーで、大事なこともサイコロで決めるようなギャンブル狂。命を懸けたギャンブルには強いが、お金を賭けたギャンブルには弱い。
中央区のトップである総理大臣、東方天乙統女(とうほうてん・おとめ)の息子だが、周囲に公表していない。母親とは複雑な関係らしい。
演じるのは
野津山幸宏(のづや・まゆきひろ)さん
大阪生まれの24歳。2017年デビューで、デビュー年に有栖川帝統役をゲットしたシンデレラボーイ。
なお、新人声優がデビュー年に主要キャラを演じることはほとんどない。
新人の分、初期のドラマトラックでは他の2名(白井悠介さんと斉藤壮馬さん)との演技力の差が目立ったが、少しずつ違和感が無くなった。
ヒプマイコンテンツの成長と、声優・野津山幸宏の成長がリンクしている、コンテンツの象徴的存在。ラップもめちゃくちゃ上手い。
Fling Posseの3名は、しっかりと下積みも経験しつつ確かな人気を確立してきた声優2名と新人声優からなるチームです。
非常に複雑な背景をもつ2人のキャラを先輩2人が演じます。
役の中でも帝統がチーム最年少ですが、荒削りの中に秘められたポテンシャルと可能性。これを新人の野津山さんが成長しながら表現しています。
Fling Posseは作中でも、最も不確かな繋がりからスタートしたチームですが、現在はどのチームにも劣らない強い絆で結ばれています。
演じる声優3人も仲が良いし、多彩な才能が一つに昇華されたようなチームになっています。
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