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お産のこと memory of birthing

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楽しく、気持ちよく、神秘だった妊娠と出産の思い出を綴っています。
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#妊娠出産

№1 -お産の選択 お産のこと -memory of birthing-

出産は私にとって、素晴らしい体験だった。 妊娠期間の9ヶ月の間は本当に満たされていたし、お産を終えた今も、またもう一度産みたい!と思えるくらいに私はお産が楽しかった。 自宅出産という選択は、当初のわたしにとっては少しスリリングな挑戦。 なぜ自宅出産を選んだのか、明確な動機があった訳じゃない。 私たちは、なんとなく、自宅出産がおもしろそうだし、良い気がするといった感じが本音だった。 初めはクリニックに通っていて、検診の度に4DエコーでUSBに撮っていただける映像を 毎回たの

№4 -水の精 お産のこと -memory of birthing-

お腹の赤ちゃんの影響だろうか? 妊娠期間中は、美しい水をとにかく求めていた。 清らかな水の癒しは、すべてを包み込み、 水に出逢うために、旅をしているようだった。 その後、訪れた上高地の碧き世界。 心を透明なところに連れて行く粒子の細かい世界。 新穂高で出逢った、混浴の温泉とアクアマリンの透明な山水が交わる渓流は 今まででいちばーん大好きな場所になった。水と火が交わる心地よさは夢のようだった。 美しいお水にふれていると、お腹がふにゃふにゃになって赤ちゃんも穏やかになるよう