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友達からの心外でお節介な言葉(2)

3年前,友達がリベンジ夜ふかしの記事を送ってきたときの話です。私のある一言が原因で,友達から一方的な指摘を受ける羽目になりました。

▼前回の話はこちら

続けざまに友達は,私と会ったときの印象についても送ってきました。

目が笑わなくなって能面みたいな顔になってたから,もっとたくさん笑って生きて,“心から幸せ” って思えるようになってほしいな! 彼氏だって作ってほしいし,(中略) 社会に出て居場所を作っていこうよ!

一番心外でした。本当にショックで,悲しかった。

私は,自分が良い意味で変われたことを伝えたつもりでした。それがよりによって「能面みたいな顔」なんてよく言えたものです。おまけに “幸せじゃない” と決め付けられるわ,「彼氏を作ろう」「社会に出よう」と余計な世話まで焼かれるわ。心配するにも程があります。

増幅した違和感の正体は,“過剰なお節介への憤り” でした。

私はまず悲しませたことを謝り,表情の指摘には「心外だな。傷付いたし悲しい」と伝えました。今の自分が一番良いと思っていることも,心から笑えているときがあることも。そうしたら,友達は謝ってくれました。

ただ,私の表情についてはまだ気になる点があったらしく,

「大学生のときは表情コロコロ変わる子だったけど,そのときは辛かった? 元々が表情変えずに喋るタイプだったんならごめん!」
「親御さんには表情のことで何も言われなかった?」

と聞かれました。とりあえず「辛くなかったよ」とは答えましたが,ここでも何を言っているのか理解できませんでした。友達とは大学時代の同級生。ずっと見てきたのなら,良い意味での変化に気付いてほしかったです。「子」と言われたのも,文字通り子ども扱いされているようで不愉快でした。

親のことにしても,“ずっと気付かなかったのか” と言わんばかりの聞き方。私の母親は,曇った表情を見るとすぐ「何かあった?」と心配するような人なんです。ちょっとした変化に気付かないはずがありません(※表情については,「むしろ良くなったよ」と答えてくれました)。

そもそも,私がリベンジ夜ふかしの状態になったのはここ数年の話。外に出て働かなくなったのと “したいこと” が増えたからであって,決して子どもの頃からそうだった訳ではないのです。

やはり友達は,私の発達障害を疑っているのでしょうか。実際は,笑顔見たさの言葉でもあったようですが。

悠実の笑顔が大好きだから,もっと見たいなって風に捉えてください!

そのときは「分かってるよ」と伝えましたが,内心は酷く嫌気が差していました。心外でお節介な言葉を散々言われた挙げ句,自分と親のことを詮索するような真似までされたのだから当然です。

改めて「やっぱり出しゃばり過ぎたね」と謝ってはくれたものの,私には不信感が芽生えました

初めは許せたのです。日が経てば今まで通りのやり取りもできて,“あれはいわゆる気の迷いだったんだ” と思い直せていました。

ところが去年,友達に生きづらく見られていたことを知った(正確には,言われたのは2回目ですが)。私の不信感は確かなものとなったのです

──やっぱり私の思いは届いてない。全部シャットアウトされてるんだ。もう何を言っても無駄かもしれないな・・・。

友達の中には “架空の私” が存在しているように思えてなりません。
友達とは10数年の付き合いです。一体,私の何を見ていたのでしょうか。

ブログ「友達が見ていた,まさかの私」より

ここ数年の私は,それまでの私を打ち消す程のものだったのでしょうか。

どんな理由があったとしても,ちゃんと今の私を見て,信じてほしかったな

終わりに

去年と同じく,ブログを投稿するかどうか随分と迷いました。「友達本人が読んだら嫌な思いをするだろうな。だったら直に伝えた方がマシなんじゃないかな」と申し訳ない気持ちもあって。また,当時のLINEなどを読み返したときは,辛さのあまり「こんな思いをしてまで綴る必要があるの?」と自問する程でした。でも最終的には,吐き出したい衝動を貫くことにしました

最後まで読んでいただき,ありがとうございました。


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