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働き方の柔軟性と成果を結び付けるには?(イベント参加の気づきメモ)

経営者であり、育休取得経験者でもある駒崎弘樹さん(NPO法人フローレンス 代表)と小泉文明さん(メルカリ取締役社長兼COO)がどんな話をされるのか聞いてみたくて、Florence×FASHION CHARITY PROJECT the GIFTに参加。(ちょうど洋服を古着屋に出そうか迷っていたところだったので、寄付すると参加費が2000円OFFになるのも魅力的)

3つのセッションに分けて、何人もの方のお話を伺ったのですが、一番印象的だったのは駒崎さんと小泉さんのお話。感じたことを残しておきます。

もともと私が就職した会社は働き方の柔軟性や副業OKなことが注目され、取材をうけることも多い会社。
今週の雪の日にはほとんどの方が在宅勤務をし、こんなに柔軟に働ける会社ってまだ他には少ないのでは、うちの会社すばらしいなぁと思っていたところ。

しかし、働き方の柔軟性や副業OKは既に当たり前とお話しされる駒崎さんと小泉さんの様子を見ていて、今後は働き方が柔軟な結果「より質の高いサービスが提供できること、質の高いサービスが提供できているか」が重視されるのではないかという考えにたどり着く。

「働き方が柔軟である」ことにより自分の会社が注目されていることで、うちの会社は世の中に価値を提供できていると安心感を持ち、働き方の柔軟性とそこから来る成果を結び付けられていなかったことに対して、成果をきちんと出さないと会社も自分も市場価値がなくなってしまうぞ!という危機感を抱く。(質の高いサービス提供って当たり前といえば当たり前なのだけれど、一歩間違えると自分の働きやすさを成果よりも大事にしそうと気付く。働きやすくてもこの会社で成果が出せないと思ったら、別の会社で成果を出せば良いのだし。)

小泉さんから「何が自分のやりたいことか、自分で自分の働き方を見つめなおし、時給から考えておく必要があると思う」という話を伺い、最近残業が多く働きすぎな自分にさらに危機感を覚えた。

【小泉さんのお話で印象的だったこと】
・メルカリの男性育休取得率は90%。
・小泉さんの考える男性が育休を取りにくいと思う理由は
 ①金銭的な不安②情報の保証(休んで戻ってきたら浦島太郎状態ではないか)。
・上記の不安を軽減するため、メルカリでは
 ①産休・育休期間中の社員給与を100%会社が保証する。(男性だと育休は8週間)
 ②人事情報以外は常に全社員が確認でき、育休中でも閲覧できる。
・生産性=意思決定の速さのこと 
 常に業務を見直し、会議のための準備を減らす。パワポ禁止。

メルカリさんの人事制度、ネットの記事で話題になっていたのをちらりと聞いたことがあったのですが、詳しくは知らず、直接お話を聞けたし、世の中の動きをもっと知っておきたいなぁと思う参加してよかったイベント。

#働き方 #働き方革命


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