見出し画像

難平地獄から抜け出すためには_2(Part19)

前回の記事では2連続で閾値を満たしたら??

という内容で記事を書いていきました!
前回の記事をまだ見ていないという方は こちら からどうぞ!!

その結果は??

と見ていくと、RSIのBASEと比べてもそこまでよくならない結果となりましたね。

脳死して難平していくことがどれだけ危険な事なのか数字から体感できたのではないでしょうか?

それでも自分がエントリーしたポイントから逆行したら追いたくなってしまうのが人間の心理ですよね。そこに関して上手に付き合えるかがバイナリーでは大切なのかとも思います。

となったら、『どこまでなら追っていいのか。』

これを理解するほかないですよね。

自分の中でルールをしっかりと決めるためこの部分を検証して確立していきましょう!!

それでは今回の記事は、前回の2本連続の本数を増やし

【3・4本連続】

でRSIが閾値を満たしている状態をバックテストから見ていき、さらに結果がどうなっていくのか確認してきたいと思います。

前回と今回の結果で、連続で閾値満たしている時のBASEとなるデータが確認出来て相場の動きも仮説が立てられると考えているので是非最後まで読んでみてください!!

ではまず、3本連続でRSIが閾値を満たしたときのバックテスト結果になります。


《バックテスト結果_1》

2010年から2020年9月までの結果
短期(5分判定)

全通貨_S

中期(10分判定)

全通貨_M

長期(15分判定)

全通貨_L

直近3年のバックテスト結果
2017年から2020年9月までの結果
短期(5分判定)

全通貨_S_直近3年

中期(10分判定)

全通貨_M_直近3年

長期(15分判定)

全通貨_L_直近3年

今回のバックテストはこのようになりました。
それでは2本連続の結果(前回の記事の結果)と比較していきたいと思います。



《バックテスト考察_1》

3本連続

全通貨一覧結果

2本連続

全通貨一覧結果


結果を並べるとこのようになります。私はこの結果をみて

・取引回数は半分ほどに減少
・勝率は全判定時刻で上昇
・連勝・連敗・獲得Pipsはそこまで変化なし

これらのことが分かるかと思います。一つずつ見ていきましょう!


《バックテスト結果をさらに深掘り_1》

■取引回数と勝率■

取引回数に関しては、2連続の時と比べると半分ほどに減少しました。

半分減少した中で勝率はどうなの??とみていくと、

中期判定は上昇率が低いものの短期・長期判定では2本連続の時と比べても大きく上昇する結果となりました。

特に長期判定は結果が大きく異なりますね。

2連続の時にはBASEと比べてもあまり結果は変わらなかったのですが、3本連続になるとようやく、BASEよりも気持ち高いパフォーマンスを発揮してくるようになりますね!

でも、忘れていけないのは今回は閾値を満たしたといった条件のみでバックテストを取得していることは念頭においてください。

あくまで、BASEです。

これから制御を加えていってどのような結果になっていくのかを見ていかなくてはいけないですからね!!

閾値を満たしたといった状況だけであれば、2本連続よりも3本連続の状況の方が勝率は高いんだなと思っていただければと思います。


■連勝・連敗・獲得Pips■

連勝・連敗のバランスに関しては、2本連続の時とは変わりませんでした。
それでも3本連続というポイントを制御するだけでバランスは大きく整えられるのは変わりませんね!

それと同時に獲得Pipsも確認していくと同様に2本連続の時とはそこまで変わりませんでした。

連続で閾値を満たした事柄に獲得Pipsを上昇させる要因は考えにくいのかなと私は考えました。

この後、4本連続のバックテストも見ていきますが、そこで獲得Pipsも確認してどのような数値へと変化していくのかも注目していこうかと思います!


それでは次に、4本連続で閾値を満たしているときのバックテスト結果を見ていきましょう!




《バックテスト結果_2》

2010年から2020年9月までの結果
短期(5分判定)

全通貨_S

中期(10分判定)

全通貨_M

長期(15分判定)

全通貨_L


直近3年のバックテスト結果
2017年から2020年9月までの結果
短期(5分判定)

全通貨_S_直近3年

中期(10分判定)

全通貨_M_直近3年

長期(15分判定)

全通貨_L_直近3年


4本連続のバックテストはこのようになりました。
3本連続と比較してみて結果の推移を見ていきましょう!


《バックテスト結果の考察_2》

4本連続

全通貨一覧結果

3本連続

全通貨一覧結果


3・4本連続の結果を並べるとこのようになります。
結果を並べてわかることは、

・取引回数は半分以下には減少しなかった。
・勝率は全判定時刻で低下
・獲得Pipsは若干であるが上昇

と言う事を私は感じました。
1つずつ細かく見ていきたいと思います。


《バックテスト結果をさらに深掘り_2》

■取引回数と勝率■

取引回数に関しては半分ほどにはならなかったものの、40%近く減少した結果となりました。私の思っていたよりも回数は多く残っていたイメージです。

逆にこれだけ残っているということは3本連続で閾値到達すると4本目も閾値を満たす可能性が高いと仮説が立てられますね。

そこで勝率を見てみると、3本連続の結果と比べると勝率が下がってしまう結果となりました。
この結果には私も驚きました。

【4本連続で閾値を満たした】

という条件だけだと3本連続よりもかなり勝率は下がります。

では、この結果から何が言えるのかというと

【4本連続で閾値を満たした状況にまでなると、逆張りの相場には向いていない可能性があるのではないか?】

と私は考えました。

閾値を連続で満たしているとなると、そちらの方向へと一方向へ進んでいる相場の可能性がある。
そうなったときに3本目はBASEよりも高い結果となったが4本目までいくと、BASEと比べて勝率が大きく低下することからそれ以降は追うことをやめた方がいい。

このような考えもできるのかと思いました。
逆張りに向いていないポイントを避けていくこともとても大切だと思うのでこの結果はロジックを考える上でもかなり大切になってくるのではないかと思います!


■獲得Pips■

獲得Pipsは4本連続になると全判定で若干ではありますが上昇する結果となりました。

4本連続までになると意識され始めるのかと思いますが、勝率の項目でも見た通りそもそものBASEが下がっているのでこの獲得Pipsを生かしたいとなるともう少し追及が必要になりそうです。

それでも、3本連続よりも意識されたポイントという事実は変わりませんね。


《まとめ》

今回は、3・4本連続の結果を見ていきました。
3本目になればBASEよりも高い結果になり4本目まで行くとBASEよりもかなり低いものになってしまうのが分かりました。

連続で閾値を満たしたからと言って、勝率とは関係してこないのが理解できたかと思います。

連続で閾値に満たすことではなく、
どのように閾値を満たしてきたのかを分析していくことが必要なのが前回・今回のバックテスト結果を見てわかったのではないでしょうか!

それでも、

【〇本目まで追う。それ以降はどんな形であろうが難平はしない】

と自分の中で制御をするだけでもトレードスタイルを安定させられることが今回の閾値を連続で満たしたBASEのバックテストで分かりましたね!

どんなバックテストを取得していこうが、それが自分のトレードの指針にしかならず、最終的にはトレードするためにどんな制御を自分にかけられるかが大切だと思います。

なので私は、バックテストだけでは戦わない。

バックテストはあくまで相場の特徴を理解する。

そこから自分の特徴にあった手法を確立していく。

この方法が私が思う初心者ほど使えるバックテストの使用方法だと思っています!!



《次回バックテスト》

次回のバックテストは、前回の記事のバックテスト内容に制御を加えていき強いポイントを探しに行ってみたいと思います!

アローポイントを見て、こんな制御強いのではないのかな?
有効なのではないかな?

と一緒に確認できたらいいなと思っています!

是非、次回の記事もお楽しみに!!



Note最後の枠

最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さんのためになるような投稿をできるよう日々精進していきます!

3・4本連続閾値を満たしたバックテストはどうでしたか?

記事にも書いていない内容を自分でも見つけていき、
少しでも内容を盗んでいただけたら嬉しいです!!あ

有料記事も更新していくつもりなのでお楽しみにしていただければと思います!!

Twitterでも投資に関してやバックテストについての情報発信をしているので、是非チェックお願いします!

Twitter:@yuuki81600

Note最後の枠


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?