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私の英語と英語の勉強法について(全然教育工学じゃない)

金曜日は勉強法とかの話をしていきます。
近いうちに有料noteに移行します。

 昨日は、早稲田大学エクステンションセンターで開講中の「アドラー心理学実践講座」の懇親会がありました。楽しかったです。

 呑み会の席で話ことが多い話題に英語の勉強法があります。私が英語を(超本気で)勉強したのは16歳〜18歳の間の3年間だけです。数十年たった今でもそれなりに使えています。一度使えるようになってしまえば忘れることはあんまりないのは、自転車の乗り方と同じかもしれません。

 心の底から尊敬していた英語の師匠が昨年亡くなられました。先生は広島高等師範学校英文科の最後の卒業生で、フルブライト奨学金で渡航禁止時代にテキサスに留学されました。日本に戻ってきてから都立高校(秋川高校とか!)の先生を経て、定年後に塾の先生をやっているときに出会いました。先生は「俺は子供の頃に泥水のんであそんで、終戦で英文科はいったときはまったくわからなかった。でも、英語の本は3週読めばなんとなくわかるようになった。」とおっしゃっていました。そして「どうせお前らは英語を日本語に訳して読んでるが、そのうち英語で読めるようになる」とおっしゃていたことがベースになっています。「よくわからないけど、ついていけばある日突然できるようになる」といった感覚の話だとおもっています。

 当時やっていたのは原の英文標準問題精講を辞書を頼りにひたすら訳していくことです。(実際には先生オリジナルの添削教材もあります)英語の辞書をみれば、動詞がどのような目的語をとるかとかわかります。それで英語の文法を手探りに日本語を組み上げていく作業というのを地道にやっていました。自分ができないところは、先生に添削をしてもらい、文法としての解説をしてもらいます。これを丹念に繰り返していると、ある日突然英語が固まりに見えて文章として語りかけてくる感覚が生まれてきます。

 最初から英文法標準問題精講やるのはめちゃきついです。いま読んでもほわーっとおもう英文がとてもあります。いまからはじめるなら、入門英文問題精講からはじめてもいいとおもいます。とはいえ、これでも「どうしたらいいレベル」で大変かもしれません。

 知り合いの人で和訳みて欲しい!!!という人がいれば飜訳しておくってもらえれば添削はします。とはいえ、教育工学的にみえればスモールステップでもなんでもないんです。英文和訳をスモールステップで行う方法を考えてみたいですね。

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