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振り返り―今の学びが楽しいのは、三年後の自分から手紙が一方的に送られてきたおかげです。について

 学びたい気持ちが溢れていらっしゃる大人の皆さん、こんにちは。
 今回の連載、これまでご覧いただき、ありがとうございました。

 今回、「セミエッセイ」としての作品でしたが、ある部分を除いて私の実話でした。
 その「ある部分」とは、もうお気づきでしょう。

 そう、未来の自分から過去の自分へ手紙が届くことです。消印なしで。
 手紙はさすがに現実の「私」は受け取っていませんが、もし手紙が届いていたら疑い半分であっても、ポジティブなフレーズを信じていたことでしょう。
 日頃より、占い然り、血液型占い然り。誉め言葉のみを受け取ってそのまま自分のパーツに取り入れる性格なので(笑)

 こんな私ですが、人生いろいろあるもので、困難を受け流せない時代もありました。もちろん、学習意欲なんて撃沈!

 でも、人は本気さえ出せばきっかけが寄ってくるし、いろんな方法が自ずと見つかります。
 今回の学びに限らず、他のチャレンジに関しても同じことが言えるのではないでしょうか。
 お料理スキルアップ、筋トレ、美容……人が目指すものが違うだけで、私の場合は未来を楽しむための学びだった、というわけです。
 この物語で挙げたのは、文筆と翻訳で生きていくこと、海外留学と限定していましたが、このエピソードを書いているこの瞬間も、次々と、長く時間をかけて叶えていきたい夢は生まれ続けています。
 すべてを平行に行動するのはさすがに……ですが(だって私の身体は一つだけですから)。
 でも時期をずらすことで八〇パーセント以上叶えることはできると信じています。
 それに気づかなかった二〇代の私がこの連載を読んだら、どう思うでしょうか。
 近い将来、もしかしたら手紙だけでも時空を超えるかもしれませんが、だからといって私たちが平等に手にしている時間を巻き戻せるわけではありません。
 だからこそ、一秒一秒を大切にしてください。

 今、皆さんにお尋ねします。

 今、あなたができることは何ですか?


 追伸 TOIECの過去最高点数、あと五点で六百点台です(笑)

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