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Storyteller(感想/ネタバレ無)

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ジャンル:パズル
プラットフォーム:Steam、Nintendo Switch
発売日:2023年3月24日
開発:Daniel Benmergui
販売:Annapurna Interactive


評価

5段階評価:3
組み合わせのアニメーションを楽しむパズルゲーム

Steanでプレイし、レビュー記入済
https://steamcommunity.com/id/yuunagi_m/recommended/1624540/


※以降表示するSSはプレイ30分未満で見れるものです※

グラフィックやゲーム画面からはあまりそう感じられないが、このゲームはパズルゲームである。
出されたページ(ステージ)のお題に沿った物語を、漫画のようにコマ割りされた場面に、提示された人物や場面を埋め込んで完成させる形式である。

まえがき
物語のページ

タイトルを選択するとページが切り替わりお題が提示される。
チュートリアルはこのように示され、人物を配置することが案内される。

有名なアレ

クリアすると王冠マークが貰える。
また、正解も1パターンだけではなく、別解を探す楽しみもある。

アダムだけでなくイブも配置したり

物語にはちゃんとした展開も求められるため、以下の展開は当たり前だが成立しない。アダムとイブは会ってないのだから、誰の墓?という風に。

誰これアダム

そしてチュートリアルが進行すると場面の配置も必要となる。
考えることは増えるが、チュートリアルなのでまだ簡単。

場面要素の追加

各ページのクリアで王冠を取得し、すべての王冠を取得することが目的であるが、物語には副題が出てくることも有る。

"1.心の傷"の右側には小さい点が
クリア前には何もないが
出てくる追加条件

コマ数は表示されるが、すべてを使う必要もないため、題名に沿った物語が展開できるならそれでも問題ない。

使わないフレームもアルヨ

そんな物語作成型パズルゲームであるが、詰まるときは意外と詰まる
話の展開がちゃんと必要なため、オチはわかるが人物同士の関係性の表現を、限られたコマ数とシーンで生み出さなければいけないのである。

王子と姫に割って入るちびりん
追加条件"いない"?!

以下の殺人事件にもちゃんと動機を持たせるように展開しなければ行けない上、そこで家系関連も混じえてくるのだからとんでもない。

私を苦しめた奴(正解じゃない色んな場面例)

ただし、展開を含めると、題名に沿った展開には配役と場面が確定となってしまうため、答えの幅がなくなってしまい、このゲームのコンセプトである色んな展開を作る楽しみ方が減ってしまう気がした。
 
ちなみに、各章は自由に行き来が出来るため、いきなり一番最後のページに飛ぶなんてことも可能。ただし、待ち受けるは長いコマ数を考えるトンデモお題である!
とは言え、1つの問題にうんうん唸るよりは小休止を挟んだり、別のページに行って気分転換すると戻ってあっさり解けるなんてこともある。

総決算の最終章
愛想劇
究極に悩まされた誰がどれだか ちびりん

まとめ

ゲームのコンセプトが面白く、一時期公開されていたDemo版をプレイした時にインパクトが強かった作品。発売後にプレイし、面白さは変わらずでしたが、最初に感じたインパクトを更に超えるものは製品版の中で追加は無かったかな、という感想。
加えてボリュームもそこまで多くはないため、価格的に1900円はちょっとお高めかな~と思います。
 
後は子どもも楽しめる作品だと思います。
キャラクターを入れ替えて話は成立するし、想像力を活かせる、膨らませるゲームだし。

私を苦しめた問題は、大体"ちびりん"がいました。

以上。

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