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日経平均連動ETFのおすすめは?10銘柄を徹底比較!

新NISAの始まりや日経平均株価最高値更新なども追い風となり日経平均(日経225)に連動するETFへの投資が人気を集めています。

2024年8月5日(月)には、前週末比4,451円安(12.40%安)という歴代1位の下落幅&歴代2位の下落率をくらい日経平均株価は急落してしまいましたが、これをチャンスと捉える方も多くいると思います。

以下は戦後、株式取引が再開されてから2024年までの日経平均株価の推移です。

出典:日本経済新聞

画像を見てわかる通り、今までも数々の騒動で株価の急落はありました。

だけどその度に成長を繰り返し、高値を更新し続けてきました。

個人的にも中・長期で見ると日経平均株価はまだまだ伸びると思っています。

そこで当記事では、今回の下落を「買い場チャンス来た!!」と捉える方向けに日経平均との連動を目指すETF各銘柄の比較や個人的に思うおすすめ銘柄などをご紹介していきたいと思います。

そもそも日経平均連動ETFとは?

そもそも「日経平均連動ETF」って何?ってところを説明しておきます。分かっている方は読み飛ばしちゃって大丈夫です。

日経平均株価(日経225)

日経平均株価(日経225)とは、東京証券取引所プライム市場に上場する銘柄の中から流動性や業種のバランスを考慮して選定された225銘柄から構成される株価指数の一つです。

構成銘柄は年に二回(4月・10月)、定期的に見直しが行われ日本の株式市場の動きを把握する指標としてよく用いられます。

その「日経平均株価」を対象指標として、日経平均と連動する投資成果を目指すETFの事を日経平均連動ETFと言います。

◦日経平均株価の構成銘柄上位10銘柄

コード	銘柄名	業種
9983	ファーストリテイリング	小売業
8035	東京エレクトロン	電気機器
9984	ソフトバンクグループ	情報・通信業
6857	アドバンテスト	電気機器
4063	信越化学工業	化学
6762	TDK	電気機器
6098	リクルートホールディングス	サービス業
9433	KDDI	情報・通信業
6367	ダイキン工業	機械
6954	ファナック	電気機器
2024年6月末時点

それでは、日経平均連動ETFの比較をしていきたいと思います。

日経平均連動ETFの比較

日経平均との連動を目指すETFは現在10銘柄あります。

(※レバレッジ型・インバース型など特殊な対象指標は除外。あくまでプレーンな日経平均との連動を目指すETF)

◦日経平均連動のETF一覧

  • 【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信

  • 【1330】上場インデックスファンド225

  • 【1578】上場インデックスファンド日経225(ミニ)

  • 【1346】MAXIS 日経225上場投信

  • 【1369】One ETF 日経225

  • 【1397】SMDAM 日経225上場投信

  • 【1320】iFreeETF 日経225(年1回決算型)

  • 【2624】iFreeETF 日経225(年4回決算型)

  • 【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETF

  • 【2525】NZAM 上場投信 日経225

【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信の基本情報

コード	1321
銘柄名	NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信
連動指数	日経平均株価
運用会社	野村アセットマネジメント
市場価格	35,290円(08/06)
純資産総額	10兆5483億円(07/31)
売買単位	1口
"平均売買代金
(直近90日)"	141億5051万円
"平均売買高
(直近90日)"	355,478口
決算日	毎年7月8日(年1回)
NISA	成長投資枠対象
信託報酬	0.11077%
設定日	2001年7月9日

【1321】は個人投資家向けのETF「NEXT FUNDS」シリーズが有名な資産運用会社 野村アセットマネジメントが提供する日経平均連動のETFです。

日経平均に連動するETFの中で最も歴史のあるETFの一つです。

上場してから年月が長い事もあり純資産総額も圧倒的に多いです。それに伴い売買高も最も多く流動性の高いETFです。

日経平均連動ETFと言えばこの銘柄を上げる方も多くいると思います。

新NISAの成長投資枠の対象商品で信託報酬は0.11077%です。

◦【1321】のパフォーマンス

【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信の株価チャート

3ヶ月トータルリターン:-16.58%
3年トータルリターン:6.67%
5年トータルリターン:10.88%

【1330】上場インデックスファンド225の基本情報

コード	1330
銘柄名	上場インデックスファンド225
連動指数	日経平均株価
運用会社	日興アセットマネジメント
市場価格	35,110円(08/06)
純資産総額	5兆841億円(07/31)
売買単位	1口
"平均売買代金
(直近90日)"	19億351万円
"平均売買高
(直近90日)"	47,911口
決算日	毎年7月8日(年1回)
NISA	成長投資枠対象
信託報酬	0.107%
設定日	2001年7月9日

【1330】は資産運用会社の日興アセットマネジメントが提供する日経平均連動のETFです。

1つ上で紹介した【1321】と同じ日に上場しており、こちらも日経平均に連動するETFの中で最も歴史のあるETFです。

ただ純資産総額や売買高などは【1321】と比べると劣ります。

新NISAの成長投資枠の対象商品で信託報酬は0.107%です。

◦【1330】のパフォーマンス

【1330】上場インデックスファンド225の株価チャート

3ヶ月トータルリターン:-15.12%
3年トータルリターン:7.21%
5年トータルリターン:11.22%

【1578】上場インデックスファンド日経225(ミニ) の基本情報

コード	1578
銘柄名	上場インデックスファンド日経225(ミニ)
連動指数	日経平均株価
運用会社	日興アセットマネジメント
市場価格	2,607円(08/06)
純資産総額	141億9300万円(07/31)
売買単位	1口
"平均売買代金
(直近90日)"	1,745万円
"平均売買高
(直近90日)"	5,737口
決算日	毎年1月8日、7月8日(年2回)
NISA	成長投資枠対象
信託報酬	0.2475%
設定日	2013年3月22日

【1578】は【1330】と基本的な中身は同じです。こちらも日興アセットマネジメントが提供する日経平均連動のETFです。

【1578】は銘柄名の最後に"(ミニ)"と付いているように、【1330】のミニ版。つまり、日経平均と連動するETFに小さい資金でも売買出来るように設定されたETFです。

通常の日経平均連動ETFは、現在の市場価格が35,000円前後位になっており売買単位が1口なので最低投資額も35,000円位必要となります。

ミニである【1578】であれば、現在の市場価格が2607円で売買単位が1口なので通常版の10分の1以下の価格で買付が可能となっています。

少額からでも投資できる日経平均連動のETFとして設計された銘柄です。

こちらも新NISAの成長投資枠の対象商品で信託報酬は0.2475%です。

◦【1578】のパフォーマンス

【1578】上場インデックスファンド日経225(ミニ)の株価チャート

3ヶ月トータルリターン:-15.91%
3年トータルリターン:6.85%
5年トータルリターン:10.99%

【1346】MAXIS 日経225上場投信の基本情報

コード	1346
銘柄名	MAXIS 日経225上場投信
連動指数	日経平均株価
運用会社	三菱UFJアセットマネジメント
市場価格	35,400円(08/06)
純資産総額	2兆4272億円(07/31)
売買単位	1口
"平均売買代金
(直近90日)"	11億626万円
"平均売買高
(直近90日)"	27,873口
決算日	毎年1月16日、7月16日(年2回)
NISA	成長投資枠対象
信託報酬	0.132%
設定日	2009年2月24日

【1346】は投資信託の設定・運用を主に行う資産運用会社 三菱UFJアセットマネジメントが提供する日経平均連動のETFです。

悪い意味ではないですが、特にこれといった特徴のない銘柄です。

純資産総額も潤沢ですが、日経平均連動ETFの中では特別多い訳でもなく、売買高も同じような感じです。

現状だと良くも悪くもないといった印象です。

新NISAの成長投資枠の対象商品で信託報酬は0.132%です。

◦【1346】のパフォーマンス

【1346】MAXIS 日経225上場投信の株価チャート

3ヶ月トータルリターン:-18.38%
3年トータルリターン:5.87%
5年トータルリターン:10.43%

【1369】One ETF 日経225の基本情報

コード	1369
銘柄名	One ETF 日経225
連動指数	日経平均株価
運用会社	アセットマネジメントOne
市場価格	34,800円(08/06)
純資産総額	4114億9700万円(07/31)
売買単位	1口
"平均売買代金
(直近90日)"	2億1292万円
"平均売買高
(直近90日)"	5,538口
決算日	毎年1月8日、7月8日(年2回)
NISA	成長投資枠対象
信託報酬	0.1705%
設定日	2015年1月14日

【1369】は国内トップクラスの規模を誇る資産運用会社 アセットマネジメントOneが提供する日経平均連動のETFです。

純資産総額や売買高が多いわけでもなく、それでいて(ミニ)を除くETFの中で最も信託報酬が高いので現時点ではおすすめ出来ない銘柄です。

新NISAの成長投資枠の対象商品で信託報酬は0.1705%です。

◦【1369】のパフォーマンス

【1369】One ETF 日経225の株価チャート

3ヶ月トータルリターン:-10.22%
3年トータルリターン:9.33%
5年トータルリターン:12.55%

【1397】SMDAM 日経225上場投信の基本情報

コード	1397
銘柄名	SMDAM 日経225上場投信
連動指数	日経平均株価
運用会社	三井住友DSアセットマネジメント
市場価格	34,640円(08/06)
純資産総額	1261億600万円(07/31)
売買単位	1口
"平均売買代金
(直近90日)"	1億6619万円
"平均売買高
(直近90日)"	4,270口
決算日	毎年4月8日、10月8日(年2回)
NISA	成長投資枠対象
信託報酬	0.154%
設定日	2015年3月24日

【1397】はSMBCグループの資産運用会社 三井住友DSアセットマネジメントが提供する日経平均連動のETFです。

(ミニ)を除くETFの中で2番目に信託報酬の高い銘柄です。

純資産総額や売買高も多い訳ではありません。【1369】同様に、現時点だとこちらもあまりおすすめ出来ない銘柄です。

新NISAの成長投資枠の対象商品で信託報酬は0.154%です。

◦【1397】のパフォーマンス

【1397】SMDAM 日経225上場投信の株価チャート

3ヶ月トータルリターン:-13.44%
3年トータルリターン:8.04%
5年トータルリターン:11.80%

【1320】iFreeETF 日経225(年1回決算型)の基本情報

コード	1320
銘柄名	iFreeETF 日経225(年1回決算型)
連動指数	日経平均トータルリターン・インデックス
運用会社	大和アセットマネジメント
市場価格	35,270円(08/06)
純資産総額	4兆7603億円(07/31)
売買単位	1口
"平均売買代金
(直近90日)"	15億7207万円
"平均売買高
(直近90日)"	39,647口
決算日	毎年7月10日(年1回)
NISA	成長投資枠対象
信託報酬	0.132%
設定日	2001年7月9日

【1320】は国内トップクラスの規模の運用資産を有する大和アセットマネジメントが提供する日経平均連動のETFです。

この銘柄から以下4銘柄は、連動指数が「日経平均トータルリターン・インデックス」です。

後ほど連動指数「日経平均」との違いを詳しく説明しますが、簡単に言うと日経平均に各構成銘柄の配当も加味した指数の事です。

新NISAの成長投資枠の対象商品で信託報酬は0.132%です。

◦【1320】のパフォーマンス

【1320】iFreeETF 日経225(年1回決算型)の株価チャート

3ヶ月トータルリターン:-18.09%
3年トータルリターン:6.03%
5年トータルリターン:10.51%

【2624】iFreeETF 日経225(年4回決算型)の基本情報

コード	2624
銘柄名	iFreeETF 日経225(年4回決算型)
連動指数	日経平均トータルリターン・インデックス
運用会社	大和アセットマネジメント
市場価格	3,440円(08/06)
純資産総額	424億7700万円(07/31)
売買単位	1口
"平均売買代金
(直近90日)"	8,271万円
"平均売買高
(直近90日)"	21,278口
決算日	毎年1月10日、4月10日、7月10日、10月10日(年4回)
NISA	成長投資枠対象
信託報酬	0.132%
設定日	2020年11月9日

【2624】は【1320】と基本的な中身は同じETFですが決算が年4回あるのが最大の特徴です。

決算日である分配金支払基準日が年4回あるので分配金も年に4回受取る事が出来ます。

ただし分配金が4倍多くなる訳ではありません。【1320】と比べてほぼほぼ同じ分配金利回りなので、年1回で受取れる分を4分割して貰えるというイメージに近いです。

市場価格が安い点もこの銘柄の特徴です。

上記で紹介をした(ミニ)と少し似ていますね。
(ミニ)は年2回決算で現時点の市場価格が2607円。【2624】は年4回決算で現時点の市場価格が3440円です。

新NISAの成長投資枠の対象商品で信託報酬は0.132%です。

◦【2624】のパフォーマンス

【2624】iFreeETF 日経225(年4回決算型)の株価チャート

3ヶ月トータルリターン:-16.65%
3年トータルリターン:6.62%
5年トータルリターン:-

【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETFの基本情報

コード	1329
銘柄名	iシェアーズ・コア 日経225 ETF
連動指数	日経平均トータルリターン・インデックス
運用会社	ブラックロック・ジャパン
市場価格	35,740円(08/06)
純資産総額	1兆4074億円(07/31)
売買単位	1口
"平均売買代金
(直近90日)"	17億6512万円
"平均売買高
(直近90日)"	44,423口
決算日	毎年2月9日、8月9日(年2回)
NISA	成長投資枠対象
信託報酬	0.0495%
設定日	2001年9月4日

【1329】は世界最大の資産運用会社であるブラックロックの日本法人ブラックロック・ジャパンが提供する日経平均連動のETFです。

信託報酬が1番安いのが最大の特徴です。

新NISAの成長投資枠の対象商品で信託報酬は0.0495%です。

◦【1329】のパフォーマンス

【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETFの株価チャート

3ヶ月トータルリターン:-18.40%
3年トータルリターン:5.96%
5年トータルリターン:10.46%

【2525】NZAM 上場投信 日経225の基本情報

コード	2525
銘柄名	NZAM 上場投信 日経225
連動指数	日経平均トータルリターン・インデックス
運用会社	農林中金全共連アセットマネジメント
市場価格	36,480円(08/06)
純資産総額	959億7100万円(07/31)
売買単位	1口
"平均売買代金
(直近90日)"	1億7081万円
"平均売買高
(直近90日)"	4,412口
決算日	毎年2月15日、8月15日(年2回)
NISA	成長投資枠対象
信託報酬	0.1485%
設定日	2019年2月5日

【2525】はJAグループの資産運用会社である農林中金全共連アセットマネジメントが提供する日経平均連動のETFです。

日経平均トータルリターン・インデックスを連動指数としている点は良いですが、他の日経平均連動ETFと比べると純資産総額や売買高が見劣りします。

信託報酬もやや高めなので個人的にはこちらの銘柄もあまりおすすめ出来ないです。

新NISAの成長投資枠の対象商品で信託報酬は0.1485%です。

◦【2525】のパフォーマンス

【2525】NZAM 上場投信 日経225の株価チャート

3ヶ月トータルリターン:-15.45%
3年トータルリターン:7.40%
5年トータルリターン:11.46%

日経平均連動ETFの比較表

コード・銘柄名、連動指数、純資産総額、信託報酬のみを抜粋した簡易的な比較表です。

日経平均連動ETFの比較表

日経平均連動ETFのおすすめ銘柄

これから日経平均連動のETFへの投資を考えている方におすすめの銘柄はズバリ『【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETF』です。

おすすめ銘柄:【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETF

なぜ【1329】がおすすめなのかを説明していきます。

まずチェックするポイントは連動指数が「日経平均株価」か「日経平均トータルリターン・インデックス」かです。

✅「日経平均株価」と「日経平均トータルリターン・インデックス」の違い

日経平均との連動を目指すETFには2つの指標があります。

それが「日経平均株価」と「日経平均トータルリターン・インデックス」です。

「日経平均株価」は、構成銘柄の配当金を考慮せずに、配当金をゼロとして株価の変化だけを指数化したものです。

一方「日経平均トータルリターン・インデックス」は、構成銘柄の配当金も加味した場合のパフォーマンスを示す指数です。

つまり、配当金を加味した日経平均株価への連動を目指すETFなのか、それとも配当金を除外した日経平均株価への連動を目指すETFなのかの差です。

どちらも指数に連動する投資成果を目指すETFですが、当然、配当金を加味した指数への連動を目指すETFの方が志しが高いと言えます。

期待出来るトータルリターンも変わってきます。

以下の図は「日経平均株価」と「日経平均トータルリターン・インデックス」の推移を比較したものです。

出典:Bloombergのデータを基に野村アセットマネジメント作成
2002年1月末を100として指数化

長期で見た場合、配当金も加味した指数への連動を目指すETFの方が期待できるリターンが高くなります。

その為、「配当込み」の指数を対象とするETFを選んだ方が良いです。

◦連動指数が「日経平均株価」のETFは6銘柄
【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信
【1330】上場インデックスファンド225
【1578】上場インデックスファンド日経225(ミニ)
【1346】MAXIS 日経225上場投信
【1369】One ETF 日経225
【1397】SMDAM 日経225上場投信

◦連動指数が「日経平均トータルリターン・インデックス」のETFは4銘柄
【1320】iFreeETF 日経225(年1回決算型)
【2624】iFreeETF 日経225(年4回決算型)
【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETF
【2525】NZAM 上場投信 日経225

✅同じ連動指数なら信託報酬が安い方がお得

次にチェックするのが信託報酬です。

連動指数が同じ場合、どのETFもその指数への連動を目指すので値動きはほぼ同じとなり期待出来るリターンも差は出ません。

以下の図は【1320】,【1329】,【2525】の過去5年間の値動きを比較したものです。

【1320】,【1329】,【2525】の過去5年間の値動きを比較した図

殆ど3つとも重なっているのが分かります。

連動を目指す指数が同じなので当然と言えば当然ですが、このように期待出来るリターンに差がほぼ出ないのであればかかるコストは少しでも安い方がお得になります。

その為、全ETFで比べてみても信託報酬が1番安い【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETFがおすすめという訳です。

少額から投資を始めたい!年4回分配金を貰いたい!という方には【2624】という選択肢もあるが...

日経平均連動ETFは、現時点での市場価格が35,000円前後で売買単位が1口なので、最低購入単価がそのまま市場価格で35,000円位必要になります。

その点、【2624】であれば現在の市場価格が約3,400円なので十分の一位の価格で購入が可能です。

また【2624】は年4回決算型なので年に4回分配金を受取る事が出来ます。
(※年1回決算と比べ4倍多く貰える訳ではなく年4回に分けて貰えるイメージ)

ただ、やはり信託報酬の差が大きいです。

日経平均ではなく他の指数を対象とするETFとかだと信託報酬の差は0.01とか0.02とか僅差である事が多いのですが、日経平均連動ETFはなぜか【1329】が他を圧倒して安いんですね。

しかも【1329】は純資産総額に応じて信託報酬が低くなる”段階料率”というのを採用しています。

今ですら最安値なのに、今後純資産総額が増えると更に信託報酬も自動で下がっていきます。

そうした事もあり、個人的には日経平均連動ETFのおすすめは『【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETF』一択かなと思います。

✅その他、ETFを選ぶ時にチェックしておきたいポイント

連動指数が配当除外か配当込みか、それと信託報酬で【1329】をおすすめとしていますが、一般的にETFを選ぶ際にチェックしておきたポイントは他にもあります。

それは「純資産総額」と「流動性」です。

「純資産総額」が少ないと強制的に繰り上げ償還される可能性が高い事。「純資産総額」が多ければ、信託報酬が下げられる可能性がある事。これらの事からチェックしておいた方が良いです。

流動性は低いと自分が買いたい価格・売りたい価格で売買が成立しない可能性が高くなります。

流動性が高ければ1001円で買えたのに低いせいで1010円で買わなければいけなかった、という無駄なコストがかかる可能性がある為チェックしておきましょう。

【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETFはどちらも申し分ありません。

まとめ

この記事のまとめは凄くシンプルです。

日経平均連動ETFの個人的おすすめ銘柄は 【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETF 一択だという事です。

今後もし他のETFが信託報酬の値下げを行ったり、新たに信託報酬の安いETFが追加されたりすればおすすめも変わってきますが

現状、【1329】は他の信託報酬の半分以下のコストなので暫くは変わる事はないかなと思っています。

もし状況が変わればその都度このページを更新しておきます。

では、以上です。😚👋
またねー

(あくまで個人的なおすすめです。買い推奨とかではないです。
投資は自己責任でお願いしますね)


かりんちゃんのブログ↓

最近、日本株もちょこちょこ再開しだして、XやYoutube、ネットなどで色々と情報収集している時に見かけたかわいい子。

わたしが日本株を触る時はけっこうその時々で話題になってる”テーマ株”を重要視しているんだけど、そのテーマ株をまとめるのが上手で早いひと。

それに分かりやすいからとても参考になる

ゆうなと同じようにX以外にもブログとかで情報発信してる子と仲良くなりたいって気持ちもあってかりんちゃんのブログを紹介中。
日本株さわってる人はおすすめだよー😉🔽


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