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ダンナちゃんと4コマ

夕飯前、ダンナちゃんが自作4コマのネーム(?)を見せてくれた。
きっかけは忘れ物。
喫茶店へパソコンを持ち込み、意気揚々と勉強しようとしたものの、うっかりルーターを忘れてしまった。
何もできないやん...と絶望しかけたが、
「せめて創造的なことをしよう!」
という訳で手帳に4コマのネームを描いたのだという。

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私は、そんなダンナちゃんの心意気が大好きだ。
そしてなんだこの愛おしい世界は。
ダンナちゃん曰く、「ちょげぽん」は「ちょんまげじゃぽん」の略で、とくに意味はないそうだ。(そうですか…)
ロボットみたいなやつは、『モジャ公』に登場するロボットのドンモがモデルだという。(やっぱりそうか。エプロンしとる…)
そして、猫みたいな生き物は「にゃむち」で、彼はわれわれ夫婦の所にいつの間にか、居た。(にゃむちについてはまた後日書きたいと思う)

「ヨメちゃんが描き直して」と頼まれたけれど、ダンナちゃんの絵のまんまの方がずっといいんじゃないかなぁ...。にゃむちが寝てるところなんかすっごい良く描けているし。(ベッドで寝るのね)

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ついでに、「4コママンガってすげえ難しいね」という話になった。
ダンナちゃんは、いしいひさいち先生や和田ラヂヲ先生の作品が好きだそう。特に、いしい先生の作品は「1コマ目だけでじゅうぶんな時がある」し、
絵(あの軽やかで無駄のない線!)もとても良いという。そして、「いつか、いしい先生のような社会的な作品を画けるようになりたい」とのこと。

一方、私は『サザエさん』とか、工藤ノリコさんの『ワンワンちゃん』とか、わりとほのぼのした(しかし時々ドキッとする話もある)のが好きだったりする。

そんなこんなで、ふたりして「4コママンガを考えた人ってすげえな。そもそも『コマ』という概念を生み出した人って、とんでもねえなあ」という結論に至ったのであった。

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