細野晴臣「TROPICAL DANDY」(1975)
70年代の日本の音楽シーン、その進化の過程において、ティン・パン・アレーの活躍が最も重要なことだったと思うのですが、特に1975年に発表されたティンパンが演奏に関わった3枚、小坂忠「ほうろう」、荒井由実「 COBALT HOUR」、そして細野晴臣「Tropical Dandy」は今でも燦然と輝く誉れ高き名盤で、確実に日本の音楽シーンを変革した3枚だと思います。
申すまでもなくティンパンとは細野晴臣(B)、鈴木茂(G)、松任谷正隆(Key)、林立夫(Ds)の4人をコアメンバー