たんぽぽ
生まれてきてごめんなさい
出来損ないの子どもでごめんなさい
こんな風に生まれてきてごめんなさい
早くいなくなれば良かったね
生きててごめんなさい
障害を持った人たちに囲まれて
でも暖かくて優しいひとたちで
私はそんな人たちをないがしろにした、裏切った、普通の人間になりたいと思ってしまった
ごめんなさい、どちらにもごめんなさい
障害のかたは私を受け入れてくれたのに
なのに、普通になりたくて置いていってしまってごめんなさい
障害を持っているかたは優しくて暖かくて褒めてくれる、自己肯定感を上げてくれる存在だった
私が私のために利用してしまった、ごめんなさい
幸せになってもいいのかな
幸せになってもいい
幸せになってもいいよ
いや幸せだ
私は幸せになる・ならないよりも、
私は人を幸せにできる力があるのだろうか
ない、ない
資格は、ある。何故なら幸せだからだ。
辛い過去、人と違う過去を持った人にとって過去は誰にも言い難い事。過去があってこそ限愛の自己肯定感に無意識に影響しているのもそう。普段は忘れているけど、それも形成している一部、
人と違うことがずっと辛かった。普通になりたかった。でも、普通になりたいと願っている人と一緒にいることが非常に心地がいいものである。
中学のときのクラス、とてもやさしくて楽しくて暖かい環境だった
中学の事の幸せに記憶が凄くある
それは先生のおかげだ
たんぽぽ
まさにそれ
たんぽぽのように
しなやかで
どんなところにも
強く根をはり
優しく美しい
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