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少しずつでも確実に進んでいる

私はこの2ヶ月余り,川柳同人誌の投句とうく(=句を投稿すること)の締め切りに追われていました。「早く動画作りに集中したい!」というもどかしさを抱えながら川柳をんで(=作って)いました。

理想は「昼間に川柳を詠んで,夜に動画を作る」でしたが,実際は,前者が8割で後者は2割くらいでした。

どうしてかというと,単に並行作業が苦手だからです。1つの作業を始めるとなかなか切り替えが利かないため,他の作業に移れません。そのくせ,「あれもしないと,これもしないと」と気が多くなって中途半端になってしまいます。川柳を早めに詠んでおけば済む話なのに。

とにかくそんな中で川柳と動画に取り組んでいましたが,1つ意識していたことがあります。それは,なるべく休むことです。心に余裕が無かったからこそ,一区切りついたところで休むようにしていました。

初めのうちは,休んでいて良いのか少し不安でした。でも,次第に「一気に済ませようとしたところで,納得のいくものはできないよなあ」と思うようになりました。

そこで,1日の作業量を気持ち減らしながら進めることにしました。多少のもどかしさはありましたが,「焦っても仕方ない」と言い聞かせながら続けていました。そしてあるとき,ふとどこまで進んだかを確かめてみると,意外と進んでいることを実感できました。

少しずつの作業でも,確実に進んでいることがとても嬉しかったです。「私,頑張ってるな」という満足感を味わえました。もし一気に済ませることに重きをおいていたら,こんな思いに気付けなかったかもしれません。

作業の目途がつくと特に気持ちが急いてしまいがちですが,なるべくペースを崩さないよう,最後まで確実に進めることを心掛けたいです。

それでは,最後まで読んでいただき,ありがとうございました。

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