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画家 アルフォンス・ミュシャの魅力とは

日本でも人気のあるアルフォンス・ミュシャ。
しばしば展覧会が開かれることも。

わたしも大好きな画家です。

今日はそんなアルフォンス・ミュシャの魅力やオススメなものをご紹介します。


アール・ヌーヴォーを代表する画家


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アール・ヌーヴォーとはフランス語で『新しい芸術』という意味で、
花や植物などを曲線やモチーフで組み合わせた高い装飾性が特徴です。

ベル・エポックと呼ばれる、パリがもっとも繁栄していた時代にアール・ヌーヴォーは花ひらきました。
その中でもひと際有名な画家がミュシャです。

彼はインテリアや彫金など多くの作品を生み出し、アール・ヌーヴォーの総合芸術家として君臨することとなります。


ミュシャの経歴

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アルフォン・マリア・ミュシャ(1860-1939)はチェコ出身。

ウィーンの舞台装置工房で助手として働いていましたが劇場が焼失し、
工房従業員の一部解雇により、職を失います。
そのため、南モラヴィア地方に移り地元の名士の肖像画を描いて収入を得ました。

その後ミュンヘン美術院、27歳の時にパリのアカデミー・ジュリアンに通います。
パリではデザイナーや挿絵画家として生計を立てていました。

34歳の時、ベル・エポックを代表する大女優サラ・ベルナールのポスター
「ジスモンダ」を手掛けたことで一躍有名になりました。

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ミュシャの代表作品

《ジョブ》1896年

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「ジョブ」は刻みタバコを巻く"紙"を宣伝するポスターです。
ジョブ社は現在北イタリアにあり、ヨットの帆などを製造し化学工業の領域にも業態を広げています。
誇張され様式化された豊かな女性の髪の毛は、ミュシャの描く女性の象徴的なイメージともなりました。


《黄道十二宮》1896年

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こちらもよく見かける作品です。
本来は1897年用のカレンダーのために依頼されたものになります。
ミュシャの代表作で、女性の優美な横顔と滑らかな線による装飾が見事に調和しており、華々しい雰囲気が好まれたためか人気の高いデザインのひとつとなっています。


ミュシャの作品を見れる美術館

たくさんの繊細なミュシャの作品を国内で見ることができます。

それが堺アルフォンス・ミュシャ館です。

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展示品はポスターや装飾パネルだけではなく、油彩画や素描、書籍、ブロンズ彫刻、宝飾品など多彩な作品を見ることができます。

現在(2021年6月)は以下の企画展も行われています。

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様々なミュシャグッズも売っています

とても美しい絵画ばかりですがそれがグッズとして売られています。

以下は私的になりますが素敵だと思ったものをご紹介します。


・フェリシモ クラシックなプリントスカート



・フェリシモ グラフィックロングTシャツ


どちらもフェリシモです。

色合いが比較的着回しやすく、気軽にアートを楽しめるのも良いですね。


まとめ

今回はアルフォンス・ミュシャの作品やその魅力についてお伝えしました。
繊細な絵柄や美しい女性のイラストは、いつの時代でも不動の人気を誇る素晴らしい作品です。

今後も都内で展覧会が開かれる可能性は大いにありえるので
開かれた際はぜひ鑑賞してみてはいかがでしょうか?

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