MOBA勢によるOverPrimeの感想まとめ(システム、アイテム関連)

PCで遊べるTPS×MOBAで、現在クローズドベータテスト中のOverPrime。めちゃくちゃ面白いです。(クローズドといっても誰でも参加できるんだけど)

どちらのジャンルも知っている人ならどんなゲームかなんとなくイメージできると思います。
が、「実際のところ、どんなシステムなの?」と気になってるあなたのために、MOBA歴6年のぼくが内容と感想をまとめてみます!

MOBA経験者向けの内容なので専門用語をバシバシ使っていくのであしからず。

今回はゲームシステムとアイテム関連についてまとめます。ヒーローについては別記事にて!

前半に箇条書きでまとめていて、後半にいくつかピックアップして詳しく解説します。

MOBAのシステム関連

簡単に言うと、MOBA経験者なら何の違和感もなく、すんなり理解できて馴染めるシステムです。

  • マップは3つのレーン+ジャングル。5つのロールから成り立つよくあるMOBA。

  • レーンの左右の端にワープゾーンがあって、反対レーンにワープできる。

  • 1試合の平均時間は30分程度。長いと50分くらい。

  • タワーとインヒビターがあって、インヒビターを壊すとスーパーティアン(このゲームではミニオンをティアンと言う)が出てくる。インヒビターは一定時間で復活する。

  • ジャングルは赤バフ、青バフがある。倒すと全ティアンが強化されたり、敵陣に突っ込んでくれたりするオブジェクトがある。

  • LoLでいうサモナースペルは無し。代わりにフラッシュとスマイトはアイテムのアクティブ効果として使える。

  • お金はラストヒットを取らないと獲得できない。ただしサポート用アイテムを持ってればもらえる。

  • AAが左クリック。スキルは右クリック、Q、E、Rの4つ。

  • レベル1(ゲーム開始時)からULT(R)以外のスキルは全部使える

  • メレーヒーローのAAは範囲攻撃、レンジヒーローのAAは単体攻撃

  • アイテム効果はMOBA経験者ならよく知ってる内容が多い(フリーズやCC解除みたいなアクティブ効果から、周りの敵ヒーローAS+MSダウン、攻撃ヒットで周りに拡散ダメージなど)

TPSのシステム関連

三人称視点になるだけで、MOBAとしても動きが大きく変わります。

  • ヘッドショット判定は無し

  • マップ的には視界の無い(ミニオンやワードがない)ところでも、目視で見える場所にいる相手は確認できる(マップには表示されない)

  • ステルスを足音で補足できる

  • マップの高低があるため位置取りや戦術に幅が出る

  • 方向指定スキルは一部を除き視野範囲内にしか打てない→すぐに後ろに打つとかができない

  • AAが確定ヒットではない(エイムが必要)※ティアン→ヒーローへの攻撃は確定ヒットです。

アイテム関連

アイテムも馴染みのある内容が多め。一部表現方法が異なる(CC=群衆制御、ノックアップ=エアボーンなど)けど、すぐ慣れる感じでした。

  • HPポーション、マナポーション、ワード的アイテム有り(ステルス映る)

  • ワードは一人一つしか置けない(複数置くと、前のワードが壊れる)

  • ワードで相手のワードが見れて、AAで破壊できる

  • デキマ原石というアイテムがあり、他MOBAの靴に近いイメージ。フラッシュ、スマイト、サポート用と3つの効果がある

  • サポート用アイテムのアクティブ効果にワード設置機能つき(リコールで補充)これは先ほどのワード一人一つの制限に入らない。つまりサポートアイテム持ってる人はワード2つ置ける

  • 物理武器&防具、魔法武器&防具が揃ってる。

  • 自動購入なし

  • お勧めアイテム有り

  • 細かいけど、アイテム一覧開きながらだと歩けない

オブジェクトについて

ここからは少しずつ掘り下げた解説です。まずはジャングルオブジェクトについて。

いわゆる赤バフ、青バフがあって、即時にマナを回復するモンスターもミッドレーンに近くにいます。

大きなオブジェクトは二つ。

一つはプライムの精霊。倒すと味方ティアンが一定時間強化されます。

デュオレーン側のジャングル中央にいます。

二つ目はプライムの守護者。倒すとオーブをゲットし、オーブを持ったヒーローが相手MAP側の祭壇に入ると、中央に守護者を召喚。グングン進撃してくれます。

ソロレーン側のジャングル中央にいます。
めちゃ強いです。

アイテム「デキマ原石」について

他のMOBAで言う靴に当たるアイテム。移動速度は上がらないけど、それぞれ固有のスキルを持ってます。MOBA勢からすると一番ややこしく感じましたが、一度理解すれば「なるほど」ってなります。

左からTier1、2、3のアイテムです

まずはレーナー用。この3つは全て短距離テレポート、つまりフラッシュがアクティブ機能として使えます。
色によって上がる能力が異なるので、以下のようにヒーローの強みに合わせて買うことになります。

赤:ファイター or マークスマン(このゲームではレンジャーと言う)
青:メイジ(このゲームではキャスターと言う)
緑:タンク

フラッシュについては説明の通り見ている方向に移動するので、他のMOBAのように緊急で後ろにフラッシュとかはできません。

次にサポート用。アクティブ機能はフラッシュではなく、ワード設置。(説明文章は間違ってる…というか誤解を生む書き方になってる)

そして敵ヒーローへの攻撃でゴールド獲得。更にはCSを取っていないティアンからもゴールド獲得できます。

画像にはないけど、Tier2の斧があって、その後Tier3の3種類のどれかにアップグレードする。

最後にジャングル用。アクティブ機能はスマイト。ジャングルをするなら必須のアイテムです。そこから派生が3つに分かれるので、使ってるヒーローに合わせてTier3までアップグレードしていきます。

視界について

マップに映るのは味方ヒーローとミニオン、ワード(正確には監視者の眼)の付近のみです。

ただしTPS視点だと、MAPに映っていない相手を確認することができます。それが「自分視点の視界に入っている時」です。

レーンの先にいる相手や、レーンからジャングル内など、意外と見える範囲が広い為、VCを使ってる場合は報告内容として必要になるポイントですね。

ワープゾーンがある

左右のレーン中央端にワープゾーンがあって、それぞれを繋いでいます。これによってジャングル以外からのガンクを警戒したり、スプリットプッシュを左右同時に仕掛けたりと戦術の幅が広がってますね。

高低の概念がある

平面の距離だけではなく高低を考える必要があるため、視界取りはもちろん、スキルが当たるかどうか、ガンクをしやすい、されにくいかどうかなど、考えることが増えます。

移動に関しては壁抜けがほとんどないので、代わりに一定の高さをスキルで移動できるかどうか、という能力が機動性を判断するポイントになりそうです。

最後に

ざっと気になる点を書いてみました!

TPSとMOBAの良さが気持ちよくマッチしていて非常に遊びやすい印象です。

MOBA様子がめっちゃ強いので、MOBA未経験者はLoLなどより難しく感じるかもしれませんが…!

もうすぐクローズドベータテスト終わっちゃうけど、早くも正式リリースが楽しみです…!

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