マガジンのカバー画像

3:マイビジネス マイライフ

145
運営しているクリエイター

2016年7月の記事一覧

一般ウケ、万人ウケしてはいけない。

責任者

お客さんがいないと商売にはならないし、お客さんが一番大事なんだけど、そのお客さんという存在そのものが、敵になったりする。 ここが商売の難しいところだなあといつも思う。 特に飲食店なんか、ほんとそうだ。 あっという間に別のお店に流れるし、通い続ける人がいてもちょっとしたサービスの変化に文句を言われるし、いろいろと面倒な事を運んでくるのはお客そのもので、かといってお客が来なければ何もできない。 毎日来てくれる人がいるからと、休めばいいのに無理してひとりのために店を開けて赤字を

¥180

ビジネススタンダップコメディ

起業っていうと、なんかこうIT的なものばかりがもてはやされ、商売をするっていうんじゃなくて「起業する」事にばっかり焦点が当たって、商売したいんじゃなくて起業したいという変な事が起きている、というのが起業業界(!)のようですが。 私は、起業が楽しいんじゃなくて、ほんとに商売する事が楽しくて楽しくて仕方ないので、起業できてよかったなーと思うし、結局どう転んでもどこかで起業していたんだろうと思う。 スタートは、実家の抱えた借金を何とか返さなくてはわたしにまでかぶされちゃうという

¥150

貧困ビジネスをしない、のなら?

低価格を打ち出すと、それは徐々に、確実に「貧困ビジネス」となる。 それを避けるためにちょっとリッチなプレミアムを打ち出すと、今度は高所得者向けのビジネスになる。 商売をはじめてわかったのだけれど、本当に二極化は進んでいる。 本当に、現実にだ。 もともと一億総中流とか言っていたのもまやかしみたいなものだったけれど、売り手になって肌で感じるのは、一定のレベルから下に落ちてしまったら、上にあがっていく道は突然ものすごく少なくなる。 以前は、もう少しあった気がする。 がんばって

¥180

願いよ叶えいつの日かそうなるように

そうなるように。 10年くらい前に思いついた「会社名」で登記した。 すごく変な名前の会社だ。 全員が「は?」という顔をする。 でも、けっこういい名前だと思う。 ウソのような名前の会社にして、さて、さらに何がはじまるのか。 ちゃんと今の仕事もしていくんですが、その先々に、ぼんやり見ているもの。 百貨店。 そうだ、たぶん、わたしの百貨店。 ・野菜 ・海産物 ・加工食品、菓子 ・下着、ナイティ類 ・ベッドリネン類 ・ヘアケア商品、スキンケア商品 ・化粧品 ・香水 ・文房具

¥100

魔方陣がりがり

暑い。 ああ、暑い。 このところ、すっかり具合が悪くなってしまったようで、それに気づかずズルズルと過ごしてしまい、食事や睡眠をひどくないがしろにしている。 ううむ。 過去の嫌な記憶とか、記憶のないところとか、そこら辺がへんに組み合わさってものすごい気分が悪い。 水分を取るけれど、それが吸収されている感じがあまりない。 ふう。 結果が見えないけれど、ここでアクセルを踏まなくてはいけないという状況は、とても不安だし苦しいし、怖い。 そういう状態がこのところ続いているか

¥180

しかし……ブチ切れた時の私は、20歳過ぎ頃、知識も援助もないのにサクッと合法的に数百万円調達したり、借金返すためにビジネス立ち上げてバズマーケティングの走りみたいな事したり、よく考えたら、わりかし腕がいいのではないかと思い始めた……。 全然自信ないのはなんでだろう。

「お金のなさ」に甘えない

お金がないから、あれができないこれができない。 そういう考え方は、かつては「仕方のない事」だと思っていた。 お金がないから、大学に行けなかった。 その時、わたしの最大の目的は「大学に行く事」ではなくて「家から出る事」だったのだけど、それが理解できていなかった。 家を出るには、大学に進学するしか方法がないと思いこんでいた。 両親は、私に自立の方法を全く伝えようとはしなかったし、したがってそういうサポートは一切してこなかった。 本人たちはそうは言わないだろうが。 ただ言われた

¥180

「わたしってセンスいい」自慢が巧妙な人は、避ける

下品ってつまりなんだろうか

「お金のことをいうのは下品だ」というツイートを見かけて、ふと考えてしまったのだけれど。 上品というのは、何となくわかる。 これと言って大きな主張が見えないが、全体的に品質が良い。 とすると、下品というのは、その逆と考えると「主張が強いが全体の品質が低い」という事だろうか。 そもそも上品下品は、じょうぼん・げぼんと言われて、最初にそれを知ったのは確か薬膳や漢方の薬の品質を分ける言葉だったと思う。 じょうぼん(上品)の薬は、穏やかで副作用がなくサプリみたいに毎日飲んで滋養強

¥150

値段交渉

最近、取引の規模が大きくなっているせいで、いろんなところに払うお金が増えている。。。 そんな中、突然値上げ交渉をしてきたところがあった。 その交渉が、ヘタで。 なんでヘタという印象を受けたのか考えてみたんだけど、最大の原因は「値上げの理由が一切書いていない」という事だった。 ウソでもいい、とはいわないけれど、こじつけでもいいから何らかの理由を記載しないとダメなんだなとわかりました。 とにかく商売をメインにされているところじゃないので、当たり前かもしれないんだけど(請求

¥150

大儲けのその後

わたしは、両親の経営の失敗による借金によって、追いつめられた結果、才能が開花した。 開花というよりも、その才能を隠している余裕がなくなったのだ。あと少しお金があって目先の返済をすり抜けていたら、わたしは自分の会社を設立することもなく、妥協のすり合わせの果てに好きではない男と結婚して、息をひそめるように暮らしていたような気がする。 借金という失敗をうけ、わたしの青春の華やかな大学生活とか、キャリアのスタートとかは見事に崖から落ちていって、もう二度と戻ってこないことを理解しなが

「お金にきれいも汚いもない」ってお金の観念から自由になりなさい的な本にはよく出てくるけど、お金にはなくても仕事にはあると思う。 人を騙して苦しめて巻き上げるようなスタイルは、最終的に社会を悪化させるからダメだと思う。 ただ喜ばすことと騙す事は紙一重、演劇みたいなもの。だから難しい