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王者としての振る舞い

今年も無事に第101回高校サッカー選手権が幕を開けた。
午前中で仕事を納め、今年も国立競技場で開会式・開幕戦を観ることができました。



昨年は、それまで三年間追っていた青森山田・松木玖生くんが三冠を成し遂げ幕を閉じ
28年間青森山田の指揮をとった黒田監督も来年度からJリーグ町田ゼルビアの監督に就任するため、実質今大会を指揮するのは後任の正木監督になるという。


大会としても100回という節目を終え、「NEXT100」というスローガンを掲げているように、今大会からまた新しい歴史が始まるのだとワクワクしている。



開会式 最初に出てきたのは当然、前回王者の青森山田高校。

ビシッと胸を張った姿勢と、手足の揃った行進は圧巻だった。ただならぬオーラさえ感じる。これぞ前回王者なのだ。



わたしは学生時代、大人が言う「姿勢を正せ」「礼儀は大事だ」「振る舞いに気を遣え」などという言葉にウルセェ!と思っていた。年寄りがそういうのを好きなだけだろう、と。


そんなわたしでも青森山田高校の行進には毎度感動してしまうのだ。

最初に行進を終えるため整列している時間が長かったが、その間でさえ彼らは立派だった。
開会式中も話している方へ向き直したり、話が終わると一礼したりと、その姿は他を圧倒していて王者の風格を感じた。

そんな彼らの迷いのない姿を、しょうもない昔の自分自身に重ねては恥ずかしく思った。




青森山田の選手たちを見て圧倒されたように、かっこいい立派な姿を見るとそれだけでやはり応援したいと思わせられる。
現に青森山田高校にはファンが多いのも頷ける。

また、試合外でのそういう振る舞いをする彼らには特に、不運が起きてほしくないとも思うし
不思議と運がついてくるものなのだとも思う。


開会式をビシッと引き締め、大会のスタートを飾ってくれた前回王者。新制・青森山田高校が楽しみです。


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