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オンラインメイクは犬の鼻
ステイホームで大慌てになった2~3年前に、zoom飲みというのがすごく流行っていましたね。オンラインミーティングやオンライン打ち合わせもみんな楽しんでいて、当時の私は特にzoom飲みする相手も打ち合わせする相手もいなかったのですが、絶対拒否の姿勢を貫いていました。
自宅から顔を出すなんてとんでもない!!
少なくともスタジオ設備からじゃないと困ります。
と、なんやかんや思っていたのですが、世の中オンライン打ち合わせなどは普通になってきました。
私も、イヤイヤながらしぶしぶやることになりまして。
そこで、前回眉毛を習ったのをいいことに、オンラインミーティング用のメイクを習おうとしたわけです。
前回眉毛を習ったこちら(LINEアカウントです。友達登録をして空いている日程を確認し予約する流れ)でもう一度予約をしまして。
1時間コースです。
今回はまず、事前に手持ちの化粧品などをお送りして、持っているものでできること、買い足した方がいいものなども教えてもらえました。
が、それよりも何よりも、メイク自体が想像とは全然違った。
最初はファンデーションなどをざっくり塗って眉毛なども仕上がった状態で、そこから足りない部分などを指導してもらうスタイルだったのですが。
まず、最初に出てきたのがシェーディング。
「これを、鼻の先に、こうバーッと」「ブラシは小さすぎない方がいいです」「色はこういう感じのがおすすめです」
ふむふむ………。…………???
バーッとって、本当に、鼻先をシャシャシャシャーッと塗る!!
真似して塗ってみたけど(オンラインレッスンだから画面越し)、鼻が、鼻が黒い。
「もっと塗ってください、もっと塗って大丈夫です!そうしたら、鼻の穴を目印に、スーッと線を入れていきます」
えっ。えぇっ。
シェーディングってもっとフェイスラインとか、眉毛と鼻筋とか、そういうところに入れるんじゃ………
とりあえず、やってみる。
「い、犬、犬の鼻です……鼻が黒いです…!!」
柴犬とかポメラニアンとか、そんな感じです!!
なんでも、動画になるとメイクはほとんど見えなくなってしまう事が多いらしい。だからすごく濃いです、と最初に説明されたのだけど、濃さの程度を私はなにもしらなかったのだ……
犬の鼻のように黒いなんて、思わなかった。
特に鼻が低めなのでシャドウで影をつけるにしても、鼻が黒くなるし、結局やっていない。
が、初手、鼻を黒くする!!
実際に黒くするといっても、マジックペンで塗ったようには黒くないし、鼻先の、もっと言うと鼻の穴の周り=鼻の底面になる部分を黒くするので、画面には鼻回りがすっきりした顔が写っている。
しかし鏡で見るともう、鼻が黒い!
「仕事でメイクしてても、ほんと黒いなーって思いながら塗ってるからそれであってます!!」と励ましてもらい、そのあと、鼻筋を通すハイライトやコンシーラー、そしてチーク①(真横に入れて立体感を出す)、チーク②正面の狭い位置に塗って血色とハイライトにする)、チーク③(フェイスラインからもみあげに入れて顔の奥行きを作る)という工程を重ねていくと、黒い鼻がだんだん目に馴染んでいく。
今度はチーク②がテッカテカで赤くて、ほんとヤバいメイク(精神的な不調があるとメイクが異様になるというけどそんな感じ)に見えるのだけど、画面ではナチュラルで血色感があって、ほっぺが少し艶やかという感じ。
私が何かで見たオンラインメイクって、チークは映らないから塗らないで濃いめの口紅と眉毛とアイラインをはっきりさせてぼんやり顔を回避しましょう!みたいなやつだったと思うんだ。
「鼻先を柴犬みたいに黒くします」というのは、誰も言ってなかったと思うんだ……。これは絶対教えてもらわなければ、チャレンジもできなかった……
今回も学びがすごく多かったけど、「適切な範囲に、適切な量を塗る」ことが本当に大事なんだなって。
薄づきナチュラルが最高みたいな感覚の話は、あんまり意味がない時があるんだなって。
「ただ、この顔でお出かけはしないように気を付けて」
確かに、鏡で見ると、鼻は黒いしほっぺはてかてか、異様な顔です。
バラエティなどに出てくる女優さんはこんな感じらしいです。
嘘でしょ、みんなすごいきれいじゃん、こんなに鼻黒くしてるの。
hair&makeChelseaさんの、あらゆる毛とあらゆる顔とあらゆる現場で培ったプロの技がてんこ盛りなので、1時間で教えてもらった付け焼き刃を必死に練習して、「なるほど黒くする部分は、この辺を狙うとよさそう、丸っこい感じからシュッとなる」とか「正面のチーク②は広げ過ぎたらダメだわ、言われた通り鼻より下にいったら一気に赤ら顔だわ」などと自分の顔にあわせて自力でなんとかしてます。
今までのプロ向けの活動から新しいフィールドとしてプロじゃない人たち(メイク大好きさんだけじゃなくて、メイクが苦手とか、コスメカウンター怖い人たちも)に向けての活動を広げていきたいと思ってらっしゃったそうなので、なにかメイクやヘアアレンジなどでお困りの人は予約してみるといいと思います!
これは勝手に感想を書いているやつなので、詳しくはお問い合わせを~~。
オンライン相談なので、やっぱり眉毛の相談は向いてる気がします。アイラインをどこまで引いたらいいかよくわからない、とかもビシッと答えてもらえる感じがします。
私からのアドバイス(?)は、お手本を画面越しにやってもらえる時は、自分の顔じゃなくてお手本の先生の顔と手の動きを見ないと、自分の顔にうまくメイクできないので、お手本はよく見よう!
⇩noteはじめられたそうです。
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