両親に敬語
虐待サバイバーのゆうかです。
私達4姉妹は、両親に対して敬語を使っていました。
小さい頃から強制されていましたので、なんの疑いもなく、今でも敬語を使っていました。
周りの友達が両親に対して使う言葉が、自分とは違うことに気づいたのは、私が小学生ななる頃でした。
学校の友達には、そのことについてよくからかわれていました。
姉のことを「おねえさん」と呼んでることもよくからかわれました。
それから「〜だよ」ではなく「〜わよ」という言葉を使っていましたから、言葉遣いが他の子たちと、全く違っていました。
それに気づきましたが、言葉遣いを、家と学校とで使い分けられるようになるには時間がかかりました。
小学5年生くらいになってやっと使い分けられるようになった気がします。
自分が親になった今でも、もちろん両親には敬語を使います。
これは、虐待にはあたりませんし、結果、私は大人になってからも敬語に困ることはありませんでしたので、良かったのかもしれません。
けれど、父が敬語を使わせた目的が、おそらく「従順」にさせ、「服従」させる目的だったのではないかと思うのです。
私達4人姉妹は、暴力、暴言など、様々な虐待を受けていましたし、父に対して絶対服従でしたから、敬語も当たり前に使っていました。
敬語についてだけを取り上げれば、教育と言えたかもしれません。そう考える方もいらっしゃると思います。
けれど、今になって考えると、少し違和感が残りのです。
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