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2020注目の美容トレンド

アンチエイジングの先の景色

すこやかで、自分らしい美をもとめて。「抗酸化」「抗糖化」を謳う美容成分の開発も賑やかで、そのターゲットは、お肌にとどまらず腸内細菌までというから驚くばかりです。時代はアンチエイジングからナイスエイジング、さらにはその先の「マインドフルネスビューティー」へ。2020年、究極の健康と美を叶える大注目のスーパー成分をご紹介しましょう。


魔法の素材「CBD」とは?

このスーパー成分は「CBD(シービーディー)」。大麻草の中の主要な成分のひとつで、日本国内合法成分、正式名はカンナビジオールといいます。CBDは、トレンドに超敏感な美容家たち大注目の魔法素材なのです。「大麻」と聞くと、驚かれるかもしれません。実は、大麻草は70年前までは、日本のどこでも生えていた丈夫な雑草であり農作物。そして、かつてはその用途も神事から肌着まで、幅広く使用されていました。けれども日本では、戦後の法的な問題により、まったく知られていませんでした。

この1、2年で、カナダ、アメリカの医療大麻の合法化により、海外ではCBDが様々な商品に使用されるようになりました。海外では、すでにこの大きな注目を集めるCBDを取り巻く現状を「グリーンラッシュ」と呼んでいます。日本では、茎と種から抽出されたCBDは合法。2020年現在、法律を遵守したCBD配合の美容クリームやオイル、サプリメントなどを、堂々と使うことができます。



魔法ともいわれるCBD、その働きは?

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驚くべきはCBDの万能ぶり。その働きは、心身を、その人のもっとも健やかな状態へ自律的にいざなう、つまり「最適化する」というもの。

実は、脳にも腸にも皮膚にも、CBDの受容体という、いわばCBD専用の受け皿が細胞にはもともとある、ということがわかっています。専用の受け皿に入ったCBDがホルモンや神経伝達物質の分泌に働きかけ、痛みが減る、睡眠の質が高くなる、皮膚がきれいになる、気分が安定する、安心感や幸福感が高まるなどの最適化が行われます。

万能といわれる所以は他にも。CBDは、通常は必要な物質以外の異物を排除する脳脊髄バリアをまるで魔法のように通り抜け、脳の神経細胞に栄養補給をします。皮膚に塗ったり、エキスを経口摂取したり(なんとグミやクッキーまで登場しています)と、そのとり方もライフスタイルにあわせて楽しめます。

CBD製品の選択肢も増えてきて、より入手しやすくなったことにより、自分らしいエイジングの「その先」がますます楽しみになってきました。

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