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次の恋に進めない…忘れられない…それは「トラウマ」?打破するために知ってほしいこと

失恋して辛い思いをしてしまうと、次の恋をするのが怖い、そんな風に思ってしまう人は少なくありません。

特に、

彼が浮気をした
彼の暴言に散々傷つけられた
突然一方的に振られた、など別れ方が酷かった

など、彼の行動によって傷ついた経験がある場合、もう恋なんてしなくていいや、となりがちだし引きずりがち。

そんな経験したら、次を考えられなくなるのも当然かも。

でも、何があったとしても、たった一人の人を好きになってその人も自分を思ってくれる、恋愛するって、奇跡のような素敵な出来事なんです。

だからこのままでいるなんてもったいなさすぎる!

絶対、打破してほしい。
いや、打破できます!

ネガティブな気持ちを抱いてしまうのには、心理学的側面から見て、こんな理由があります。


次の恋に進めないトラウマを引き起こす心理

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失恋したあまりの辛さに、もう辛い思いはしたくない、という気持ちが心の中に強く宿り、抜け出したいと思えば思うほど、さらに強くその気持ちを育ててしまう。。

こうなってしまう原因に、『ハウリング効果』というものがあります。


ハウリングってそもそも何かというと、カラオケで歌っているとき、「キ〜ン」「ヒ〜」というような不快な音が出てしまうこと、ありますよね?あれです。

マイクを通して声を出した時に、スピーカーから出たその声をマイクが拾ってしまい、大きな騒音となり、その音をまたマイクが拾ってスピーカーから騒音が、それをまたマイクが拾って・・・というループ状態。


これに例えて、悪い記憶が植えつけられて何度もループする現象を、心理学的に『ハウリング効果』と言います。

どういうことかというと、

失恋の辛い経験をしたことで、もういやだ、もう同じ過ちは繰り返したくない、などと思えば思うほどに、辛い気持ちの記憶を呼び起こしてしまい、さらにマイナスの方向に気持ちが強化されてしまい、いつまでも辛い気持ちがループする、というもの。


抜け出したいと思えば思うほどに、辛い思いをしている自分をさらに引き出し、また辛くなる、という悪循環を招きます。

ドツボってやつですね。


恋じゃなくても、仕事やテストでも、気をつけなきゃと思っていたことほど、やらかしてしまう、うまくやろうと思えば思うほど失敗する、そんな経験ないですか?

それと一緒です。

なので、ものすごーく簡単に一言で言ってしまうとすると、悪いことの考えすぎはよくないよ、ということです。


解放されるためには

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1.自分をたくさん褒めてあげる

トラウマになるって、いや〜な記憶からくるものですよね。

そこで、伝えたいことがあります。

そもそも、失恋って悪いことではないんですよ。


失恋するまでにはいろいろなことがあって、思い出すと心が痛むような出来事もあったかもしれません。

でも、そんな思い出しかないですか?
楽しいこと、幸せだったこともありますよね?


悪かったことだけにフォーカスせず、良かったことも全部をひとくくりにして受け入れることがとっても大切。

そして、それを全部受け入れたなら、それでも終わってしまった恋を受け止め、一生懸命恋愛した自分を褒めてあげてください。


今、すっごく辛くて苦しいのは、そんなに傷ついたということは、それだけ懸命に恋愛をした証。

かっこいいです。
とっても。

そんな自分、最高!よくがんばったね!褒めてあげることで、辛いだけの記憶から、頑張った良い記憶になり、学びの記憶へと変換されていきます。


考えている自分に気がついたら、いけない、忘れよう、と思考をそらすようにちょっとの努力を重ねていく。

そうすることで、少しずつ少しずつ、ドツボにはまっている時間は、気づいたら少なくなっているはずです。


2.自分を責めない

これは本当に心から願います。
自分を責めないでください。

失恋は、楽しいことではないですし、ハッピーな気分になんてなれるワケないのは、当然のこと。

でも、だからと言って、必要以上に自分を責める必要は皆無です。


自分が悪いんだ…、こんな事になったのは私が〇〇だったから…、私さえ〇〇だったら…、などと、自分が至らなかった点を拾い上げ、ネガティブな事ばかり考えていては、なかなか次に進む事ができません。

自分に原因があると思いすぎると、また次もダメにしてしまうんじゃないか、という思いが無意識に生まれてしまい、次も悪い結果になってしまうという、悪循環を招く事にもつながります。


「後悔」と「反省」は違います。

今、傷ついて苦しんでいるのは、あなたが真剣だったからじゃないですか?真剣な自分で彼と恋愛したからじゃないですか?

だったらそこに後悔の念など必要なく、その時をその時の自分でまっすぐ彼と向き合ったことを褒めてあげてほしいぐらいです。


後悔から生まれるものは何もありません。

するなら「反省」、次に活かすための振り返りです。

恋愛は一人でできるものではないからこそ、辛いこともたくさんあるんです。

でもそれは、家族や友達とは違うカタチの愛を知り、相手の気持ちを思いやり、大切な人と過ごす中で自分も成長していける、素晴らしい経験。

そう思って進んでいけばいい、
そこに「後悔」などいらないのです。


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人間は「変化」を嫌う生き物だと言われています。

だから、「別れ」という突然の変化に苦しむし、そのあとの一人の毎日から新しい毎日へと変化させることも苦手です。


ですから、こういう記事を読んだとしても、へぇ〜そうなんだ、で終わりにしてしまう人が大半で、そうなんだ、だったら考え方変えてみよう、と行動を起こせる人はごく少数。

だけど、なんだかんだと書き綴りましたが、結局のところは何もしなければ何も変わらない。


きっと、今もがき苦しんでいる人は、変わりたいから苦しいはずなんです。

だったら、変われる何かを小さいことから初めて、未来の自分を幸せにしてあげましょう。





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