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一つのテーマに絞って本を読んでみたいなと考えていること

2021年は100冊本を読もう!と思って毎月読んだ本をまとめているのだけれど、最近は冊数を決めずに一つのテーマに絞ってそれに関連する本を読んでみたいなと思い始めた。

テーマにするのは働くことややりがいについて。

わたしは社会人になりたての頃「今ははっきりとやりたいことがわからないけれど、3年後にはこれをやりたい!というものを見つけて仕事をしたい」と宣言していた。

そこから既に3年以上働いているけれど「やりたい」ことは実は見つかっていない。今の状況に不満があるわけではないのに、なんだかこの状態にモヤモヤする時期が年に何回かやってくる。異動や転職する友だちがなんだかキラキラして見えてしまう。

手元にあった本でやりがいのテーマに合いそうな本を開いてみた。
『世界は夢組と叶え組でできている』桜林直子


そもそも「やりたいこと」ってなんだろう?と考えてみた。
「やりたいこと」には「行動の欲」と「状態の欲」、ふたつの入り口があるのではないか。
わたしが「やりたいことがない」というとき、その「やりたいこと」とは、職業や仕事の内容ではなく、時間を忘れて夢中になりたい、これならいくらでもしたいというような内側からどうしようもなく湧いて溢れてくる「行動の欲」のことだった。
わたしには「行動の欲」である「やりたいこと」はないけど、「時間とお金を作りたい」と「こうありたい」という「状態の欲」ははっきり見えていた。

まさしく、わたしのイメージする「やりたいこと」は職業や仕事の内容ではなく、時間を忘れて夢中になりたい、これならいくらでもしたいというような内側からどうしようもなく湧いて溢れてくる「行動の欲」、のイメージだった!

なぜならば私は小学生〜高校生まで合唱を続けていて、合唱のためなら朝練も昼練も苦ではないくらい熱中していた。大学のサークルのためなら夜中まで準備をしたし、マラソン完走するためなら辛い練習も頑張れた。そんな熱中経験(サクちゃんさんの言う「行動の欲」)を「やりたいこと」と定義するからなんだか今の状態は「やりたいことではない」なってしまっていると気づいた。

あぁ、私がもやもやしていることは誰かも同じように考え、言語化しているんだな、と気づいた瞬間だった。

以前もこの本は読んでいたはずなのに、「やりがいについて知りたい」と思って読むとまた見える世界が広がってくる。

100冊挑戦は続けるけれど、テーマに合わせた本も読んでみようと心に決めた。

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