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アリス・ウィズ・ラビットワークス

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アリスの買っていたペットのウサギ。アリナの後をついていくと、そこはうさ耳獣人の世界、ラビティアだった?!うさ耳もふもふ系ノベル始まります。
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2020年2月の記事一覧

第17話 ルナティアとアリスの失踪と疾走 中編

第17話 ルナティアとアリスの失踪と疾走 中編

トントントン

トントントン

 キッチンに移動したルナティアは、精いっぱい“アリス”を演じていた……
 それでも、できる限りのことはできていた。

『こ、これでいいのよね……』

 精いっぱい、自分に似ているアリスという子がやりそうなことをしていたルナティアだったが……

『さすがに……これは……』

 ルナティアに限らず、ラビティア人にとっては、火は最大の苦手項目のひとつで、使えるラビティア人

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第16話 ルナティアとアリスの失踪と疾走 前編

第16話 ルナティアとアリスの失踪と疾走 前編

 オープンを数週間後に控え、アリスは店で提供する予定の料理に考えを巡らせていた……
 というのも、クラリティアでは主に人向けの食事でよかったが、ここでは、ラビティア人向けにしなければいけないというのもあった。
 当然、刺激物はアウトな上、アリスには平気でも、アリナには無理だったりするものがたくさんある。そのため、料理をいちから考える必要があった。

「王都で買えるので作れば、大丈夫じゃない?」

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第15話 ラヴィリオと浮いた噂

第15話 ラヴィリオと浮いた噂

 その日。王都は、センセーショナルな噂でもちきりだった。その情報元が王都の報道部が発行している紙面だったことが、その噂に拍車をかけていた。そんなことを全く知らないラヴィリオは、アリスの店に来る道中も注目の的だった。

『なんだ? 俺も、そんなに人気になったのか?』

 そんなことを思いつつもラヴィリオは、今日も店の手伝いに顔を出した。すると、真っ赤になったアリナがラヴィリオに向かってきた。

「お

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第14話 広報と秘書 後編

第14話 広報と秘書 後編

 その日、ラヴィリナは書店で顔から火が出そうなほどに真っ赤になっていた。それは、新たな新刊が発表されたのだが、それは、前にも増して激しく体がまぐわっている作品だった…
 たしかに、アリスが男性だったら、そんなことを考えたことはないとは言い切れないラヴィリナ。手に取ったその書籍では、自分と似ているキャラクターがアリスと似ているキャラと、濃厚に体をまぐわせているのだから、興奮しない方が無理というもので

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