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家ごもり生活との向き合い方

新型コロナウイルスが世の中を騒がせて、メディアが流す海外の状況や日に日に増える国内の感染者数が報じられたり、東京の近所のスーパーでは買い占めがあるような日もあった。
まだ、自分の地元とかは田舎なのでまだ若者は大丈夫みたいな人たちの話を聞くけど、集団感染が出た地域もあったり、志村けんさんのニュースなどで、もう他人事ではないなと多くの人が思っているような空気がある。

私はもともと友達との外出もランニングも大好きで結構生活が変わってしまったけど、今は割と引き篭もり生活を楽しめている方だと思う。
会社から命じられてテレワーク生活が1ヶ月経とうとしている中で、
これからテレワーク生活に入って変えたことを書いておく。

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仕事はWebで完結できるものなので、仕事内容自体にほぼ影響がなく、ビデオ会議とかの環境も整っていたのでGoogleハングアウトやZoomを使ってすぐに在宅勤務に移行できた。

コロナニュースは日々状況が変わっていって先が見えないし、
家族は大丈夫なのかとか心配だったし、
会親や友達とも会うのを禁止されて寂しいし、留学か遠距離恋愛をしている気分。
不安が漏れて友達に電話してしまうこともある、最初はそんな状態だった。

ただ、引き篭もり生活で仕事とプライベートのオンオフがつけづらいとか、深刻な運動不足と娯楽不足にはみんな直面していたので、自分なりのリラックス法をみつけていった。

私がテレワーク生活でやって良かったこと

・作業机を通販で購入
・朝は日光を浴びる
・化粧はする
・毎朝体温を測っておく
・1日に一回はチームでメンバーと話す(オンラインで)
・1日のやることをチームに共有(Googleカレンダーに登録する)
・トイレ行くときに筋トレとかストレッチをする
・ランチも作って食べる
・いつもよりお菓子を控えて野菜や果物を摂る
・休憩の時に散歩する
・スマホを見ない時間を作る
・週に1度は友達や家族とビデオ通話する


同じ場所で行動が制限されるストレスでいつも以上に炭水化物が摂りたくなったりするけど、運動不足は避けられない。何もしないとすぐ太る。
腹八分にするとか運動習慣をつけるのは心がけた。
買い占めがあっても、買い物はオンラインでできてしまうし、宅配してくれるので意外と不便がない。
通勤時間が浮いたり、人に会えない分無駄なコミュニケーションが減るし、余暇時間ができる。
ただ、時間がある中で、不安な情報をひたすら反芻して考えてしまうのが最もメンタルに良くないので、気分転換の方法をいろいろ試してみた。

気分転換にやって良かったのはこんなこと

・ネイルをしたり、香水をつけたりする
・部屋に花を飾る
・休憩に美味しいコーヒーやハーブティーを淹れて飲む
・料理を凝る
 食べたかった居酒屋料理とかお菓子作る
・たまには出前館とかUberEatsでデリバリーする
・空いた時間にこまめに家事をする
・友達との電話の予定を作る、Zoom飲みとかもいい
・今まで買って読めていなかった本を読む
・AmazonPrimeで観たかったアニメや映画をイッキ見
・dマガジンで女性ものの雑誌を読む
・体型がわかる服をできるだけ着る
・ゲームをする
・通販で家具を充実させる
・Twitterの「#みんなのコーピング」を見てネタ探しする
・やりたいことリストを作る(コロナver.とかも良い)

先の予定が立てにくいけど、
「この状態がずっと続くわけではない」と自分を納得させて、
そこまでお金をかけずにできる読書、映画鑑賞とか、時間が使えるからこそできることをしたり、家でできる自分の好きなことで自分を忙しくすると不安もなくなった。自分の欲求を自分で満たしていく訓練だと思った。

アマプラでは「鬼滅の刃」「9月の恋に出会うまで」「星を追う子ども」「飛んで埼玉」とか話題にものも観たし、
「もしドラ」「ルドルフといっぱいあってな」「バッテリー」とかこれまで読んできた小説が映画・アニメ化されているのはとても面白かった。
Zoom飲みでは1000円以内で好きなお酒とおつまみ買ってきて集まると盛り上がった。LINEだとSNOWのように顔に加工ができるから友達とやると楽しい。
人ってこんなに環境が変わっても、1ヶ月くらいかけて生活を編み直していけるものなんだなと思った。

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正しいリスクを把握することの大切さ

こんなに楽しんでいるけれど、1ヶ月前はとても不安だった。
若者は免疫力があるから!と思って外出していた人たちとか実家に帰った人たちがコロナを広めてしまったというイタリアのニュースとか、

ロックダウンして医療機関がパンクしているNYとか感染者の体験談を聞くと、
帰りたかったけど、今は地元に帰らず、自宅に待機しておくのが適切だろうと思った。

ただ、体が健康な人にとっては不安が一番心の健康に良くないと思う。
去年の休職時の経験からリスクの大きさを正しく把握しておくのが不安の解消に大事だと痛感していた。

TVもないし、情報収拾がネットニュースか身近な知り合いやSNSからの情報に偏っているので、デマやフェイクニュースに惑わされないためにも、ソースを確認するのは心がけるようにした。

よく参考にしていたのは医療関係者の方が書いたニュースやnoteとか、海外情報をいつも発信してくださってるそもんずさんとかのもときょうこさんのTwitterとか。
常に情報が正しいとは限らないけど、できるだけ正しい情報を発信してくれる人をみつけておくと安心する。

https://note.stopcovid19.jp/n/na6699c836faf




・3密を気をつける
・手洗い・うがい・マスクの徹底
・免疫力をつける
とかは気をつけてる。まだ、全員がテレワークができている訳ではないので、自分が気をつけても他の人からもらう可能性もあると思って基本は行動している。


メンタルにダメージの大きい「経済的不安」を解消しておく

意外とメンタルに影響があるのは実は「経済的不安」だったりする。
メンタルヘルスを調べていると書いていたりするけれど、普段賢い人でもじわじわ判断力が落ちてしまうくらい結構ダメージになるそう。
多分コロナは長期化するから早めに不安を解消しておいたほうがいいと思う。

というのも、昨年休職してた時は、お金も3ヶ月くらい入ってこなかったし、貯金を切り崩して、お金も切り詰めて外出もしなくなったし、挑戦的な行動とか創造的なアイデアとかが出づらくなった感覚があった。
(もっと早く解消していたらメンタルの回復が早かったかもしれない。)

もし、去年と同じ状況になるなら、普段から収入の10分の1は貯金しておいたり、人と一緒に住んで固定費を削減したりサポートしてもらえる環境に身をおいたり、一人暮らしであれば今あるものをメルカリとかで現金に変えたり、余暇を副業に当てて少しでも生活するのに当てると思う。
国の制度として、仕事がない人は失業手当や社会保障を調べて最低限の収入をもらうことができる。休職している人も給料の5~6割りを休職手当や傷病手当(就業して一年満たない人)をもらう手続きができるから日本って強いなぁと改めて思った。

人間の脳は危険に関する情報や記憶を強化しがち。
みんな普段以上にストレスを抱えて、イライラしやすかったり、いつもと違う一面を見ることもあるかもしれない。そういうときは、調子が悪い時だったのかもしれないと思って、あまり思い詰めないように気をつけてる。
ピンチの時に困難への解決策を複数持っておくことと、「どうやったら乗り越えられるか」と問い直せるのはどんな困難な状況でも大事だなと思う。
今のうちにできる備えをやっておこう。

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この1ヶ月で、心配してくれた家族が大学生ぶりに仕送りしてくれたこととか、大丈夫だよと励ましてくれる先輩がいたり、友人とオンライン越しに飲み会をしてたわいもな話がまたできた時とかに、改めて自分のあるものや支えてくれているものを感じた。思いの外自炊スキルも上がっていた。
できることが限られる中で自分が大事にしているものが明白になっていく。
そういうものへの感謝の気持ちを思い出したのは、コロナがくれたプレゼントだったかもしれない。

大切な人たちが健やかでありますように。


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