見出し画像

PS4版 アンチャーテッドコレクション 黄金刀と消えた船団 クリア感想

 難易度は前作に引き続き、初級でクリア。

 1作目に続いて2作目をやってみたら、良い意味で期待を裏切られた。正直、1作目は戦闘が多すぎで、そのせいかストーリーが薄く感じたためにあまり良い評価は持ってなかったのだが、今作に関してはストーリーの肉付けがしっかりなされ、探索においてもパズル要素のある場所が増え、ステルス要素の本格導入に、映画さながらな迫力あるゲームプレイも増えたため、映画のようなゲーム体験に恥じない出来になっていた。


ストーリー

 大昔に消息の途絶えたマルコポーロの船団の宝を追うのが大筋のストーリーだが、前作以上に仲間や敵の関係性を盛ってきてストーリーに深みが出たのは○。また、主要人物から主人公ネイトがどう思われているのか聞けるのも興味深い。そらそうだよな、今回もゲーム中で700人くらいの敵を倒しているもんな。宝のためとはいえ、やべぇよな。

 前作はジャングルか遺跡の探索ばかりだったのが、今作はマルコポーロの軌跡をたどることとなるため、アジアを中心に様々な地域を訪れていくので常に新鮮な気持ちでストーリーに没入できた。前出の場所はもちろん、市街地や雪山などとロケーションのバリエーションが多い。また、新たな土地に訪れる度に新たな登場人物が出たり、消えた船団の新発見があったりと物語のメリハリのバランスも良かった。

 相変わらず謎のファンタジー要素が出たり、雪山登山に素手で登るのはどうかというツッコミはあるがストーリーに関しては前作以上に良くなり、ムービーの合計時間も90分前後なので、より映画のようなデザインに洗練されていると感じた。ストーリー重視にゲームしてる人には、この2作目からならオススメできる。

戦闘

 前作からの追加要素としては
・照準が揺れるようになったこと
・敵に重装備兵や盾持ちの兵等の新たな敵が出たこと
・映画の定番武器・RPG等の登場
・ステルス要素導入

 など、より戦う選択肢が増えた印象。特にステルス要素のおかげで、成功すれば前作ように前からも後ろからも増援が矢継ぎ早に出てるくるのを防げるのは嬉しい要素だった。まぁ、ラストオブアスより洗練されていないから、下手な自分は簡単に見つかることが多々あったけど。

 照準が揺れるようになったり、重装備兵が出たことによりハンドガンによるヘッドショットの難易度が上がったため、上手い人ならともかく、これ一辺倒で戦うにはツラい状況になることもあったので、場合によってはマシンガンやスナイパーライフルを使う方が良いことも増えたのは〇。初級でもRPG1発ぶち込んで倒れない重装備兵にはお見それした。

探索

 今作は冒険活劇らしいパズル要素のある探索が複数箇所でてきて嬉しかった。前作はほぼ無かったからねぇ。もちろん、パズルだけでなくアスレチックス要素もパワーアップしてる。ただの一本道RPGにならず、随所に飽きさせない作りになっていると感じた。ただ、その分やりこみ要素である宝物探しが広い範囲を探索することになるため大変にはなったが。

総評

 何度も言っているがストーリーは前作以上に濃くなっているし、戦闘もパワーアップしているので、正当進化と言っても良い出来だと感じた。むしろ1作目はやらなくてもいいから、ぜひ2作目からでもやってもらいたい。

宝物発見数
クリア後ステータス一部

 命中率が前作と一緒、だと・・・?ワシのエイム力がこれで確定してしまったということか。

 というわけで、3作目は大いに期待!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?