プライドくらいあってもええやん。

ドライブって不思議すね。

他愛もない話をしてたと思ったらお互いの夢の話をしたり、過去のツラい失恋の話をしたり、自分の哲学の話をいつの間にかしちゃってる。

走っている揺れの心地よさがそうさせるのか、時速60キロで進んでるスリルがそうさせるのか、目を合わせずに相手と話すのがそうさせるのか分からないけど、本音がポロポロでてくることはよくあること。

こないだコンサル生と名古屋〜東京までの4時間のドライブをしました。

知らない間に深い話をしていて、僕が『モノゴトがうまくいかない不器用な自分に腹が立つし悔しいし、イライラするんですよね。』ってことを言ったら・・・

『おさむさんって、プライド高いんですね。』

『僕はそんな自分に悔しいとか、腹が立つとか思わないです。』

って言うもんだから、びっくりした。

いやいや、、と。

学生のころに部活の試合で負けたときに悔しさを感じたことはないのか?

好きな女の子にLINEで既読スルーされて『え、自分の何が悪かったん…?』と凹んだ経験はないのか?

会社でミスばかり続いて『お前はミスばかりして迷惑かけてるけど、それでも給料が入るんなんて幸せだよな』と言われて自分への情けなさを感じたことはないのか?

と。

僕はいつだって自分に腹が立ったときに、もうこんな思いをしたくないと行動を起こして後悔をしたことはない。

悔しさをバネにしてやってきた行動に「後悔」の2文字はない。

僕は少なくともプライドのおかげでコミュ障だった幼少期から成長できたと思うし、起業してご飯を食べていけるようになったと思うし、女性に対しての苦手意識だって克服してきたと思っています。

「悔しいと思う気持ち」をプライドと言うのであれば、プライドくらいあってもええやんと思ってしまう。

一般的に『プライドなんて捨てろ!』『それが成長を阻害する!』と言われています。

しかし、大事なのは

プライドを捨てることではなく、プライドの守り方を知ること

ではないでしょうか。

僕は自分のプライドを守るために部活も毎日頑張ってきたし、ビジネスでも結果を絶対に出したいから優秀なメンターさんに習って素直に実践をしてきたつもりだし、行動を辞めなかった。

これはどこかで『ダメな自分に戻りたくない』という恐怖がそうさせているのかもしれません。

「自分なんてどうしょうもない人間だから…」と言い訳してた1番ムカつく自分になりたくないから、ずっと挑戦を続けていられるのかもしれません。

すべては自分のプライドを守るために、やってきたこと。

逆に言えば、プライドを守るためなら何でもするし、それが結果を出すための秘訣になっている気もします。

もちろん、捨てるべきプライドはあります。

自分よりも優秀な人のアドバイスを素直に耳を傾けるとか、自分に不足している部分があって図星をつかれて怒ったりするのはナンセンスです。

僕だって行動をしてきた過程で、『全然ダメじゃん』『それやる意味あります?』と何度も失敗を繰り返してきましたし、無傷でここまできてるわけではない。

でも、そこで諦めてしまうと・・・自分のプライドはもっと傷つく。笑

だから、やるしかないすよね。

やって、やって、やりまくって成長して、プライドを守るためにやるしかないんす。

それに『プライドなんて捨てろ!』て言っている成功者(ホリエモンとか?)の人だって・・・絶対プライド高いじゃないですか?笑

頑張ることって大変だし、継続することってしんどいから、最後の最後はプライド次第なんじゃないかなと思います。

自分ならできる。

そう信じるプライドくらいあってもええやんと。

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