佑明

W杯は1986年のメキシコ杯から見始めましたが、サッカーの世界を本格的に見るようになったのは1993年のJリーグ開幕からです。現在の最大の関心は、アビスパ福岡の動向。アビスパに関しては、1993年のクラブ招致活動の頃から見続けてきました。

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W杯は1986年のメキシコ杯から見始めましたが、サッカーの世界を本格的に見るようになったのは1993年のJリーグ開幕からです。現在の最大の関心は、アビスパ福岡の動向。アビスパに関しては、1993年のクラブ招致活動の頃から見続けてきました。

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    主に、現在のアビスパ、アパマン経営体制になった2015年以降のアビスパについて書いていきます。

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金明輝監督就任に当たりアビスパ福岡は、パワハラ再発防止に最大限、努めるべきである

まだ正式には決まってはいない。だが、新聞報道やアビスパ福岡公式からのリリースの 文面からだと金明輝の監督就任が濃厚なのだろう。 個人的には、パワハラの前科持ちである金明輝の監督就任に大反対である。「子どもたちに夢と感動を地域に誇りと活力を与えます」という基本理念に、「アカデミーの子どもたちに対してもパワハラを行っていた人物の監督就任」は大きく反するからだ。当然のように、多くのサポーターからは反発の声が出ている。そして、多くのスポンサーからの疑問視をもたれる人選であることは間

    • アビスパ福岡2万人プロジェクト:実際に2万人集めたら「将来の観客動員にとっては大きなマイナスになるだろう」と思う理由:その1、1万8千人の広島戦で起こったこと

      2023年ルヴァンカップで初タイトルを獲得しながらも、2024年はJ1最小の平均入場者数しか観客動員できてないのが、現状のアビスパ福岡である。 そのアビスパ福岡が、9月1日(日)の神戸戦に続いて、11月30日(土)ホーム最終戦の浦和戦で、2万人プロジェクトに再挑戦するようだ。 ホーム最終戦に2万人を アビスパ福岡が県内4大学の学生と協議 https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/865314 だが、実際に2万人を博多の森球技場に

      • 町田ゼルビアに関して気にいらないこと2点と、その解決法

        参考note記事 なぜ町田ゼルビアは叩かれるのか?ここ2年の出来事を振り返る①(全部で③まであります) https://note.com/shv12/n/n59e5fa6a86fd この2年で「ルールに反してなければ、勝利のためには何をやってもいい」という姿勢が、個人的にはすすけて見える黒田・町田ゼルビアであるが、特に気にいらないのは次の2点である。 1:藤尾翔太のPKでの水かけ行為 2:とにかくロングスローをやる度に、タオルで時間をかけてボールを拭くため、、試合がぶ

        • アビスパ福岡:失敗の歴史1995-2014:第2章:アビスパ福岡改名と末安剛明社長の失敗

          第2章目次 1:失敗の始まりは「アビスパ福岡」への改名 2:解体されたJFL最強クラブ:福岡ブルックス 3:1996年のアビスパ福岡:西鉄ライオンズの幻影を押しつける経営陣 4::1997年&1998年:「チームが勝てば、観客も増えて経営が安定する」ギャンブル経営の失敗 5:二つの幸運、「横浜F合併劇」と「コンサドーレ札幌迷走」でJに生き残ったアビスパ 6:残留はしたけれど経営規模縮小、そして末安は退任 7:末安の失敗:簡単なまとめ 1失敗の始まりは「アビスパ福岡」への改名

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          アビスパ福岡:長谷部茂利監督退任に思うこと

          長谷部監督の勇退報道がリークされたのが9月13日の昼頃であった。今回の勇退と、そのリークされたタイミング、その後の影響について、いろいろ複雑な思いがある。 その事に関して、いろいろと書いてみたい。 まずはタイミングである。30節の町田戦の前でリーグ戦が残り9試合残っていて、残留も確定していないが、これからの成績によれば、十分に上位進出も可能な残り試合数の時期であった。  このタイミングでの報道は、アビスパ福岡にとっては「百害あって一利なし」のタイミングであった。7月からのリ

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          アビスパ福岡:失敗の歴史1995-2014:第1章、サッカー後進地域にやってきた福岡ブルックス

          (タイトルを「大迷走」から「失敗の歴史」に変更しました。20240930) 目次 1-1:サッカー後進地域だった福岡と、その歴史 1-2:藤枝ブルックス誘致の流れ 1-3:ブルックス、シーズン前半の快進撃と後半の失速の理由 1-1:サッカー後進地域だった福岡と、その歴史 1992年、日本サッカーリーグ(以下、JSL)はプロ化への道を選択し、関東や関西の実業団チームはプロ化への手続きに続々と名乗りを挙げていた。現在のJリーグである。その頃、谷口文康理事長を中心に福岡県サッ

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          アビスパ福岡:失敗の歴史1995-2014:はじめに

          (タイトルを「大迷走」から「失敗の歴史」に変更しました。20240930)   藤枝ブルックスが静岡から福岡の地に移転するための運営会社・福岡ブルックス(株)が誕生したのが1994年9月である。翌1995年、チームは福岡に移転し福岡ブルックスと名前を変え、本格的な活動を始める。  移転1年目のJFLで優勝しJリーグ(現在のJ1)に昇格した福岡ブルックスは、1996年のJ昇格をきっかけに「アビスパ福岡」と名前を変え、29年間、福岡の地で活動を続けてきた。その歴史は苦難の歴史で

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          博多の森球技場建設までの歴史

          アビスパ福岡が現在、試合会場として使っているのは博多の森球技場である。建設されるまでの歴史を簡単にたどってみたい。 博多の森球技場のある東平尾公園は、敷地面積94.4haの総合公園として福岡空港の東側に隣接した月隈丘陵地の一角に位置している。1945年の敗戦時に席田飛行場(現在の福岡空港)と共に接収された土地であった。 1972年に空港と共に返還された後、1975年の都市計画決定で総合公園として3つの基本方針を元に整備されることとなった。その3つを合わせてまとめると「緑の環

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          3つのサッカースタイルと監督選び(序論)

          サッカーのスタイルには、基本、3つのスタイルがある。監督は、基本、この内のどれか一つのスタイルが得意である。 簡単に説明すると A:パスサッカー型:主にショートパスを多用し細かくつないで相手ゴールに迫るスタイル。ボール支配率は高めになる。2023年のJ1で言えば、横浜Fマリノス、川崎フロンターレ、アルビレックス新潟などが代表的なクラブ B:ストーミング型:ハイプレスでボールを奪うと手数をかけずに相手ゴールに迫るスタイル。攻撃の精度が低めになるが、奪われても即時奪回して、相

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          プロサッカー選手は、なぜ移籍するのか?、その1(練習環境編)

          練習環境というインフラ、これが整っていても移籍で「出て行かない理由」には必ずしもなる訳ではない。ただし「出て行く理由」にはなるものなのだ。Jクラブとして地位を上げていくために、絶対に必要な基礎が「練習環境を整える」ことなのだ。その整備をしないまま長期的に右肩上がりにクラブの立ち位置を向上させていくのは不可能だろう。揃えたからと言って、必ずしも上に行ける訳ではないが、揃えなければ上には行けない。一時的に行けたとしても、すぐに戻らざるを得なくなる。それが練習環境である。 選手は

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          「アビスパ福岡のロードマップ」は、内容を変更した方が良い

          2021年に、アビスパ福岡が発表したロードマップに次のようなものがある。 一番下にある「アビスパ福岡が日本を代表するチームになるロードマップ」である。Step1からStep3まで3段階あり、Step1「売上げ26億、J1定着」、Step2「売上50億、J1上位」、Step3「売上100億、ACLへ」というものだ。 しかし2023年時点で売上高26億はクリアしていて、28.7億あるが、 他のクラブの売上高をクラブ経営情報開示資料を見るに、 https://aboutj.

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          アビスパ福岡はJ1に定着できていない

          noteを立ち上げた後、2年ほど放置してましたが、再開します。 再開後の初回記事のタイトルは、「アビスパはJ1に定着できていない」というものです。その理由を説明する前に、軽くアビスパの歴史と状況を説明したいと思います。 アビスパ福岡は、2001年のJ2降格後、2006、2011、2016と「5年周期でJ1昇格するも1年で降格するというエレベータークラブ」でした。(5年周期という長い周期で昇格し、すぐに沈んでしまうことから「潜水艦クラブ」という表現をする人もいましたが(苦笑

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          ピッチ外のサッカーに関して書いていく

          9月にnoteを立ち上げたものの、いろいろ忙しかったため、全くほったらかしでした。2022年になったので、ようやく少し手が空いたので、いろいろと書いていこうと思います。 メインテーマは「ピッチ外のサッカー」について。 Jリーグに限らず、どこの国のプロサッカーリーグも、基本的に、試合の結果により優勝、昇格、降格などが決められます。試合自体は、かなり戦力差があろうとも、1試合だけであれば、何が起こるかは分かりません。ただ、これが長期のリーグ戦になれば、ほぼ7割ぐらいが、シーズ

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          はじめまして、佑明です。note始めます。

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