ゆうこ

言の葉を ゆるりと紡ぎます

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生まれて初めて詠んだ短歌

タイトル通りの 生まれて初めての 短歌です つたないもので 恐れ入ります。 小学生の頃 父から いただいた言葉 (女として生を受けたなら 人の足をとめて安らいでもら…

ゆうこ
1年前
26

つれづれ渡る 蒼き途 たゆたふ祈り 咲く鏡花 まどかに見やる 満ち引きの 与えおうて 負け分けて 人 いずれとて 一助の陽

ゆうこ
3週間前
5

十 薬

楚々と咲く 君を摘み 宿す水脈 煎じれば 大地の力 戴きて 生かされること 思い知る 声 無くて 尚 滋味深く 淡々と 生かされている  この身 忘れまい 足とめて …

ゆうこ
3週間前
5

アスファルトの花びら

温かな雨に打たれて 白い花筏を創った ハナミズキ 色とりどりのパズルのように 小さく肩を寄せ合う舗道を 真白に染めてくれた 出来るなら 直に 大地の鼓動を手渡したい …

ゆうこ
2か月前
11

ぽつり ぽつりと。

宵々知れぬ  人の路 奇をてらわずに  朴とつと 奏でる命  露に濡れ 五月雨の君  麗しく 相も変わらず 拙い詩です お読みくださり ご笑納くださる皆様に 心より …

ゆうこ
2か月前
8

無限華

満ち欠けの  光りの欠片 地に沁みて 芽吹き待つ いのちを手繰り 暖となる 生は ただ 咲くも 散るも 懸命に さらさら渡る 刻の橋 満ち欠けの  心に灯る 残像は き…

ゆうこ
2か月前
10

ありがとう。

am3:11 新聞配達の バイクのエンジン音がする まだ 真っ暗な 夜明け前の日曜日 あっ。また来た3台目 違う新聞社さん? 働き者のエンジン音 大好きな 朝の音 …

ゆうこ
3か月前
7

桜 舟

一夜の露に 薄紅の 卯月の雫 ゆらす夢 揺らぎ たわむる桜舟 生きたい と囁いて 小路いろどる 水鏡

ゆうこ
3か月前
7

さくら日和の足元に。

命を宿し こぼれ咲く 白い翼の 綿帽子 種子を集めた 芯に立つ 無垢な綿毛の 美しさ 手を広げ 天仰ぎ ひとつの円となり 一つ一つは 人となり 繋ぐ手は 未来へと …

ゆうこ
3か月前
11

曖昧な氷空

静々とゆく宵に ゆらゆらと ふた色の 氷空が在る 雲かかる 去る日をオモフ 漆黒と 風払い 来し日をオモフ 濃紺と その真ん中に 曖昧な 互いに溶け合う 彩の路 闇あり…

ゆうこ
4か月前
9

建御雷神は 茨城の鹿島神宮にて 経津主神は 千葉の香取神宮にて 大難を散らし 地を鎮めておられる 感謝で 胸が焦がれる 首を垂れる 弥生月

ゆうこ
4か月前
7

ただいま。

人並みに 背負う荷を 産土に抱かれ 陽に溶かし 無垢に沈める 親心 明日もまた 傘さしかけて 会う者に 惑わず笑みて 手を取れと 慈を預かるる 我が宮は うたかたの 光…

ゆうこ
4か月前
7

日枝の梅

寒梅の枝 人腕の節に似て とまる 蕾 咲く子の妙 頬ふくらます 君は 唯の陽よ 生更ぎの 梅見月 その光 守り尽くすは 人の道

ゆうこ
5か月前
9

粉 雪

白いお粉を ほんのりと 粉雪 舞うよに 置いてゆく ゑり脚の ほつれ 結い上げた うなじ 後見の うつし姿 匂いたつ 仕上げは 小筆で おちょぼ口 和化粧 淑女の …

ゆうこ
5か月前
10

きみが鍵

睦みの庭の 朔旦に 見えねど沁みる きみの声 うるんだ瞳は 見えずとも 忍ぶ言の葉 情け立つ 昇龍のゆくえは きみが鍵 人世の 命  永遠の 縁 遠くて近い …

ゆうこ
6か月前
11

氷華

八雲立つ 世は 吹き寄せの 紅椿 新世 うるむ 風 ほろろ 君が 千歳の 姫鏡 ひとひら 溶かす 慈雨の 耀 もうすぐ X'mas なのですね ☆*・:.ღ .:・゜ こんにちは。ゆう…

ゆうこ
7か月前
10
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生まれて初めて詠んだ短歌

タイトル通りの 生まれて初めての 短歌です つたないもので 恐れ入ります。 小学生の頃 父から いただいた言葉 (女として生を受けたなら 人の足をとめて安らいでもらえるよう生きなさい お前にそれが見られるなら もうそれで由) に なぞらえて詠みました 父は 私の『盾』のような方でした ❀  2022年。 夏の頃から、Xにて 多くの方々の詩を拝読し 今も、そちらで 皆様から 学ばせて頂いております 詩も 短歌も まだまだ 手探りですが 日本の いろ

つれづれ渡る 蒼き途 たゆたふ祈り 咲く鏡花 まどかに見やる 満ち引きの 与えおうて 負け分けて 人 いずれとて 一助の陽

十 薬

楚々と咲く 君を摘み 宿す水脈 煎じれば 大地の力 戴きて 生かされること 思い知る 声 無くて 尚 滋味深く 淡々と 生かされている  この身 忘れまい 足とめて 共に 生きたい 水無月のこと

アスファルトの花びら

温かな雨に打たれて 白い花筏を創った ハナミズキ 色とりどりのパズルのように 小さく肩を寄せ合う舗道を 真白に染めてくれた 出来るなら 直に 大地の鼓動を手渡したい 土の吐息を枕に 静かに 休ませてあげたいのに ごめんね。 巷はGW。 初夏のような陽気ですが 皆さま お健やかに お過ごしでしょうか こちらは 昨夜 X に 呟いた詩です また 拙いもので お恥ずかしい限りですが X で出逢った皆さまには ほんとうに いつも 助けていただいていて これ

ぽつり ぽつりと。

宵々知れぬ  人の路 奇をてらわずに  朴とつと 奏でる命  露に濡れ 五月雨の君  麗しく 相も変わらず 拙い詩です お読みくださり ご笑納くださる皆様に 心より 感謝申し上げます GWは 如何お過ごしでしょうか お蔭様で 御仕事が落ち着きましたので お料理や お掃除を愉しんでおります ぽつり ぽつりと。 そんな今が 好き…♡

無限華

満ち欠けの  光りの欠片 地に沁みて 芽吹き待つ いのちを手繰り 暖となる 生は ただ 咲くも 散るも 懸命に さらさら渡る 刻の橋 満ち欠けの  心に灯る 残像は きら星の如  無限華

ありがとう。

am3:11 新聞配達の バイクのエンジン音がする まだ 真っ暗な 夜明け前の日曜日 あっ。また来た3台目 違う新聞社さん? 働き者のエンジン音 大好きな 朝の音 だけど 躰は 壊さないでね いつも ありがとう ごめんね。 私は 眠いのです

桜 舟

一夜の露に 薄紅の 卯月の雫 ゆらす夢 揺らぎ たわむる桜舟 生きたい と囁いて 小路いろどる 水鏡

さくら日和の足元に。

命を宿し こぼれ咲く 白い翼の 綿帽子 種子を集めた 芯に立つ 無垢な綿毛の 美しさ 手を広げ 天仰ぎ ひとつの円となり 一つ一つは 人となり 繋ぐ手は 未来へと それはまるで ちいさな地球の 生き写し 朝霧 夜露 桜の馨 渡る風に 逆らわず 添いて 受け入れ 地を敷いて 君は 何とする 求むる風を どう興す 求める灯を どう熾す 仕事柄 日々 真剣に明日をみつめる 心に出逢います 今を 不安定な世と嘆くより 自分が 生かされた意

曖昧な氷空

静々とゆく宵に ゆらゆらと ふた色の 氷空が在る 雲かかる 去る日をオモフ 漆黒と 風払い 来し日をオモフ 濃紺と その真ん中に 曖昧な 互いに溶け合う 彩の路 闇ありて なお麗し 天画の妙 この地球に 生まれたついた喜びを 素直に感じる 花つ月

建御雷神は 茨城の鹿島神宮にて 経津主神は 千葉の香取神宮にて 大難を散らし 地を鎮めておられる 感謝で 胸が焦がれる 首を垂れる 弥生月

ただいま。

人並みに 背負う荷を 産土に抱かれ 陽に溶かし 無垢に沈める 親心 明日もまた 傘さしかけて 会う者に 惑わず笑みて 手を取れと 慈を預かるる 我が宮は うたかたの 光りの充つる 御膝元 みなさま ご機嫌よう❀ 未だ 仲陽のみぎりにて どうぞ ご自愛くださいませ…♡       由 子

日枝の梅

寒梅の枝 人腕の節に似て とまる 蕾 咲く子の妙 頬ふくらます 君は 唯の陽よ 生更ぎの 梅見月 その光 守り尽くすは 人の道

粉 雪

白いお粉を ほんのりと 粉雪 舞うよに 置いてゆく ゑり脚の ほつれ 結い上げた うなじ 後見の うつし姿 匂いたつ 仕上げは 小筆で おちょぼ口 和化粧 淑女の おままごと

きみが鍵

睦みの庭の 朔旦に 見えねど沁みる きみの声 うるんだ瞳は 見えずとも 忍ぶ言の葉 情け立つ 昇龍のゆくえは きみが鍵 人世の 命  永遠の 縁 遠くて近い 神の途 ただ 渾々と 今も きみの心に 手をかざす 地震や津波の被害に遭われた 能登半島の皆さま 北陸以外でも 被害に遭われておられる皆さまへ お見舞いを申し上げます どうか 出来るだけ無理せずに 安全を最優先にして 少しでも暖かくしていらして下さい まだまだ多くの方々が

氷華

八雲立つ 世は 吹き寄せの 紅椿 新世 うるむ 風 ほろろ 君が 千歳の 姫鏡 ひとひら 溶かす 慈雨の 耀 もうすぐ X'mas なのですね ☆*・:.ღ .:・゜ こんにちは。ゆうこです 今年も 言霊鑑定を通して 多くの皆さまに御縁を戴き 感謝しています ♡ 人々の お悩み事は 今の世の中を 色濃く 映し出す鏡です でも 誰もが みな 倖せになる為に ここに居る だから 今日も 私は 問いかけます ❝ あなたの御名前に 宿る意味