【VLDMI】BASEバックテスト結果
今回もメジャーなインジケーターのBASEとなるバックテスト結果を公開していこうかと思います!
そう思った経緯を簡単に書きたいと思います。
《今回の記事を書こうと思った経緯》
私自身、バックテストを取得してきて感じたことの一つに、目標のないバックテストほど無駄なことはないなと感じました。
バックテストは大事なことを知れる半面、時間がかなりかかってしまう作業でもあります。
”時間”こそ、人生において誰しもが平等に与えられているものであり、一番重要視しなくてはいけないものだと思っています。
私が最初にバックテストを始めたときは、相場のことなど一つもわからず簡単なバックテストを取得できるようになったとしてもどんなものを取ればいいかわからない状況でした。
それでも、周りが高い勝率を求めている姿を見て勝率が高いものを理解するのが正解なのだとその時は感じ、やみくもにバックテストを取得していました。
ですが、どんなに勝率が高いものを手にしても結果は現れませんでした。
この時、私は、やみくもにバックテストを取得してはいけない。
全てのバックテストに自分の意図を持ち、
考えて結果を見ていかなければならないと気が付きました。
そのことを思ったのはいいものの、まず何から手を付けたらいいのかわかりませんでした。
ロウソク足のことなのか。それともインジケーターのことなのか。
バイナリーで一番やってはいけないこと。
それは【熱くなって資金を溶かしてしまう事。】
これを防ぐにはどうしたらいいのかを私はまず考えることにしました。
熱くなる = 自分の負けていることに納得ができない
これは一つ当てはまるのかなと思いました。
人それぞれ、サインツールを使っていたり、裁量メインで取引していたりと形は様々かと思います。
私は裁量も何もわからず、バックテストしかとることはできなかったのでまず取引の形を決めていこうと思いました。
簡単に形を決めていける一つの手段として、
【インジケーターを使用しての取引】
が私の中ではまず納得できるのかなと思いました。
なので今回皆さんに、インジケーターのBASEとなるバックテスト結果を公開して、
・まだ取引スタイルが確立していない。
・どうしても取引していると熱くなってしまう。
という方に是非方向性を決めていただけたらなと思い執筆することにしました!!
自分にはどのインジケーターが合っているのか。
はたまた、今自分が使用しているインジケーターのBASEとなる結果はどのようなものなのか。
これを数字から自分の中に落とし込んでいただけたらなと思います!
今回の記事は、私がバックテストを取得してきて一番といってもいいほど必要となった項目です。
まずは土台作りからです。
納得できる土台を作れるように記事を読んでみてください!!
長くなってしまいましたが、これが今回インジケーターのBASEとなる結果を公開しようと思った理由です!
それでは、バックテスト内容の確認へと移っていきましょう!!
《バックテスト内容の確認》
今回のバックテストは、
【VLDMI(14.10.5)が70/30以上以下の時】
になります。
のちに、14.10.5の80/20 だったり 90/10
パラメーターを変更してみてバックテスト取得してみたりしてみたいと思います!
BASEの結果から何が分かるのか、それを一つずつ見ていきましょう!!
《バックテスト結果》
2010年から2020年9月までの結果
短期(5分判定)
資金推移
年別結果
時間別結果
中期(10分判定)
資金推移
年別結果
時間別結果
長期(15分判定)
資金推移
年別結果
時間別結果
直近3年のバックテスト結果
2017年から2020年9月までの結果
短期(5分判定)
資金推移
年別結果
時間別結果
中期(10分判定)
資金推移
年別結果
時間別結果
長期(15分判定)
資金推移
年別結果
時間別結果
通貨別結果
VLDMIのBASEとなるバックテストは上記のようになりました。
アローポイントと共に結果を細かく見ていきましょう。
《アローポイントと考察》
アローポイントはこのようになっています。
----アローポイント1---
----アローポイント2---
----アローポイント3---
----アローポイント4---
アローポイントを見てみるとRSIよりも面白いポイントでアローが出ている気がしますね!
それが分かるためにもチャートにVLDMIとRSIを入れて確認しやすくしています!
RSIで反応しないようなポイントでVLが反応しているところが多々あります。なぜこのような動きになるのかというとVLに入っている、
【標準偏差】がRSIと違う動きをさせていると私は考えます!
ボリンジャーバンドにも使われている標準偏差ってそもそもどんななのという話になりますが、細かい説明は標準偏差の参考文献を載せておきますので気になる方は確認してみてください!
この記事を読んでまず偏差についての理解が出来ましたでしょうか??
その次にVLDMIの計算式についてです。リンクは下に貼っておきます!
平均と偏差の違いが自分の中で理解できるとまた使用目的が明確になってよりVLの強さが分かってくるかと思います!
この標準偏差を搭載しているからこそ、相場のばらつき感を把握し、それにあったRSIの値に変化してくれるのが一番の長所になるかと思います!
と言う事は、どんなポイントがVLは強いのかと考えると・・・
これは自分で実際に考えて自分なりの答えを出してみてください!
言わないんかよ。と思うかもしれませんが、
この自分で考えるというと行為がとても大切なので諦めずに考えてみてくださいね!
この答えはVLを深掘りしていくときに執筆出来たらと思います!
《RSIの結果との比較》
今回はRSIと標準偏差が入っているVLDMIの結果を比較して勝率や取引回数にどのような変化が出てくるか確認してみたいと思います。
RSIのBASEデータ結果(2010年から2020年9月までの結果)
VLDMIのBASEデータ結果(2010年から2020年9月までの結果)
RSIのBASE結果と並べてみていかかでしょうか?
一番気になるところは、【取引回数・勝率】のところだと思います!
取引回数に注目してみると、1日平均回数で見てもRSIよりもVLの方が150回ほど多いのが分かるのかなと思います。
それに対して勝率を見てみると、
直近判定は0.1%、中期は0.3%、長期は0.4%ほどVLが低い結果となりました。
バックテストを取得している人だとわかるかと思いますが、これだけ取引回数を多くして勝率を維持するのはすごく大変な事です。
ここまで勝率を下げずに取引回数を多く残すことが出来るのはVLの強さかと考えます!
なので、VLを使いたいと考えている人はこの取引回数に注目してロジックを作成して欲しいなと私は思っています!
あとは、長期判定になるにつれて勝率が低下することの要因の一つとして、直近の動きによってVLDMIの動きが最適化されるので長期間の相場観を把握しきれていないというのが一つ考えられるかと思います。
なので長期判定を選択する際にはVLDMIよりもRSIを使用した方がロジックの構築としては簡単なのかなとも思います。
連勝・連敗数にも注目してみたいと思います。
実際に確認してみると、RSIの値と比べてもそこまで値に変化はなく同じくらいの連勝・連敗数だというのが分かるかと思います。
これから何が言えるのかというと、
【負けるパターンの形としてはRSIの形と同じである可能性が高い】
ということが言えるのかと思います。
RSIの負けパターンは自分の記事の方でも書いていますので気になる方は確認してみてください!
負けるところの対処法はRSIと同じ対処法でも応用できる。
また、RSIと比べて勝つポイントはどこなのか。
VLDMIを使用するにはこれを追求していく必要がありそうですね!
獲得Pipsにも注目してみるとVLDMIの方が少し小さくなっていますね。
上記でも述べた通り、RSIが反応しないようなポイント(レンジ)でも反応するのでPipsは小さくなりますね。ここをしっかりと攻略していくこともVLDMIを極めていくカギになりそうです!
《まとめ》
今回はVLDMIのBASEデータについて公開していきました。
VLDMIのバックテスト結果はあまり目にしない気もするのでこの情報自体はそれなりに価値のあるものなのかなと思います!
RSIの進化版といわれるVLDMI。
取引回数が多いからこそ扱う際に注意しないと大やけどを負ってしまうという点もあります。また標準偏差自体の強さもあるため簡単な制御だとVLDMIの良さを生かしきれないケースなどもあります。
なので標準偏差については細かく分析していく必要があり、どんな時にはより効果を発揮するのだろうと考えていくことが大切ですね!
これからもインジケーターの基礎となるデータを公開していけたらいいなと思うので楽しみにしていてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さんのためになるような投稿をできるよう日々精進していきます!
VLDMIの結果はいかかでしたでしょうか?
RSIよりも取引回数はかなり大きいけど勝率はそこまで変わらないVLDMI。
とても魅力を感じますよね!
それでも元から強い標準偏差が入っていることからクセのあるインジケーターでもあります。
そこを攻略していくことがVLDMIマスターになる第一歩なのかと思います!
Twitterの方も情報発信をしているのでチェックお願いします!
Twitter:@yuuki81600
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?