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人に頼む勇気

先日、誕生日を迎えた翌日に夫が二人きりで出かける予定を立ててくれた。
ベビーシッターを頼んだらしく、出かける準備をするように言われた。

海外ではよく耳にするベビーシッター。日本では珍しい気がする。

子供が生まれたら、100%(もしくはそれ以上?!)子供中心の生活をしなくてはいけない。日本はそんなイメージが強い。
自由にできるのは今だけだよと言うようなことを散々言われてきた。
「人生終わったね笑」と冗談で言う人もいた。

確かに、出産直後はわからないことだらけの新生活に戸惑うことも多々あるかもしれない。
でも「人生終わりだ」なんて表現は冗談であってもしないほうがいい。
終わりどころか「始まり」以外の何物でもない。

上記のことを少しだけストーリーズでシェアしてみると、子持ちのお母さん方からのメッセージを上回り、思った以上にまだ子供がいない独身の女性たちからDMが届いた。

子持ちの母は口を揃えて
「母親が全てやることが当たり前で、預けたり、育児を優先していないと、愛情が足りないと言われる日本の風潮が嫌だ」
と言っていた。(これにはほんと驚き)
子供のいない女性たちは、
「子供ができたら好きなことができなくなるから今のうちにしておいたほうがいい」「子供ができたら子供が優先になる」「独身だと自由でいいね」
というようなことを言われ、不安になる。
という内容だった。
また、ベビーシッター、お手伝いさんを頼むと言うと「母がやるべき」「お金持ちでいいね」などと嫌味を言われるらしい。(ほんとにびっくり…!!!)

私は、母になる以前から30年以上私として生きてきたわけで、突然母だけになれと言われたところで、「そんなの無理だ」としか思わない。

自分のことはよくわかっているけど、母歴は私歴に比べてまだ10分の1。
できないこと、わからないこと、不安なことの方が多くて当たり前だと思ってる。

だから、
・無理はしない
・人に頼る
・自分の時間を作る
を徹底してる。

確かに優先順位は変わる。
それでも自分のやりたいことも継続できてるし自由な時間も持てている。

それは、周りがなんと言おうと(主に日本人からしか言われないけれども…)、頼める全てのことはお金を払ってでもお願いしているからだと思う。

育児において母しかできないのは母乳の授乳だけ。
それ以外は誰でもできる。

「母親が全てやることが当たり前」
今の時代に誰がそんなことを言っているんだろうか?
そもそも母親は母である以前に人間だ。
サイボーグではないから全てやることはできない。

周りにどう言われようと、人に頼む勇気を持って欲しい。
少なくとも私は絶対あなたの味方。

預けること、家事、育児を頼むことで自分の時間を持てると心に余裕ができる。
ストレスがなく心に余裕があれば、子供にも夫にも優しく笑顔で接することができる。その方がみんな円満に過ごせる。
多少お金がかかってもそれの方が健康的で良い家庭を築けると私は思う。

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