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【鬼滅の刃考察#04】鬼フードファイター玄弥

今日もひっそりマンガ語り。
ゆうTO3です。

今回は『鬼滅の刃』考察の第4回です。

★★★★★

嗅覚の炭治郎
聴覚の善逸
触覚の伊之助
視覚のカナヲ

とそれぞれに優れた能力がある。

では五感のもう一つ、味覚は?

正直、味覚をバトルの中で活かすのは難しい。
(料理バトル漫画ならむしろかなり重要だが)

そこで、炭治郎の同期のもう一人、
不死川玄弥(しなずがわ・げんや)には味覚の代わりの特殊能力として、『鬼の肉を喰らうことでパワーアップする』という要素を付けたのだと思う。

『食べる』という要素と能力をリンクさせたわけだ。

鬼が美味しいのかは不明だが、とりあえず鬼を喰っているときの玄弥は必死なので、味わって食べている描写は無い。

単純なイメージとしては美味しくは無いのだろうと思われる。

玄弥がすごく味覚に優れていて、鬼はめちゃくちゃ不味いけど戦いのために我慢して食べてる。
とかだったらすごく健気だけど、そういう描写は特に無かった気がする。

また、玄弥は噛み砕く力や消化する力も非常に強いと見られる。

鬼を喰って一時的に鬼化する鬼殺隊士は過去にもいたそうだが、玄弥の鬼化能力はその隊士を上回っているらしい。

これは玄弥と鬼の親和性の高さが原因かもしれない。
もし、玄弥が鬼舞辻無惨にたくさんの血をもらっていたら、上弦クラスの鬼になっていた可能性は高いのではないか。

『食べる』という点では、煉獄杏寿郎と甘露寺蜜璃の師妹コンビも印象的だが、
『食べること』と能力をリンクさせたキャラクターは、やはり玄弥であり、炭治郎の同期は五感になぞらえた能力を割り振られているのは間違いないところである。

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