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レタッチ技術を用いたパーツ制作

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こんにちは。

フェイクスイーツクリエイター ユウミンカフェです。

初心者向けフェイクスイーツPhotoshopレタッチ(画像編集)講座
使用ソフト Photoshop CS5
パソコン Windows


今回は

レタッチ技術を用いたパーツ制作

です!



レタッチ技術を用いたパーツ制作

こちらのこの部分の作り方の説明です。

20190529て5

文字の整え方・レタッチのやり方については以下の記事で書きましたので、こちらを参照のこと↓


使用している転写シール

A-one
転写シール 「透明タイプ」
はがきサイズ 入数3セット
品番:51113
JAN:4906186511131

20190529て1 (2)


※透明タイプと白色タイプがありますが透明タイプの方です。

EPSON→PM、EPシリーズ
EPSON→PXシリーズは対応していません(注意!)
CANON、hp/NEC→対応
※使用プリンタが対応しているか確認の上、ご購入して下さい。



なぜはがきサイズ?


こちらの転写シール、大きさが色々(A4等)あり、一見
「大きい方がコスパが良いのでは?」
と思われがちですが、なぜ、はがきサイズをオススメするかはちゃんとした理由があります。


①転写シールを作る際に失敗が少ない


印刷したシートの表面に透明糊フィルムを貼るのですが、こちら、チャンスは一回のみなのです。

一回くっ付いてしまったら剥がしてやり直しが出来ないので、はがきサイズでやることを推奨します。

私は何度も転写シールを作成していますが、それでも透明糊フィルムを貼る作業の時は心臓がドキドキします(^^;
最初は何度失敗したか…(汗)


②使い切れる量で購入した方が良い

そのまま置いておくと残ったシートが空気中の水分の吸って、
使い物にならなくなる=貼る際に剥がし辛くなるため。

一応使えなくはないのですが、美しく貼るためには使い切れる量で作ることをオススメします。


シートが残った時の保管方法

乾燥剤を入れた冷凍用ジップロック(※留めるところが二重になっている為)に入れて次回使用時まで保管。今の所、問題なく保存出来ています。

ちなみに、愛用している接着剤「セメダイン スーパーX」も空気中の水分と反応して固まってしまうので、この袋に一緒に入れています。未開封のストックも一緒にです。

※接着剤は冷暗所=冷蔵庫での保管という手もありますが、冷蔵庫から出した時の室温との温度差で結露(水分)が出来てしまうので、乾燥剤と一緒に袋に入れて暗いところに置いておくのがベストではないかなと思っています。



ピック部分に使用している素材


TAMIYA
PLA PLATE 楽しい工作シリーズプラバン
B4サイズ 4枚入り
0.5mm厚
品番:70123*120
JAN:4950344962952

20190529て2 (2)


※ヨドバシカメラでB4サイズを購入しましたが大きかったので、お店にあればもう少し小さいサイズでOK
さすがタミヤさん!手持ちのカッターですごくきれいにカット出来ました。切れ目を入れて手できれいにパキン!と割れます。



転写シールデータの制作


はじめに、オリジナルピックを作品に対してどれくらいの大きさで制作するか決めます。

プラバンをカットして、実際に置いてみる。
サイズ感に問題なければ、そのプラバンのサイズで決定。



データ制作

いくつかサイズ候補を作り印刷します。

20190529て4

(その度にJPEGデータで保存になりますが、納得する大きさを作り出すためには仕方がないです。)

※いきなり転写シートに印刷しないこと

まずははがきサイズの普通紙に印刷
→その紙をカットしたプラバンに当ててみる
→サイズ感が美しく決まるまで大きさデータを編集
→印刷
→当ててみる…の繰り返しです。


確定サイズが決まったら、「レイヤーを複製」で繰り返します。
このような感じになりました。

20190529て1

※あまりキツキツにデータを作って印刷してしまうと実際に貼るときに苦戦するので、

転写シールに慣れていないうちはもう少し間隔をあけてデータを作った方が良いかと思います。
ユウミンカフェは転写シールを印刷する際にいつも「反転して印刷」を忘れそうになるので、最初から反転した画像で制作しています。
これで安心◎

20190529て1

反転するやり方

[イメージ]→[画像の回転]→[カンバスを左右に反転]

これで全体を一気に反転できます。

20190529て2

印刷完了しましたら、ただひたすらプラバンに転写シールを貼る作業を繰り返します。



パーツを作る時のポイント


プラバンも転写シールも多めの数を作っておく

・転写シールに糊フィルムを貼る作業の段階で1mm以下のホコリが入っていることもある、微妙~~にずれてしまう事もある
→それを除くことを踏まえて多めに作っておきます。

お客様に「美しい状態のもの」をお届けしたいので、大切なポイントです。

今回制作したものを、実際に作品に使った画像です。

20181201ぜ2

同じパーツでも、個々の作品のテーマに合うように全て魅せ方を変えています。
左から、ロースソースがけ(グロスニス)、
オレンジジュレ(レジン)、
そのままの状態(テーマが儚い感じなので、白色のまま使用したかった)



手順まとめ


①作品に対してどれ位の大きさでピックを作るか決める
②ロゴデータを作る→ピックに対応する大きさのデータを作る
③そのデータで転写シールを作る
④転写シールをピックに貼り付ける作業をする
⑤完成!


今回はTAMIYAさんのプラバンで制作しましたが、ベースを変えれば様々なオリジナルピックが作れます。
市販品のピックを使わないで、
ロゴが自作するだけでも作品のオリジナリティがグンと上がります。
ぜひぜひお試し下さい◎


ではまた。

ご覧下さいまして、ありがとうございました!

2019年5月30日 フェイクスイーツクリエイター ユウミンカフェ


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