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2022夏を越えて、これからの私のワードローブ

今年も猛暑酷暑を通りこえて「最高気温30度?涼しいね」みたいな気持ちになってしまうというあまりよくないような気がする日々も、終わりに近づいている。たぶん。

夏は、とにかく汗をかくのをなんとかしたい。
風通しのいい服がいい。

スリーブレスのトップス

ドルマンTシャツなども着てみたが、私はガンガン二の腕出していこう!という方向になった。
来年はスリーブレストップスを買う。
少しヒラッとした感じで、首元はあまり広くないのが理想。

オールホワイトは、不透明素材ならいける

人工革の白いレザースカートを持っていて、冬場は大変重宝した。風を通さないのであたたかい。
だから夏はほとんど使わなかったんだけど、雨の日に撥水機能を期待して履いてみた。
白いトップスを合わせたけど、いつもなら膨張して見えそうなところが、雨の日の薄暗い感じがよかったのか、とてもよく見えた。
白い素材は、透けない方がいいな、と思った。
キュッとつまった素材がいい。
かといって、コットンのニットなどは重くてラフな質感がどうにも「もっさり」につながってしまうので、いろいろ気を付けたい。
コットントートバッグは、私が持つと貧乏くささが通常の50%増量になる気がするので、今後は持たないように気を付ける。あいつ、面積広いから…。

オールブラックは、透け感

逆に黒は透け感や艶感、ふんわり感があった方がいい。
オールブラックは本当に真っ黒になるので、暑過ぎな真夏はやらないでいたんだけど(冬はなりがち)、ゲリラ豪雨の影響で洗濯の予定が狂い、暑い中真っ黒で出かけることになった。
ところが、その方がバッグがばっちり目立つ!
私の日常バッグは、実はこれもかなりしっかりしたやつで(いわゆるブランド品で)、ぱっと見そうわからない感じも悪くないなと思っていたのだけど、オールブラックにしたら目立つ事目立つ事。
さすがの品質で「ざっくりラフな感じにしているけどしっかりしている人」っていう空気が一気に出た。

トップスは透ける黒の半袖(コットンタンクトップに半袖だけポリエステルのチュールっぽい生地)で、スカートはコットンのレースを挟んだフレア。

ワードローブ基本の3色は質感も大事だね!

基本の3色を決めましょうという提言はたくさんあるけど、自分に何がいいのかは迷うところ。
イエベだとベージュとブラウン?ブルべなら紺??みたいなことも見聞きするけれども。
私の場合は
・透けない白
・透ける黒、つやのある黒、ふんわりした黒
・(カーキ系以外の)幅広い色彩のベージュ

の3パターンが基本と言える気がしてきた。
(個人的にはグレーがベーシックから除外されたのが意外です)

紺と茶は、色物、柄物扱い。
なので、トレンチコートは紺です!黒っぽいけど、私の中では「色物」カテゴリなんだとはっきりして、とても納得した。

来年の夏の長そで問題

いつも真夏は冷房除けになる長そでが必須なのですが、それがむずかしい。
結局、去年買ったリネン調のジャケットがワンサイズで大きすぎて、アシンメトリーのデザインはよかったけど逆にそれが肩幅に合わな過ぎて、ユニクロの感動ジャケットのベージュに入れ替わった。
感動ジャケットは肌触りはサラッとしてるけど個人的にはピリピリ感じるし、丈が長すぎるし、全然好きじゃないけど、くしゃくしゃにしてバッグに詰めても平気だし、汗を吸ったら洗えばいいという扱いの楽さがよい。

ユニクロの感動ジャケットは実質着ていない。肩からかけるだけ。
だったら、カーディガンでもいいのかなって思ったり。
この春夏は、薄手のカーディガンを何枚かチャレンジしては失敗していったので、この秋冬にちゃんとしたカーディガンを1枚用意する方が、来年の夏も心穏やかに行けるような気もする。

ベーシックカラーであればいいわけじゃない

しみじみ、ベーシックカラーなら何でも合う、みたいなやつは、「そうだけど、そんな大雑把な話ではない」という意味だったなと分かってきた。

質感、大事だね!

紺と茶は、もうベーシックカラーじゃなくてカラーアイテムと認識することにしたヨ!

むしろシルバーやゴールドはベーシックカラーだよ。
かなり面積の広いシルバーのバッグを持っているけど、あれは白またはグレーの親戚です。
ゴールドはベージュの親戚です。

ちなみに、パイソン柄はグレーの親戚だし、ヒョウ柄はブラウン、パープルは紺の親戚なので、ベーシックだね!という押しきり方はすごく好きです。

どのように線引きするかを自分の感性によって行い、かといって世の中のルールを無視することなく、というのが憧れである。

秋にはクラシカルな白シャツがスタンバイ

中世ヨーロッパ的な、古いスタイルの装飾性の強い白シャツを買っている。
そこまでさかのぼらなくても18世紀くらいのエッセンスというか。
クラシカルなギミックが多いシャツって、楽しい。

コート・靴・バッグは買い足さない方向で

信じられないくらい重たいレザーのメンズLサイズのライダースジャケットをショートコートみたいに着ているのと、新入りのネイビーのトレンチコート(三陽商会のマッキントッシュフィロソフィー)があるので、今期はコートは買い足さない。
本当ならネイビーのトレンチコートは、着慣れてクタクタになってるのが理想なんだけど、買ったばかり(先シーズンの新入り)なのでまだピンシャキです。

靴もバッグもそろってきて、文句なし。
ショートブーツの裏張りをしなくては。

逆に引き続き探しているのは、ジャケット(今持っているユニクロのツイードの上位互換)。でもこれは来年かな……って。
カーディガンはもう狙い目がついている。

2020年からはじまった私のファッション

自問自答ファッション講座を受けて、コロナ禍の真っ最中でデパートはしょっちゅう締まり、世の中はファッションから離れていく時期の中で、私は逆行するようにハイブランドに初めて目を向け、試着するようになった。
そして、選びに選んで、高価なファッションアイテムを買った。

服の事ばかり考えていられるわけもないのだけど、それでもずっと考えていたし、うまくいかないことの方が多かった気がするけど、なんとなく「自分がいいと思うものは、普通にみんな『素晴らしくいい』って思うものだったな」と実感するようになってきた。

それは安いものを後ろめたく着てダサいかどうかおびえながら服の裾を引っ張ってみるよりも、ぶっちぎりでいいものを豪速ストレートでぶち込んだ方が早かった。(高いものを後ろめたくおびえながら着るのも、どうかと思うけれど)

誰かに見せるとか、そういうことじゃなくて。
人に評価してもらうという事でもなくて。
自分がちょっと感動したものをそろえると、周りもみんななんか感動できるものになる。
これは、わたし的には社会への信頼感を深めるものだったと思う。
自分がいいと思ったものが(大抵めちゃくちゃ高価なのだけど)、実際にすごくいいというのは、信頼という表現が一番しっくりくる。

その信頼が自分に対してあるときに「自信」というのだろう。

和柄おばさんでもモードおばさんでもなく

どういう理想像か?と言われても、正直「こうありたい」より「こうじゃないんだけど」というのばかりが出てきていた。

和柄おばさんにはなりたくないし、モードおばさんもちょっと違うのだ。
アラフォー婚活ファッション(石田ゆり子がお手本です♡)もキツイ。
しかしバリキャリ女社長系でもなく、かといってオーガニックロハスな自然派カジュアルでもないし。

理想とする人物像(見た目編)は、宮沢りえさん。
ナチュラルなお母さん役も、エキセントリックなモードファッションも、同じ人間が演じているという実感がすごくあるのがいいなと思う。
別に姿かたちが似ているから寄せていきたい、みたいなことではなく、あの別格感は、雨上がりの空が美しいのと同じように誰もが純粋に理由もなく美しいと感じてしまう何かがあるよね!

右往左往しているし、そんなこと考えている場合じゃないのかもしれないけど、なんとなくこの「自分の理想像」をファッションという道を通ることで、もう少し近づけたいという願いがある。

少しずつでいいから。
願ってる。

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つよく生きていきたい。