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PS4版 アンチャーテッドコレクション エル・ドラドの秘宝 クリア感想

 今まであまり興味の無かったジャンルだったのですが、何年か前にリブート版トゥームレイダーの1作目と2作目をクリアしていたので、せっかくならその男版ともいえる本作をやってみようと思って購入。映画のようなゲーム第1作目ですが、最初の発売日が2007年とはまた時代を感じる。

 やり終えての印象は・・・これって1対何百という戦争ゲームだっけ? という感じ。銃撃戦で敵がゴミのように湧くわ湧くわと、とても辛かった。クリア難易度は初級。


ストーリー

 アクションである銃撃戦が多いせいか、あまり印象に残ってない。良い意味ではシンプル冒険活劇、悪い意味ではインディ・〇ョーンズ風。・・・この手の作品は何で最後に謎の生物出すのかねぇ。

 というかこれ、映画くらいのボリュームで脚本で作られてるんだろか。それを意識していたゲームで思い出すのはwiiで出たメトロイド other M。確かムービーの合計時間は90分くらいで、実際ディレクターは映画のようなゲームを目指してたと発言していたはず。

 今作に関しては、トゥームレイダーと違って探索や謎解きはほぼあってないようなものだから余計に戦闘が多く、シンプルすぎるストーリーもあまり印象に残りにくいものかと思われる。ただ、声優の東地さんと千葉さんの演技のユニークさはとても良かった。

戦闘

 ここは後にラストオブアスを作るノーティドッグ、操作性はそれなりに良かった。エイムに関してはとりあえず照準が敵と合えば当たる、そして多少の銃弾が当たってもそんなに死なないガバガバ具合だから、シューティングが苦手な人でも初級は易しい方かと。

 ただ、前述したように敵が軍隊の如く湧いてくるので、マシンガンとかで無駄撃ちすると弾切れしてしまうので、じゃあ敵に気付かれずに倒そうと考えるも、残念ながらこの作品にはスニーキングアクションはない。そして、なぜか敵にすぐ気付かれる。

 また、〇ボタンで物陰に隠れることができるが、ここはあまり良い操作とはいえない。ラストオブアスみたいなのを想像してはいけない。銃撃戦での死因のほとんどが、この操作が覚束ない間に撃たれることだった。

 とはいえ、初級だから弾薬も定期的に補充できるから、無駄撃ちしなければ弾切れの心配は無いけど、結局は中盤くらいからハンドガンでヘッドショットを狙い、弾薬節約する方向に落ち着いた。

 一応近接戦があり、必殺コンボで倒すと敵が落とす弾薬が増えるメリットはあるけど、ラストオブアスみたいなレンガのような強いものがないので、無闇に突っ込むと蜂の巣にされるし、思った以上に入力猶予が分かりづらいためコンボが途切れることもあるので使わなかった。初級なら弾薬なんか気にせず遠くからヘッドショット狙うか、敵が持ってるショットガンを奪って吹き飛ばす方が良い。

探索

 探索といってもトゥームレイダーほどガッツリしたパズル要素はなく、その辺に落ちてる宝物を見つけるやり込みがあるくらい。クリア後はタイムアタックがある。

 道なりに進むだけなのだが、少し不親切且つ不便に感じた。一本道だから迷うことはなけれども、進行方向へのカメラ誘導や導線となる目印が分かりにくいため、たまにどこに行けばいいか、もしくはどこに飛び込めば掴めるものがあるか分からなくなる時がある。また、対岸に飛んだつもりが操作がずれて着地できず奈落の底に落ちてしまったりと、洋ゲー特有のモッサリさもあってかなり不愉快。自分の全体の死因の大半が落下死かと思う。

総評

 ゆったりとプレイしたつもりだったが、それでも総プレイ時間は約6時間、スリープさせずにほったらかしにしていたときもあったから、もしかしたらもう少し短いかもしれない。どちらにしろボリューム少なめ。ワクワクする冒険活劇を体験できるものの、割合は間違いなく銃撃戦アクションが多いのでそれでも良ければプレイしてください、という残念な感想が1作目の印象。私はもうやりたくない。

クリア後のステータス画面一部
宝物発見数

 命中率の低さは序盤にもたついたのもあるのかな。結局、コントローラーの右スティックの感度を低く設定したらエイムも安定しだした。2作目から作風はどう変化しているのかな。

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