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ズボラな私とコーヒードリッパーのある日常
緊急事態宣言で思うように外出できなかった頃、あったら生活変わるのかなぁどうかなぁと気になっていたのがコーヒードリッパー。手に入れたからすぐ自分はコーヒーをいれることにハマったかというと、実はそんなにハマらなかった。でも、最近少しずつ興味が出てきた。
ふるさと納税でデカフェのコーヒー豆が定期的に届く。届いたからには使わなきゃとぱっと出てきたネットの記事を参考にそれっぽく入れてみる日々。こだわる人は変化にこだわるんだろうなぁと思いながら。(記事によって言うことも変わるし、なるべく手間なく、と思うとなかなか良い淹れ方を探求出来ず・・)
そんな中、先日行ったコーヒースタンドでハンドドリップのコーヒーを頼んだ。座った席がバリスタさんの手元がよく見える席で、思わず手元をよく見てしまった。お湯の重さを測っているんだなぁ、とかケトルの温度を測るんだなぁ、とか上下にケトルを動かしながらお湯を注ぐんだなぁ、動きが素早いなぁ、とか。
また別のコーヒースタンドに行った時もバリスタさんの手元が目に止まった。我が家のものとは違うドリッパー。でも、ケトルを上下に動かしながらお湯を注ぐんだなぁ、と。
これを見たら、なんだか自分もコーヒーを淹れたくなってきて、バリスタさんの手の動きを思い出しながら、思わずケトルを上下に動かしてお湯を注いでみた。どの方法がいいかをネットで調べるのは面倒だけれど、少しずつ少しずつ見聞きしたものから取り入れていくのは楽しいかも、と思う瞬間。
そうそう、2件目のコーヒースタンドのバリスタさんは「おはようございます☀」のあいさつの声が大きくて、さわやかで、自分もこんな風にあいさつしたいな、と背筋がしゃんとした。
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