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なぜ、「サボっている人」ほどうまくいくのか: ムダな努力から解放される7つのポイント

著:田中 靖人
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全体の印象として、著者の田中様は難しいことや知らないことを言っているわけではない。知っている、知っていた、言われれば「たしかに!」と思う。でも出来てない、やらずに忘れて日々に忙殺されていることを思い出させてくれる1冊だった。

以下、読書感想、引用とコメントです。

「頑張る理由」が他人から言われただけの場合はやる気も上がらずモチベーションを保てなくなります。

自分が頑張りたいと真剣に思えていたら、結果に左右されず楽しみながら頑張るものなのです。

「楽しんでいる」が最強。例えば好きなゲームなら何時間でもできるのに、読書や勉強だと急に時間が短くなる。ゲームしてるのと同じくらい楽しめれば、そのために時間を取ろうと思えるし、確実に成長する。

自分のレベル・能力を把握せずに場違いな場所で勝負を仕掛けてるのでは、うまくいきません。 今の自分でも勝てる場所を考えて、勝負を仕掛けていきましょう。それがオリジナリティにも繋がります。

毎日10時間ゲームしたとしても、プロ相手には勝てない。でも初心者相手だと無双できるし、教えてあげることもできる。
自分より強い相手に挑む姿勢は好感も持てるし自己陶酔しやすいが、ビジネス視点で観ると正しくはない。

経済的自由な人はどうしているかというと、「労働力」以外の商品を市場に売り込んで、対価としてお金を受け取っています。

ここが考えていかないといけないところ。僕の周りでは「知識」を文章や動画に残して販売している人が多い。あとはセミナー。

これから世の中の経済状況はよく分からないようになってきました。カオス突入です。今までの常識が通用せず、常に新しいものが流行っては消えていく時代です。 そんな時代に何が必要なのか、それは
・過去の判断基準を捨てる力
・未来予測をやめること
・自分の考えを持つこと

ここに苦しんでいる人は多いはず(僕もそう)。
過去の判断基準については気にしている。何故ならこれの延長線上が「老害」だと思うから。
未来予測、というのはつまり「古い固定観念」と同義。人は自分の知っているものや経験からしか考えられない。

人生戦略においてもっとも重要なのが目的地と現在地を意識することです。
今の自分の能力・人脈・資産・年齢が今の現在地になってきます。
「どんな生活がしたいか、どこに住みたいか、どんな人と一緒にいたいか」が目的地になってきます。
目的地と現在地にあるギャップを埋めるための「手段」がビジネスになってきます。

「時間」「お金」「能力」「人脈」この4つを総合して自分の能力と言えます。 この4つの資源を把握した上で、どこにお金と時間を投入していくか考えるのが「戦略」です。

感覚としてイメージしたことはあっても、最も腑に落ちる文章だった。
人生戦略とは、ビジネスとは、を言語化する答えだと思う。

稼げる仕事でしっかり稼ぎ、やりたい仕事には収益性を求めない方が楽しい

この考え方はすごく好き。お金のためではなく人生を楽しむために取り入れたい。

人には現状維持バイアスがあります。人間の脳の構造上、新しいものは避けて通りたいし、いつも通りが落ち着くというのが本能で備わっています。 だから、大きく変化する可能性がある転職や、退職、副業、起業はストレスになって行動に移すことができません。全ては現状維持バイアスが働いているだけだと考えると行動できるようになります。

転職経験5回くらいあるので、行動を起こそうと思った時の足の重い感じはすごく分かる。もっと早く知っていればより行動の速度が上がったはず。

組織を取り巻く環境作りも重要になります。 「環境作り、マインド作り、リスク回避」これらがうまく機能している組織やチームはさらに結果を出すことができ成長を促すことができます。

自分がビジネスを起こす時、ビジネスに関わる時のどちらでも意識すべき点。

初心を忘れないためには、新しいことに挑戦するのが最も良い解決法です。今まで行ったことない場所や習い事、勉強などネットを使えばなんでも挑戦することができます。空き時間を利用してやったことないことに挑戦すると、常に初心を味わうことができます。

感覚として理解していた内容を文章にまとめてくれた。初心を忘れると飽きが来る。そうならないための対策としても効果的。

起業した人にありがちなのが、初めは学びだから、経費がもったいないから全部自分でやろうとしてしまいます。

人に任せられないのは自己重要感が高い 任せられないから自分でやってしまうことは、周りの人の役割を奪って自分が目立ちたい気持ちが優先しています。

個人事業主になって1年、自分はまさにこれで、全部自分でやっている。2023年末に抱えれる限界を知った。ここから自分の課題とするべき点。

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