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【ADX】BASEバックテスト結果_2

皆様、お疲れさまです!

先週は、【ADX】について執筆しました!
使った事のないインジケーターなだけあって計算式から理解をしていき、なるべくインジケーターの特徴を掴めるよう理解をしていきました!

自分が実際使ったこと無かったとしても、こういう物なんだなと知っているだけで、それが自分のスタイルに何かしらマッチしてくれたら知識の派生へと繋がっていきますよね!

なにから何まで、頭に詰め込もうとする事はまた違いますが、

【無知こそ怖いものは無い】

と私自身は思っているので、自分流が確立するまでは色々な知識は取り入れていいと思ってます!

理解していく中で、自分にはこれがあってそうだな。
これを使ってたら熱くならずに取引できるようになったな。などを自分の体で感じでブレない意識と言うものを持っていきたいですね!

前置きはこれくらいにしておき、
今回もADXのバックテストを見ていきたいと思います!

先週は、

ADX:30以上 かつ +DI:30以上 Lowエントリー
ADX:30以上 かつ  -DI:30以上 Highエントリー

のバックテスト結果を見ていきました!
その記事はこちらから見れます!


そこで今回は、すこし閾値を高くして、

ADX:40以上 かつ +DI:40以上 Lowエントリー
ADX:40以上 かつ  -DI:40
以上 Highエントリー

にして、バックテストを取得していきたいと思います!

基本的なインジケータは閾値を深くしていくと勝率が上がる計算かと思います!ADXは果たしてどうなのか?30と比べてどのくらいパラメーターが変化していくのか。

そこに注目して見て行けたらいいのかなと思います!

ADXの計算式を見ていくと、閾値が深くなれば

・30よりもさらなるトレンド方向の強いポイント
・指定期間連続で陰線陽線が発生。

これらのポイントで条件が成立してくるのかなと思います!

それでは、バックテスト結果を見ていきましょう!


《バックテスト結果》

ADX:40以上 かつ +DI:40以上 Lowエントリー
ADX:40以上 かつ  -DI:40
以上 Highエントリー

は下記のようになりました!

2010年から2020年9月までの結果
短期(5分判定)
資金推移

全通貨_S

年別結果

全通貨_S_y

時間別結果

全通貨_S_h


中期(10分判定)
資金推移

全通貨_M

年別結果

全通貨_M_y

時間別結果

全通貨_M_h


長期(15分判定)
資金推移

全通貨_L

年別結果

全通貨_L_y

時間別結果

全通貨_L_h



直近3年のバックテスト結果
2017年から2020年9月までの結果
短期(5分判定)
資金推移

全通貨_S

年別結果

全通貨_S_y

時間別結果

全通貨_S_h


中期(10分判定)
資金推移

全通貨_M

年別結果

全通貨_M_y

時間別結果

全通貨_M_h



長期(15分判定)
資金推移

全通貨_L

年別結果

全通貨_L_y

時間別結果

全通貨_L_h


通貨別結果

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今回取得したバックテスト結果は上記のようになりました。

《バックテスト結果の考察》

前回の結果と比較してどのように結果が推移していったのかを確認していきましょう!結果は以下の通りです。


ADX:40以上 かつ ±DI:40以上(今回)

全通貨一覧

ADX:30以上 かつ ±DI:30以上(前回)

全通貨一覧


◆取引回数と勝率

閾値を 30 ➝ 40 へと変更すると取引回数は、10分の1 ほどに減少しました。

思ったよりも閾値変化によって制御はかかってしまうんだなとこの結果を見て思いました。実際にアローポイントを見て数字と体感をリンクさせてみましょう!

アローポイント1

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アローポイント2

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アローポイント3

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アローポイント4

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実際にチャート上にアローを出してみると一方方向に続く相場に多く反応している傾向にあることが分かるのかなと思います。

逆に、レンジで決まっているような相場だとほとんど反応してくれないような印象を持ちました。

取引回数を多く減らした原因の一つにこのレンジ相場で反応しないといった内容は含まれるのかなと思います!実際に相場にアローを表示させるとどこがダメでどこがいいというのが体感できますね!

その時の勝率は?と見ていくと、、、


短期:1.8%上昇 中期:1.6%上昇 長期:1.4%上昇


という結果になりました。全判定で勝率は上昇した形になりましたね!
それでも取引回数が10分の1にまで減少しているので取引回数の減り具合からいったらもう少し勝率が上がってもいいのかなとも思いました。

ですが、重要なのは、これくらい勝率が上がったんだー。

で終わりにするのではなく、ここから何が分かるのか?

というのを考える方がよっぽど大切かと思います!なので、ここから下は私の考える内容を執筆していきたいと思います!なので参考程度に捉えていただき、読んでいる皆さん自身の解釈を考えてみてください!

では早速!!


私はこの結果とアローポイントを見たときに、あるインジケーターを導入したときとアローポイントが似てるなと思いました。それは

【RSI】です!!

RSI14の70/30以上以下のアローポイント

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前回の記事でも書きましたが、ADXの計算式自体がRSIとかなり似ているところはあります。なので相場の動き的にRSIで反応するところはADXも反応する傾向にはあります。
➝ADXの計算式の説明は前回の記事で!

とわかったところで、RSIのバックテスト結果はどうだったんだっけ?と私は思いました。

RSIのバックテスト結果は以下の通りでした。

2010年から2020年9月までの結果
短期(5分判定)

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中期(10分判定)

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長期(15分判定)

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RSIの詳しい内容に関しては 【こちらから】 見れます!

この結果を載せた記事にも書きましたが、直近の勝率の低さが課題でした。ですがADXの結果を見てみると、RSIよりも直近の勝率は悪くないのが分かるかと思います。

アローポイントは似ているのに、なんで結果がこんなにも変わるのか??

ADXにはあって、RSIには持っていないもの。

これを考えてみた結果、±DIの影響でここまで勝率が変化しているのでは?

と思いました!


RSIは、一方方向に進んでしまったら、値も一方に張り付きRSIとして有効ではない状態になってしまいます。ですがADXは±DIがあることによって、

・トレンドの強さはADXで。
・ロウソク足の形成状況は±DIで。

と制御をすることが出来るのか!!と思いました!

今回のバックテスト内容だと、トレンドの中でもDI値が大きくなるロウソク足の形成ポイントのみにフォーカス。することによってだらついたトレンドにはアローが出ないようになり、結果、相場そのものの強いポイントにアローを表示することが出来た。

という制御をかけられたことになったのかなと私自身は思いました。

RSIそのものでも強いポイントはたくさんあります!
でもRSIだけではどうしても補えないポイントもあるかと思います。

そんな時には、ADXの出番なのかなと思います!!

RSIにはない、ロウソク足の形成状況も同時に確認できる。

これがADXの一つの長所なのかなと考えました!!


前回も述べていた、ADXの可能性は深掘りをするほど良さが垣間見えます!


◆最大DDと獲得Pips

最大DDに関しては今回のバックテストで大きく減らすことが出来ました!
そもそも取引回数が少ないので減る傾向にはあるものの、ここまで小さくなると制御としては閾値は大きな機能をしてくれているかと思います!

それと一緒に、獲得Pipsも確認していくと、全判定で上昇しているのは分かりますが、長期判定になればなるほど上昇値も大きくなっていますね!

長期判定に強いインジケーターなのがやはり前回からも感じられるので最近はやりのVLDMIとはまた違うポイントで戦えそうです!!

この長期判定の強さも存分に生かしていきたいですね!!


《まとめ》

今回は閾値を 30 ➝ 40 に変更してバックテストを取得していきました!

取引回数の減少具合にはすこしびっくりしましたが、今回のバックテストでRSIとの違いとADXの良さを再認識することが出来たのでそこは大きな収穫になりました!

RSIではカバーできないポイントをADXで・・・・

そう簡単ではないですが、できるようになったらかなりいい武器になるのかなとも思っています!!

こうやって数字で物事を見ていくのはやはり楽しいですね!!

答えのない世界だからこその無限の可能性と魅力があると私は感じます!!

これからもバックテストを通じて相場の特徴だったり本質だったりを理解できるように精進していきたいと思います!!


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記事共有してくれたらうれしいです!!

ではまた次回をお楽しみに!!


Note最後の枠

最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さんのためになるような投稿をできるよう日々精進していきます!

RSIを使用してのADXの良さを理解する記事はどうでしたでしょうか?

RSIのバックテストを取得していたからこそ気づけた内容で、考えながら取得するバックテストはこうしていつかつながると思っています。

共通して言えること。ある事柄にしか言えないこと。

それが分からないからこそ、自分が必要だと考えることに意義がありますね!

やはり考えることが大切ですね!!

Twitterでも投資に関してやバックテストについての情報発信をしているので、是非チェックお願いします!

Twitter:@yuuki81600

Note最後の枠


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