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遊女墓チャリティのご報告

今年元旦発生した能登半島地震からおよそ1ヶ月経過しました。安全な場所であるはずの避難所で低体温症などにより命を落とすなど、避難生活がまだまだ困難な状況にあることが伝えられています。

下記の記事で石川県小松市の串茶屋町会に送る寄付金を募りました。上記のように、避難生活の改善が緊要の課題である中、遊女墓の保全に向けた募金を募った動機は記事にも記しております。

募集期間を終えましたので、お寄せ頂いた寄付金についてご報告致します。

募金集計額

合計:100,000円

  • 89名様から97,730円

  • 筆者個人から2,270円

内訳(※人数はのべ数)

  • note売上:89名様、63,800円

  • 手渡し:2名様、33,930円

※人数は延べ数
※note手数料9,620円は、当方で負担します。
※現金書留など荷造運賃費は、当方で負担します。

note売上詳細画面キャプチャ

近日中に現金書留で串茶屋町会に送金いたします。

拙い文章にもかかわらず、多くの方が目を通して下さり、また暖かいお志をお預け下さいました。心から感謝申し上げます。

私の力不足により被害全体に比してはあまりに少額ではありますが、災害を通して遊廓にまつわる歴史や文化財を考え、行動に移して下さった方がこのように多かった事実に、大変暖かい気持ちになりました。何よりも被災者の皆様が、こうした暖かい気持ちで日常を送れる日が一刻も早く来ることを願っております。

※フッター写真:撮影・渡辺豪、無断転載禁止。石川県福浦港に残る腰巻地蔵。かつて北前船寄港地であった福浦には遊女屋があり、船出を止めて船頭らに長逗留させようと、遊女が地蔵の祟りに期待して腰巻きを巻き付けたとの伝承が残る。

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