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SFC版スターフォックスのトラウマステージ 「アウトオブディスディメンションズ」のプレイ動画を観て思ったこと - 普通に怖い

紙飛行機が地味に強い。そう、地味に強いのだ―――

 こんにちは~YUUKIです。今回は、スーパーファミコン版スターフォックスのトラウマステージ、「アウトオブディスディメンションズ」のプレイ動画を見つけましたのでご紹介します。


SFC版スターフォックスとは?

 スターフォックスとは、1993年2月21日に任天堂社より発売されたスーパーファミコン用3Dゲームです。

 スーパーファミコンでは2Dゲームに関しては当時高いグラフィックを有しましたが、3Dポリゴンを描写することは不可能でした。そこで「スーパーFXチップ」と呼ばれる特殊チップを開発し、カセットに搭載。3Dポリゴン描写を可能にしました。

 当時のCMにも大々的に宣伝されています。

 このゲームはクラシックミニスーパーファミコンや、Nintendo Switchソフトの「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」でも遊ぶ事が出来ます。YUUKIもSwitchで少しだけプレイしたことがあります。

このゲームには「異空間」が存在する

 そんなスターフォックスですが、特殊な条件を満たすことで入る事が出来る「異空間」が存在します。今回紹介するステージもその一つです。

どのルートにも属していない空間。特殊な条件を満たすことで入ることが可能。通常の惑星、宙域では考えられない超常現象が発生することもある。いずれも横ラスタースクロールによる歪んだ背景によって、明らかな異空間であることが判るようになっている。

Wikipedia

参考にした動画

 今回はこの動画を元に解説します。

入り方

アステロイドベルトに入る

 まず、「アステロイドベルト」ステージに入ります。

右端の大きな岩を破壊する

巨大岩を破壊

 少しプレイして、画面右端に出てくる巨大な岩を破壊します。

巨大な鳥に触れる

鳥に触れよう

 少し待つと巨大な鳥が画面上に現れますので、攻撃せずに鳥に触れましょう。

ステージセレクト画面に「亀裂」のようなものが現れる

不穏なBGM付きだ

 すると、ステージセレクト画面に移動し、不穏なBGMとともに「亀裂」のようなところに飛ばされます。

アウトオブディスディメンションズに行ける

会話を見るに、通信は既に途絶えていると見れる。

 これで、アウトオブディスディメンションに行く事ができます。「フォックス!ドコヘキエテシマッタノダ…」とありますね。すでに通信が途絶えているように見て取れます。

歪んだ画面

陽気なBGMも付いてくる。

 ステージの背景は非常に歪んだエフェクトがかかっており、さらに陽気なBGMも付いてきます。ここで陽気なBGMを出されたらかえって不気味です。

紙飛行機が地味に強い

急に横から現れるのは反則だろう!

 どこからともなく紙飛行機が現れます。地味に強いです。横から急に現れるので為す術もありません。

ボスは「スロットマシン」

スロットマシンと睨めっこすることになったフォックス。

 このステージでのボスはなんとスロットマシンです。なお、アンドルフがマス目に出てしまうと攻撃されます。アンドルフ製の武器なのでしょうか。

アンドルフがマス目に出ると攻撃される。

マス目がすべて「7」で揃うとクリア

マシンの色が変わりながらコインを吐き出している。狂気だ。

 マス目がすべて「7」で揃うと、マシンが大量にコインを吐き出しながら壊れます。これでボスは倒せました。

エンディングが流れる

このステージを作った開発者も相当疲れているのだろう。

 なんとエンディングが流れます。これでひと段落と思いきや…

終わらない「THE END」

エンディングは「セルフサービス」だそうだ。

 「THE END」の文字が出てきました。しかし、何やら文字が傾いています。この文字は撃つことができるらしく、撃つたびに文字の向きが変わります。

さぁ、終わらせよう。

 すべて正しい向きにそろえると…

なん…だと…?

 また「THE END」の文字が現れます。そう、無限ループです。ボムも出てきます。リセットボタンを押すか、ゲームオーバーになって終了しましょう。

感想

 様々な考察が出来そうなステージですね。フォックスは幻覚を見ているのか、それとも異世界に迷い込んだのか。動画の概要欄にはこう説明がありました。

アンドルフの実験によってその存在が示唆されている、別次元の世界。 裏設定では、コーネリア防衛軍の軍曹デスラ・コバーが、アステロイドにて謎の怪鳥と遭遇し、残骸も残さず消息を絶っている。

動画概要欄

 フォックスもデスラ・コバーと同じように異世界に迷い込んだのでしょうか。

 BGMの効果もすごいと感じます。あえて陽気なBGMを選んだのもセンスがあります。紙飛行機を敵キャラとして登場させることで、子供たちにもトラウマを植え付けようとしているようにも感じます。スロットマシンのマス目にアンドルフが出るとフォックスに攻撃する様子は、何かアンドルフと関係性があるように見て取れます。

 任天堂社は、どうすればユーザーが怖がるかをよく理解しているように感じます。任天堂社製ゲームには怖い設定のあるものもありますからね。こちらの動画が分かりやすいかもしれません。

任天堂はどうすれば集中させ、如何にトラウマにさせるかをよく理解してる

動画のコメント

Thank you for watching !

参考資料


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