見出し画像

「ブランディング」ってなんぞや?

日々、「○○ってなんなんだろうなぁ~」と思うことはあっても、
手に持ってるスマホでググってみるとか、
ちょっと本を読んでみるとかなかなかしないよね~
自分は本を買うところまでやってそのまま積んでおくタイプ
今回は、冬休みで時間があったので珍しく本を読んでノートにまとめるまでできました
せっかくなんで、ノートをnoteにまとめ直していこうというのが今回の主旨

きっかけはUUUM忘年会

去る、昨年末、UUUMの忘年会に参加してきました

コンプラ研修のほかに、海外のネット事情に詳しい人(ざっくり)の話があって、その中で「あぁ、ブランディングって大事なんやなぁ~」って思うなんらかの話があったんですわ。詳しい内容覚えてないけど。
鉄は熱いうちになんちゃら、ということで、名古屋に帰ってきてすぐに本を2冊購入したわけです

なんでブランディングって大事なの?

ちょー端的に言うと、
・成熟した環境だと「性能」「スペック」「クオリティ」では差が付きにくくなる
・「自分に合った商品・サービスを選ぶ」ときには合理的・客観的な基準(性能・スペック・クオリティなど)だけでなく、主観的な基準(雰囲気・印象・デザイン・イメージ)も重要
以上2点より、
「雰囲気・印象・デザイン・イメージ」に当たる部分を意図的に作る
必要がある。
これが「ブランディング」という考え方に沿って実現しよう!みたいな

改めて、ブランディングっていうのは

そもそも、「ブランド」ってなんなんですかね
「ブランド」と聞いてイメージするのは「シャネル」とか「ルイヴィトン」とかの高級品を扱ってる企業だったりすると思うんだけど、
これは、マーケティングの用語としては意味が違うらしい・・・

今回読んだ2冊の本をまとめると、「ブランド」とは「らしさ・個性・特徴・持ち味・あるべき姿」というような概念で、「ブランド」=「○○」、というような定義はできないみたいです。

そして、その「ブランド」に「ing」をつけたのがブランディングなので、
「ブランド」=「らしさ・個性・特徴・持ち味・あるべき姿」を作る、
という認識でいいのかな。

「ブランド」を作る、ということ

さっき、「ブランディング」は「ブランド」を「作ること」って書いたけど、
実際はブランドを作るだけではブランドを作れません(?)
いやどういうことじゃ、って感じだけど、正確に言うとこう
「自分自身で『らしさ・個性など』を規定しても、それが受け手の大多数に伝わっていなければ『ブランド』として認識されない」
まぁ、あたりまえっちゃあたりまえなんだけど、思ってるだけじゃ伝わらないよね~ってお話です

なので、ブランドを作るために、
組織のメンバー全員が、自分の組織のブランドを認識し、
ブランドの考えたかに沿った行動・サービスをしようとしたり、
ぱっと見や雰囲気でブランドが伝わるようなデザインを徹底しようとしたり
いろんな工夫をするわけですね

まとめと本の紹介

というわけで、ざっと「ブランディング」について自分の認識をまとめてみました。
今回、参考にした書籍の2冊をざっと紹介~

佐藤圭一(2016)『選ばれ続ける必然-誰でもできる「ブランディング」のはじめ方』(講談社).
こちらの本は、大きめな会社組織でブランディングをするためのhow to要素が強いな、という印象でした。
たくさんのメンバーがいる中で、どうやってみんなが納得・共感できる「ブランド」を作り、組織の中で浸透させ、組織をマネジメントしていくのか、という視点で勉強になりました。

水野学(2016)『「売る」から「売れる」へ。-水野学のブランディングデザイン講座』(誠文堂新光社).
こちらの本は、タイトルにもあるようにブランディングを様々なデザインに落としていくのって大事だよね、ということが納得できる内容でした。
how toよりも概念を学ぶ、という要素と、デザインに落とし込むときに必要なセンスの磨き方、など抽象的なレベルでの学びが得られる本だと思います。

どちらも2016年の本だったので、4年の間に考え方が進化しているかもしれません。詳しい方やオススメの本などがあったら教えてください!
個人的にはブランディングデザインについて、もう少し深めたいなと思っております

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?