見出し画像

【遊戯王デッキ紹介】可愛く!ド派手に!「Dream RESCUE」

こんにちは、ゆうづきです。今回紹介するデッキ「Dream RESCUE」は、【ネムレリア】×【メルフィー】×【R-ACE】の混ぜものです。なんだかもうよくわかりません。

デッキレシピ

見てもらったほうが早いと思うのでデッキレシピをドーン。

今回のデッキは、【R-ACE】と「ホップ・イヤー飛行隊」での相手ターンシンクロをベースに、獣族シナジーでの【メルフィー】【ネムレリア】の採用というコンセプトです。元々ネムレリアデッキを作ろうと考えていたのですが、テーマ単品ではデッキにしづらいことや、相手との駆け引きの要素が薄いなと思ってしまったのでこのような形になってます。

「ターンなんて関係ねえ!」と言わんばかりの顔

概要

このデッキは大抵の場合、その時引いた手札によってどんなアクションを起こすかを決めています。ノープランとも言う。

ターンの境目なく動ける

R-ACEは、「R-ACEインパルス」の存在により相手ターン中にある程度の展開をすることが可能です。

後攻0ターン目から「フルール・ド・バロネス」をシンクロ召喚できるのが一番の強みでしょうか。

だいたいこいつのせい

リソース回復力の高さ

搭載しているテーマのうち、【メルフィー】と【R-ACE】には、使ったカードをデッキに戻しドローする効果を持ったカードが存在しています。それらによって、継続的にリソースを確保し、別のテーマのカードにアクセスする可能性が多少上がっています。

効果破壊耐性、つけちゃいました。
除外も戻せるのなんなん?

大味でわかりやすい効果

いろいろループしたり、細かな効果が連鎖する、みたいなデッキも好きではあるのですが、もっと大味でダイナミックなデッキも楽しいだろうなと思い組んでます。
「夢見るネムレリア」がその筆頭です。

EXデッキのカードを全部裏側で除外すれば、15÷3で5枚の相手カードをいっぺんに裏側除外できるという、ヤケクソみたいな盤面突破能力を所持しています。

「R-ACEタービュランス」も、デッキから魔法罠4枚をいっぺんにセットとかいうアドの塊みたいなカードです。そういうカードをたくさん入れたデッキを作ったよって話です。

テーマ間のシナジー

このデッキ、3つのテーマが混ざっているわけですが、決して全部大味なテーマだから入れてる、という訳ではありません。しっかりシナジーがあると考えて組んでます。

1.獣族シナジー

【ネムレリア】と【メルフィー】はどちらも獣族がメインのカードであり、「メルフィーのかくれんぼ」でのリソース回復や「メルフィーとにらめっこ」による手札入れ替えができます。

にらめっこは、「ネムレリアの寝姫楼」によってサーチした「ネムレリアの夢守り-オレイエ」などをデッキにもどしてサーチ効果を起動することができます。また、寝姫楼でサーチしたいカードがすでに手札に揃ってしまっている場合でも、にらめっこを経由することで寝姫楼を有効に使うことができます。

2種類を同時にサーチしなきゃいけない

「メルフィー・キャシィ」などによって「ホップ・イヤー飛行隊」をサーチできるのもポイントです。R-ACEにとって妨害と同義であるカードを拾ってこれるのは優秀です。メルフィー自体にも妨害カードがあるので、単体でも決して腐ることはありません。

NRで散々みた顔。対面するとムカつく()

2.EXデッキシナジー

EXデッキを使わない、という点もシナジーとして挙げられます。ネムレリアとRーACEは、そもそもEXデッキを多用しない戦術ということで共通しており、互いに干渉することがありません。それと、ネムレリアはEXを無くすことが目的なので、経由地点を多く挟みながら連続シンクロ召喚できるメルフィーと両立させやすいです。

採用カード紹介

ここからは細かな採用カードについて解説していきます。関連テーマごとに分けて紹介。

・「夢見るネムレリア」

このデッキの中核を担う存在。そこにあるだけで「裏側除外をしてやるぞ」と言っているようなカード。また、ここから獣族レベル10が2体供給できるようになるのも魅力。

・「超弩級砲塔列車グスタフ・マックス」

これはネムレリア枠です。誰がなんと言おうと。「オレイエ」「クエット」は手札からすぐに飛んでくるレベル10であり、そこを素材としてX召喚します。「夢見るネムレリア」から手軽に2000バーンを飛ばせるのは面白いかなと思い採用。

・「超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ」

「グスタフ・マックス」に乗せるためのカード。2000バーンと合わせて合計14000ものダメージを叩き込みにいける脳筋。

・「R-ACEタービュランス」

お次は【R-ACE】。一度に最大4枚もの妨害、またそれに繋がるカードを用意することができ、雑なパワーで他のデッキとある程度渡り合えるのではと考えてる。最近の新規のおかげで、1ターン目から安定して出すことができるようになった。

・「R-ACEプリベンター」

デュエリスト・ネクサスで登場した待望の新規カード。レベル8なため、「ホップ・イヤー飛行隊」と合わせて「フルール・ド・バロネス」がかなり出しやすくなったのもポイント。S召喚については後述。

・「R-ACEエアホイスター」

【R-ACE】の中で最強カードになったかもしれない。詳しくは初動解説の時に話すが、これ1枚から安定して3、4妨害ぐらいは生み出せるようになった。

・「EMERGENCY!」

最強カードその1。なんでもデッキからリクルートできるし、「タービュランス」で伏せてくることも可能。墓地効果はおまけ、多分。

・「REINFORCE!」

最強カードその2。これのおかげで「R-ACEヘッドクオーター」の採用が1枚で良くなった。除去されても墓地効果で復帰させられます。

・「R-ACEヘッドクオーター」

一瞬触れたので解説。墓地か除外のテーマカード4枚をデッキに戻してドローする効果。どう頑張っても弱いって言えない。周りのカードのおかげでさらに強くなってる気がする。

・「ホップ・イヤー飛行隊」

度々話題にしてる相手ターンシンクロのカード。これを使ったS召喚のパターンとかは後ほど。

・「メルフィー・ワラビィ」

最強カードその3。【メルフィー】デッキの大黒柱。なんかやけにカード枚数が増えるでお馴染み。使う時は盤面のモンスター数に注意。

・「メルフィー・キャシィ」

「ホップ・イヤー飛行隊」や「メルフィー・ラッシィ」へとアクセスするためのカード。対面では見たくないね(NR並感)

・「メルフィー・ポニィ」

墓地の獣族を回収するメルフィー。「ホップ・イヤー」や「ラッシィ」あたりが対象。

・「メルフィーのかくれんぼ」

効果破壊耐性付与と、リソース回復を兼ねたカード。ネムレリアの上級も戻せるので、何度でも「寝姫楼」によるサーチが効く。

シンクロモンスター

シンクロモンスターは別枠で記述します。偶数シンクロを採用してます。

・レベル12「超越竜グレイスザウルス」

縛りなし12シンクロかつ戦闘破壊耐性もち。打点も3000越えと、エースとして場に出すのにぴったり。墓地の通常モンスター(今回は「メルフィー・ラビィ」)をデッキに戻せば、効果破壊されても復帰可能。

・レベル10「フルール・ド・バロネス」

言わずと知れた10シンクロ代表。蘇生したくなるレベル9以下が案外多いので、二つ目の効果も助かる。

・レベル8「アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン」

「バロネス」への繋ぎ。レベル2のチューナーしかおらず、役割がとても明確。

・レベル6「砂漠の飛蝗賊」

貴重なSチューナー。相手ターンシンクロと、あと謎のセルフハンデス効果がついてる。

・レベル6「甲纏竜ガイアーム」

墓地のSモンスターを回収するカード。同名カードも戻せるので、ループさせることも可能。そこまでデュエル続くことないけど。

・レベル4「水晶機巧-クオンダム」

「砂漠の飛蝗賊」同様Sチューナー。

・レベル4「うきうきメルフィーズ」

「ラッシィ」から飛んでくるバウンス持ちシンクロ。

・レベル4「虹光の宣告者」

こないだストレージから見つけたので採用。

ざっくり動き解説

このデッキは先手と後手でやることが変わってきます。まずは先手から。

想定される先手

・「エアホイスター」1枚初動
RーACEに新たに追加された初動パターンです。
まずはエアホイスター召喚。「EMERGENCY!」をサーチ。

「EMERGENCY!」で「ハイドラント」を特殊召喚し「エアホイスター」をリリース、「ハイドラント」で「タービュランス」をサーチ。

墓地のカードをコストに「タービュランス」を特殊召喚、効果で「ALERT!」ほか計4枚のカードをセット。

「ハイドラント」がいるので「ALERT!」が即発動可能。それにより、「プリベンター」をサーチ。

「プリベンター」を自身の効果で「ALERT!」を除外して特殊召喚。

これは【RーACE】の現在の基礎初動になります。とりあえず2妨害ほど。

・「メルフィー」初手
簡単です。「ワラビィ」出して終わりです。一応何が起こるのかだけ軽く図式を。

「ワラビィ」から任意の10シンクロが出せるという話はご存知でしょうか。
ワラビィからキャシィ&パピィ、そこからラッシィのサーチ&場にレベル2用意、ラッシィで「砂漠の飛蝗賊」をS召喚し、レベル2獣と合わせて「アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン」を出すことでラッシィを釣り上げられ、レベル10をS召喚できるというルートです。ラッシィとのS素材に、手札に戻ってきたワラビィ、キャシィ、パピィを使うことで、「アクセルスタダ」まで直行できます。が、パピィを残しておくことで「ポニィ」をリクルートしもう一度ラッシィを手札に持っておくことができます。

このルートでS召喚できるカードは
・フルール・ド・バロネス
・サテライト・ウォリアー
・神樹の守護獣-牙王
・時械神祖ヴルガータ
・相剣大公-承影
・天穹覇龍ドラゴアセンション
・DDD疾風大王エグゼクティブ・アレクサンダー
・涅槃の超魔導剣士
・氷水啼エジル・ギュミル
・深淵の神獣ディス・パテル
・ブラッド・ローズ・ドラゴン
・ブンボーグ・ジェット
になります。バロネス以外だと、「エジル・ギュミル」あたりが狙い所でしょうか。

後手は「インパルス」

RーACEが採用されている関係上、後手を取った場合の相手ターンもある程度動けます。とはいえ、「インパルス」を握っているパターンしかないのですが。

インパルスから可能なこととしては、
・2ドロー1捨て(ファイアアタッカー)
・裏守備化妨害(プリベンター)
・次ターン以降の初動確保(ファイアエンジンからエアホイスター)
といった具合です。
「ホップ・イヤー飛行隊」も所持していれば、レベル6、8、10シンクロを相手ターン中に出すことが可能です。

ホップ・イヤー飛行隊のシンクロパターン

このデッキで取れる「ホップ・イヤー飛行隊」(以下飛行隊)のシンクロパターンについて箇条書きで解説します。

・飛行隊+エアホイスター=獣神ヴァルカン、ガイアーム
・飛行隊+ファイアアタッカー=アクセルスタダ=バロネス
・飛行隊+レベル10ネムレリア=グレイスザウルス
・飛行隊+レベル2=アーデク

パターン数こそ少ないですが、1:1交換かそれ以上の働きができます。

実際に動かしてみて

5/6のAAオフで使用したのですが、「ネムレリアが出ない」の一言に尽きます。
最終的には「夢見るネムレリア」の降臨が目的なのですが、そこに行き着くまでにRーACEやメルフィーの高い自力によってなんとかなってしまうのが実情でした。デッキ内で用意していた動きは少ないため、想定外の挙動をしたとかは特にありませんでした。

おわりに

アイデア出しの時点で「RーACEとメルフィーは相性がいいだろうなぁ」と考えていたので、それが実証できたのは嬉しいのですが、「ネムレリア」を活かすという目的が果たせなかったので、もう一度別の角度から研究してみようと思いました。みなさんもぜひ触ってみてください。
デタベのリンクはこちらから。
http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/member_deck.action?cgid=760edf5d78a0b4785a4a221fd77268b6&dno=159&request_locale=ja

それではみなさん、また次回~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?