あそうの知らない世界

炊き出しに行ってきました。

公園でホームレスの方たちにしてるあの炊き出し?って思った人。あの炊き出しです。

僕が参加したのは、おにぎりや豚汁を公園の色んなところにいるホームレスの方たちのもとへ届け歩いていくものでした。

ドットjp仲間から誘われ、博多で活動するnpoが主体で行っている活動に行ってきました。

以下、今日あったことを中心にちょこちょこ感想を書きます。 

紺碧の空

彼らはとても人間らしかったです。僕が今日主にしたことは、温かい料理を出しながら彼らのお話を聞いたことです。それはとても面白かったですよ。ほんとにただ普通におしゃべりします。

おしゃべりが好きな人もいたら、和歌を読んでくれた人もいる。歌自体を正確に覚えてないのが大変悔やまれるが、彼が詠んだ歌の意味は覚えている。

その歌は「人間に生まれてきて、美しく生きていたいものだがそうならないのが大変歯痒い。」といった内容だった。歌の最後が「紺碧の空」だったのも覚えている。

彼は昨日の夜は星がよく見えてとても美しかったと言った。それを「紺碧の空」というのだそうだ。彼はとても博識でした。

その場を去った後、同行してたボランティアさん(高校の先生)が「あの歌、前も聞いた。」と言った。彼は博識の男性の痴呆を悲しんでいた。

共食

直接「辛い、困っている」という言葉を聞かなかった気がする。「カイロが欲しい。」は聞いた。別の人は別にいらんよと言った。いろんな人がいたと思う。

でも温かい豚汁、おにぎり、バナナ、ポテトサラダ。そういったものは彼らを笑顔にした。食べる間、一緒にお話していたことも理由の1つだろう。

最後、少し残ったので食べさせてもらった。公園のベンチで色んな方とわいわい話しながらパンを食べ、お汁を飲んだ。暗くて寒い公園の中、それはとても温かい場所でした。


コロナの影響もあり、この活動は来月から週一で行うそう。時間があえばまた行こうと思ってるので、来てみたいと思った人は教えてね。

それでは。





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