2024JNを終えて…
みなさんお疲れ様です。
今年もヨーヨー全国大会3A部門に参加してきました。
結果は…
準決勝8位で決勝進出ならずでした…(11人中8位)
いやーミスが重なったせいで色々伸びませんでした。
今思い返すと色々準備が雑だったなと思うことがありましたね。
それを今回振り返りながら次の大会へのステップアップにしていきたいと思います。
・NJ終了後〜4月頭
NJが終わってからまだ熱が冷めてなかったのでちょいちょい技も練習はやってました。曲探しもNJ前からしてはいたので、NJの動画を待ってその反省から曲を絞り込みをするつもりでした。
そして技に関しては、NJのリザルトを見て、今のまま精度を上げるという選択をしました。これは今年からリザルトにクリッカーアベレージ、審判の数取器で計測した技術点の平均値が公開されたのでそれを元に判断しました。
予選が地区チャンピオンを除き全体2位、決勝も地区チャンピオンを除き全体2位だったので、今のままでも決めきればなんとかなると思ったからです。
・動画公開後、曲決め
動画が公開されて、リザルトが思ってたより伸びてなかった理由がわかりました。曲のテンポに自分の技が微妙に合ってなかったですね。具体的に言うと0.5テンポくらい速く動いてました。
これは去年のNJ、JNの反省を活かしてBPMを137まで上げたことで、「速く動かさなきゃ」という意識が必要以上に働いてしまったんだと分析しました。
なのでJNでは準決勝からBPM130〜132程度に抑えることでゆったり落ち着いてマイペースで技をやるというコンセプトでやることに決めました。
準決勝はjyyf推奨曲の「HS」、決勝はBUMP OF CHICKENの「ray」に決めました。
特にrayに関しては以前AYC(旭川ヨーヨーコンテスト)で2分フリーをやって優勝した曲だったので構成のイメージが沸きやすいこと、過去にぱいせん(キノシタシュウジ君)が使ってたのでそれを参考に3分編集を行えたことが幸いしたのでぱぱっと構成は完成しました。
・練習開始
まずは曲無しで構成の技をとにかく繰り返して精度を上げようとしましたが、過去にそれをメモして成功率を可視化したら成功率が10%とかで激萎えした記憶があったので、メモするのは回数だけにしてとにかく曲かけ練習を繰り返しました。
本番2週間前までは本番想定等のイメトレをせずにとにかく量をこなす、具体的には準決勝決勝共に500回を目標にしました(後に挫折)
具体的な練習方法としては、
①ストレッチをして身体と脳を目覚めさせる
②構成のコンボ単位で順番に1回成功させる
③音楽をかけながら構成を通す(約20分〜40分)
※準決勝90秒にコールと無音20秒を加えてだいたい20分ちょい、決勝は40分ちょい
④これぐらい通すと汗が出てくるのでここで休憩(20分程度)
汗が出てくると途端に集中力が切れて何も決まらなくなり、そこで何度も心が折れそうになったので、折れないための処置として汗をかく前に休憩するという練習法にしました。
平日はこれを出勤前に準決勝、決勝のどちらかを1セット。休日はどちらも2セットやりました。
ただその日の体調によって10分で終えたりやらなかったりもあったので結局準決勝は210回ちょい、決勝は150回ちょいになってしまいました。
この辺残りの日数や自分の体調と相談しながらになるんであまり目標を大きくし過ぎると変な重圧でモチベが激萎えしかねないと感じました。
500回やるなら最低でも4ヶ月前から動かないと遅いですね、1〜2ヶ月ではとてもじゃないが体力と集中力が保たない…。
・本番前最初で最後の練習会
5月26日の旭川練習会がJN前最初で最後の人前で通せる機会でした。そこで現状の実力を知っておこうと思いましたが…
準決勝は2回やって5ミスと4ミス、決勝は15ミスでした。この時点で準決勝は仕上がったと勘違いしたのが良くなかった、これ以降は決勝の練習比率を上げてしまい、結果的に準決勝の精度が落ちたんだと思います。
とはいえ去年は準決勝に全振りし見事通過はするも決勝は15回くらいしか通しておらず練習してないと言ってもいいレベルの出来で散々な結果、なら今年は決勝の練習も充分に積もうと思うじゃないですか。でもその判断は単なる甘えでした。
しかも練習会以降は疲労による集中力の欠如を極力抑えるために、量も減らしてしまいました。1日2回とかそんなもん、そりゃ駄目だ。
・反省
とまあこんな感じで始動も4月中旬頃と遅く、しかも残り3週間で手を緩めてしまうという悪手…
本当に勘違い野郎の腑抜けです。だからフリーが終わった後も、配信見直して自己採点した後も、結果発表で落ちたことがわかっても、
悔しくなかったんです。
自分はこの程度、自分に出来ることは全てやった、これが実力、そう自分に言い訳を脳内で繰り返して、「さ、来年はオーバー40で好きなことするエンジョイフリーでもやるか!」って思ってました。
でも…
やっぱりあのフリーでは悔いが残る。もっとストイックに練習量をこなして、最低でもNJの時ぐらい練習していれば、あんな内容にはならず、結果も違っていた。
ステージの魔物に喰われたとは思ってません、あれがあの瞬間の実力、上振れも下振れもしてない完全な自分の実力だったと思います。なので「あんなに練習したのに…なんで決まらないんだ…」って感情じゃなく、「練習してないんだからこんなんで当然だよね」って感情で、これが本当の「自分に負けた」って奴です。要は怠惰。
なので、来年はオーバー40には出ません、3A部門に出ます。次戦は未定ですが、来年のJN出場だけは決めました。
もしかしたらNJが無くなる可能性もあるかもしれないので、そうなったらワイルドカードから頑張ります。他の地区に出る選択肢は無いです、お金がないので。
次戦に向けての課題、目標はまず技を増やす。流行りの加点が強い技をとにかく覚えて精度を上げて構成に組み込む。個性が〜とかいうちゃちなプライドはとうの昔に捨てたはずですが、最近の流行り技は実は難しいので逃げてました。なので逃げずに覚えます。
そしてガラッと技が変わって極々一般的なみんなこの技やるよねーつまんないねーって言われるようなフリーになったとしても良いのでとにかく難易度を上げて手数を増やす。難易度インフレに着いていかないと個性があっても駄目ですから。僕は競技志向が強いみたいです。
というわけで、ここまで長々と書いてきましたが今回の反省はこれで終わりにします。
9月にAYC、11月?にEZONEと道内の非公式大会もありますが、行きはしますが多分出ません。というのも技を増やして精度を上げるのに体感1年はかかります、その間に大会を挟んでしまうと全てが中途半端になって結局今のままダラダラ大会に出続ける羽目になるからです。これは断言出来ます、そういう人間なんで。
今回は不甲斐ない結果になり、応援して下さった皆さんには申し訳ないことをしました。全ては自分の怠惰が招いた結果です。もう40歳になるから〜と言い訳はしたいですが、それでもまだまだ最前線に付いて行きたい、勝てなくても良いから決勝の舞台に立って満足いく演技がしたいです。そのためによりキツいほうへ変化をしていきます。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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