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黒崎に行ったよ。

 舞台って…と話せるほど舞台を観てないし、演技のこともよく分からないのだけど、お芝居を始めた途端に色気がダダ漏れていたり…表現をたくさん持っていたり、なぜか目が離せなかったり。
役者さん自身の魅力がみえる気がして、舞台のことをまた少し好きになった。

たいてい、どんな作品をみてもひとりはお気に入りの役者さんをみつけて、この人が出てたらまた観に行こうかな、とワクワクして帰宅する。

私自身も、少しだけ舞台に立つようになった。
本番はもちろん集中して楽しませたい!と思ってはいるのだけれど、稽古中は…毎回自分の中身のペラペラさにがっかりというより、むしろビックリしてしまったりもする(笑)身体はこんなにずっしりなのに。

どれだけ私は、テレビジョンという場所で演出やら編集やらに助けられていたのでしょうか…出直してきますねといった気持ちになる。

まぁそれは日々の努力を積み重ねるとして…

やっぱり、みんな違ってみんないいって本当なんだな、と。
容姿うんぬんではなく、(もちろん容姿の好みはそれぞれあるだろうけど)その人だからこその表現がそれぞれ個性的で素敵なんだなぁ、と改めて舞台の稽古をみて思った。

リアクション、ふとした時の表情、声、言い回し、動き。
生まれ持ったもの、その人自身が積み重ねてきたもの…少しだけ人間性が垣間見える気がする。
なんだか剥き出しになるというか。

人間って面白いんだァ…と、妖怪人間みたいなことを思った。

そうか。演じてる人が取り繕ってないからかも。分からないけど。

舞台を始めたことで、明るいような暗いような自分も、悩みやすく忘れっぽい自分も、潔癖なようなズボラな自分も。頭でっかちなところも。
しっかりしているようでなんだか抜けてて可愛いあの人も、一生懸命で空回りしてたり、目をつぶってもその人だと分かる話し方も。(歌詞ですか)

自分や周りの人のちょっといびつでへんてこりんなところ(愛をこめて。笑)が、とても面白くて人間らしい…少し愛おしいと思うようになったきがする。

要は、毎日楽しんで過ごして…その人のままに笑ったり泣いたり怒ったり喜んだりらじばんだりしてれば、全部味になるということかもしれない…
(憧れの「要は」を使用しました)

そう思うようになったきっかけの一つを下さった、役者で演出家の有門正太郎さん率いる…有門正太郎プレゼンツ「お互い様 他力本願寺」というコメディの舞台が、12/1から12/3まで北九州芸術劇場で上演されます。

私も12/3の回にちょこっと出てきます。

いろんなタイプの舞台が無数に世の中にはあるのだと思うけれど、人間ってなんかカワイイ!と思えるのが、この作品です。
ぜひ、みなさん観に行ってください♪
上手な宣伝でしたか?
よろしくお願いしますぅ。


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