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産後3週目におきた夫婦の危機

割引あり

2024年2月16日に第二子男の子を出産して、産後は義実家に里帰りしていました。
産後の予定は
・産後1週目→入院
・産後2週目→義実家
・産後3週目→義実家
・産後4週目→産後ケア
・産後5週目→熊本の実母が新潟に来てくれてサポート
・産後6週以降→家族4人での生活

と言う流れでした。
今回義実家に里帰り中の産後3週目に起きた夫婦の危機について書いていこうと思います。


1.産後は意外と順調だった

1人目の時に産後2ヶ月くらいまで産後ブルーで精神的にキツかったので、今回はできるだけ産後は辛い思いはしたくない!と思って、様々な対策をしていました。
まずは睡眠。
産後ブルーの大敵は寝不足です。と言っても新生児は昼夜関係なくお腹空いたり不快なことがあると泣くので夜も対応が必要で、ほとんどのママさんたちはこの低月齢の時の睡眠不足に悩まされるのです。
私も例外ではなく、夫は仕事があるし義母は日中家事をしてくれているので夜の対応をサポートしてくれる人はおらず、夜間の授乳対応は私1人でしていました。

しかし、日中は長女は保育園に行っているし家事は全て義母がやってくれていたので、私の役割は赤ちゃんのお世話のみ。赤ちゃんが寝ている時は寝ることができていたので、夜の寝不足を昼間補ていました。
なので、寝不足でボロボロ・・・なんてことにはならずに済みました。

あと考慮したのは産後の過ごし方。

長女の時は退院してから2ヶ月ほど義実家にお世話になっていました。
これも産後ブルーが長引いた原因・・・。
お察しの通り、義実家なので気が休まらない・・
実家だと気兼ねなく過ごせるし実母ならなんでも言えます、義母となると実母のように気楽に話せません。
そして義母と私のウマが合わないこと合わないこと・・。
義母は何でもやってあげたいタイプ、私はほっといてほしいタイプ。
義母が鬱陶しくて仕方なかったのです。(この前は脱衣所を平気であけられた)

長女の時のこういった経験から今回はどこにも里帰りせず自宅で過ごそうかとも考えたけど、やはり長女のお世話もあるし夫は育休を取らなかったし頼ざるを得ませんでした。

なので今回は義実家への里帰りは2週間!あとは産後ケアと実母を頼ろうという計画を立てました。

義母のお節介が嫌ということを夫を通して伝えてもらっていたおかげもあり、義母は長女の時ほどは距離をとってきているのがわかりました。

義母には家事全般や長女のお世話などめちゃくちゃお世話になっているのに、こんなこと言う私って性格悪いな・・と思いましたが、何せこちらは余裕もへったくれもない産後・・。今回ばかりは私の里帰りの要望を言わせてもらいました。

その他には、朝は赤ちゃんに昼夜の区別をつけてもらいたく一緒にベランダで朝日を浴びていました。朝日を浴びるとセロトニンが分泌されるので、気持ちもとてもスカッとしていました。
そして、昼間は義母に赤ちゃんを見てもらえるので家の周りを30分程度散歩をしていました。

赤ちゃんもよく寝てくれていたので、お世話が大変・・な状況もなかったです。

睡眠不足もあまりなく、毎朝朝日も浴びて日中散歩にも行けている!病む要素はなく「めっちゃ順調じゃん!」と思っていました。

2.産後3週目に入り陰りが見え始める

夫は育休をとっていませんでしたが、遅出勤務と残業を減らしてもらい仕事を続けながら育児をしていました。
しかしちょうどこの時期、夫の仕事は一年間の中で一番の繁忙期・・・。
残業はなるべく免除されていたけど、帰りが22時になることもしばしば。

夫の帰りが遅いため、上の子が保育園から帰ってきてから寝るまでは基本全て私。
さすがに保育園のお迎えは義父母がやってくれていたけど、上の子のお風呂と寝かしつけ、それに加えて下の子の沐浴や授乳、寝かしつけも私が1人でしないといけない状況。
義父母は高齢のため基本サポートと言っても家事のみ。育児のサポートは得られませんでした。

さらには義実家への里帰りという環境がやはり合わず、義母は鬱陶しいし居心地も悪くずっと部屋にこもっていました。
これも情緒不安定になった要因の一つ・・。

日中休むことはできていても私は所詮は産後まだ2、3週間。
まだまだ無理をしてはいけない時期。
さらには初めての2人育児でてんやわんやです。

ここで不満の矛先が夫に・・・。

私は出産前夫に、育休をとって!とずっと言い続けていました。
夫の職場にはもちろん育休制度はあります。
1人目の時もお願いはしたけどとってくれず、今回も結局は育休をとりませんでした。

育休を取らず迎えた産後。

産後の安静の時期に負担になっているのは結局私。義実家に里帰り中だから家の中で頼れるのは夫だけ。肝心の夫は仕事仕事・・
だから育休をとって!とずっと言ってたのに!!

ともう怒り心頭でした。

産後の時期が夫の職場の繁忙期と重なるため育休の申請すらしなかった夫。
多分何かあったら親に頼めばいい、なんとかなる、とでも思ってたんでしょうね。

それに加えて産後のメンタルも影響してか、私の心も不安定でとても敏感になっていました。
ちょうど夫が22時すぎに帰ってきて、赤ちゃんの授乳と重なりリビングで出くわした時、

「なんでこんなに遅いの?産後の身でこんなにコキ使われるんだったらもうアパート帰るわ」

と夫に言いました。

それからは気持ち早く帰ってきてくれていましたが、私の怒りはおさまらず。
朝は会えても一瞬、残業があると夫が帰ってくる時間は私は夜間授乳に備えて早く寝ているのですれ違う一方でした。

3.1歩進んでは2歩下がる状況

夫へのイライラを感じながら、私のメンタルも下がる一方でした。
産後ブルーの大敵、睡眠不足は変わらずあまりなく、朝日も浴びていたし散歩やヘッドスパやマッサージにも行かせてもらっていて、積極的にリフレッシュをしていたのに、なぜ??

それは、人とのつながり・会話がなかったことが原因でした。

積極的に睡眠を取ったりリフレッシュはしていたけど、日中人と話す機会はほとんどありませんでした。
日中義父母は家にいましたが、正直義父母とは関わる方がストレスだったので関わっていませんでした。
肝心の夫は帰りが遅く話す時間もない。
仕事を理由に育児を任せっきりにする態度や、唯一話せる相手が夫しかいないのに仕事で帰りが遅く話す時間が取れない状況にさらに夫に対し苛立ちがこみあがってきます。

ただただ私は話がしたかった。日中心細くてこれからのことを考えると不安だらけで、胸の内を聞いて欲しかった。

4.深夜の大喧嘩

週末になり夫は仕事は休み。しかし長女のお世話や遊びに連れて行ったりと忙しそうでした。
私は寝不足なのでとても長女を遊びには連れていけない・・これはとても助かっていました。

長女のお世話の合間はPCで仕事をしたりしていたので、休みの日も夫婦で話す時間はありませんでした。
むしろ私と赤ちゃんには興味ないんじゃないか?と思うほど無関心。

ある土曜の夜、夜の授乳が終わりリビングで1人酒を飲んでいた夫にケンカを売りに行った私。

「いつも遅く帰ってきて!!!!私と赤ちゃんは放置か!!!私はもう1ヶ月もまともに寝てないし夜に起きて授乳するのがどんだけきついかわからんだろ!!!!!」

「俺は長女のお世話をやっている!何の落ち度があるんだ!」

と言われる始末。

お互いに怒鳴り合い、深夜と思えない声の音量。

「こっちこいやバカが!!!」「今話し合ったって同じだ!俺はもう寝る!」

と攻防戦。

すると

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